ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

法事の日の交通事故

2006-03-13 15:12:11 | 暮らし
昨日は法事で実家に帰っていた。
夜、客はみんな帰り、兄は眠り、私たち女ばかりでのんびりお茶を飲みながら
お喋りをしていた。
テレビは「行列のできる法律相談所」の終盤で紳助のいつものトークが
炸裂していたが、そんなことはおかまいなしに女3人でこちらもお喋りに
夢中になっていたその時、後ろでドスッと、物が落ちたような音がした。
みんな喋りをやめて、いまの何?と顔を見合わせたが、
家の中でそんな音がするものもなく咄嗟に頭に浮かんだのが交通事故?!
実家は少し田舎で、特に昨日の夜は急に冷え出して非常に寒かったが
そんなことは考えず咄嗟にみんなで外へ飛び出していた。

田んぼを横切ってできた真っ直ぐの道なので見とおせて、
その約2~300メートルぐらい先に何やら2~3台の車、ひょっとしたら衝突?
鳴りつづけるクラクション、男の人の「大丈夫か~!!」といった叫び声が
一瞬闇にこだまして、人がそばにいるんだと思い少し安心して
あまりの寒さに一旦家のなかへ入った。
ところがそのクラクションがず~っと鳴りつづけて止まないので、
これは非常事態かもしれないと思って再び様子を見に外へ出た。
取り急ぎ姪が携帯電話を持って夜道を現場にかけていった。
こちらも何かあったらと思って外に出て様子をうかがいながら
姪に電話をするが電話に出ない。あきらめて切ったら、
間髪いれずに彼女から電話が入った。
その時点では鳴りつづけていたクラクションは止まっていた。
この間、多分6~7分ぐらいだったと思う。

彼女の報告によると、事故を起こした車は一人相撲で、
それも我が家の隣(といっても田舎なので100メートル近く離れているが)
の本家の息子だというのだ!え~~~っ
これには本当に驚いて、何度も確かめずにはおられなかった。
大慌てでスカーフを首に巻きつけ、薄着で素足だったにもかかわらず
大急ぎで現場にかけていった。
雪もちらつき始めてかなり寒かったが、親類の子と聞いた途端
走り出したときは寒さなんか忘れていた。
姪からの電話が入った時間は21時57分を記録していた。

暗いのでよくはわからないが現場はとにかくひどい惨状だった。
ガードレールと交通標識の間に車が突っ込み車の部品や
細かく砕けたガラスの破片が50メートル先ぐらいまで飛び散って、
かけつけたパトカーのライトに照らされて道路できらきら輝いていた。
交通標識も上のほうでバキッと折れ曲がっていた。何であんな高いところが?
車のオイルが私たちの方へ向かって流れてきていた。

運転者本人は挟まれて出られないでいるらしい。運良く、つぶれてるのは
助手席側で命には別状ないとのことだが確実な情報ではない。
彼は仲間と別れた直後だったらしく、その仲間やかけつけた親(家が近いので)
の呼びかけには応えてるらしいとの情報が入り少しホッとしたが、
救出に時間がかかるということを考えると気がきではなかった。
この日は祖母の25回忌の法要の日だったので、
雪が舞い始めた夜空に向かって
“おばあちゃん、彼を助けてください”とお願いをした。
音を聞きつけて近所の人たちがかなり広い範囲から
夜中にもかかわらず集まってきていた。

事故から15分くらいで救急車、それに続いて消防車3台(多分)が次々に到着。
担架が用意され、直ぐにレスキュー隊が運転者を運び出す作業にはいった。
心配してた救出は、思ったより時間がかからず
彼が担架で救急車に運び込まれたのが22時10分頃だったと思う。
救急車も発車し、まだ事故処理の作業は続いていたが、
命に別状がないことを知り気持ちが落ち着くと
急に寒さがこたえてきて大急ぎで家に戻った。
体は芯から冷え切っていた。
朝の法事から夜中の事故まで、いやあ、今日はホントにくたびれました。

話によると飲酒運転だったらしい。
家まで後わずかのところでの事故。
やはり「飲んだら乗るな」が鉄則ですね。
車を運転するみなさん、気をつけましょう。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「花より男子」DVDが来た! | トップ | だから野球は世界のスポーツ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暮らし」カテゴリの最新記事