本気でいい住まいをかんがえる

岡松利彦アトリエの風景
“こころ”と“からだ”が元気になる、居心地のよい場所をつくる日々の日記

確認申請の減免措置 茨城県日立市

2011-04-18 | アトリエ日記
茨城県日立市では、東日本大震災による被災住宅の建て替えの為の確認申請手数料を減免するそうです。

確認申請の手数料は、建物の規模(床面積)で決められているため、住宅では数万円ですが大きな集合住宅であれば数十万円になる場合があります。

少しでも被災地の復興に役立てば良いと思います。

他の被災地でもこういった減免措置はでてくるのではないかと思います。


富士吉田市の被災状況の調査

2011-04-17 | アトリエ日記
一昨日、地震被害調査で富士吉田市に行ってきました。
この地域は、3.11の東日本大震災の被害と3.15に発生した静岡県沖地震の影響を受けている地域です。

今回の調査では、石積みの擁壁などに若干被害があるものの建物には目立った被害はあまり無かったようです。

富士吉田市から見る富士山は、裾野が大きく張り出していてゆったりとした佇まいでした。


中曽根の交差点から見た富士山です。

被災状況の確認 柏市と鎌ヶ谷市&土浦市

2011-04-06 | アトリエ日記
4/4は千葉県の柏市と鎌ヶ谷市に、4/5は土浦市に被災状況の確認に行ってきました。

どちらも東京からさほど離れていない、都心への通勤圏内の地域ですが、かなりの損害か見受けられました。

一見外観は何ともなっていないのですが、よく観察すると地盤が隆起しその反動で基礎が損壊し床が傾いているお宅がありました。
また、壁に無数のクラック(亀裂)が入り、基礎の半数以上の部分に損傷が見られる物など様々でした。

阪神淡路大震災の時もそうですが、屋根瓦が多く施工されている地域でしたがたくさんの建物で棟瓦の破損が見受けられました。

明日は、津波の被害も報告されている千葉県の銚子市に行く予定です。

東京都内の被災建築物

2011-04-04 | アトリエ日記
平成23年3月11日、午後2時46分に発生した豊北地方太平洋沖地震による、都内での被災建築物応急判定の実施状況が発表されました。

判定によって、建物状態が「調査済」・「要注意」・「危険」3段階で認定されます。

都内でも危険(赤)建物が59件、要注意(黄)が137件、判定済み(緑)が252件あり、判定を要する建物だけでも計448件に上ったことになります。

私も、先週は都内の建物を廻って建物の調査を行いましたが、事務所の近隣(江東区)にもかなりの数の被災建物があるようです。
まだまだ、これから色々な状況が確認されてくるでしょう。






地震保険 損害認定

2011-04-01 | アトリエ日記
地震保険の損害認定で茨城県牛久に行ってきました。

住宅系の建物の地震保険は、保険料の50%を国が、残りの50%を保険会社が負担しています。

損害の給付を迅速に行うため、全壊・半壊・一部損・無責の四つに分けて診断します。

保健契約金の内、全壊は100%、半壊は50%、一部損は5%が支払われます。

生活家財についても、地震保険をかけていれば同様です。

判定には、現状の建物についてのみ行うため、工事店などの見積りなどは考慮されません。

今回の大地震では、全壊は航空写真を使用し、地域を指定して認定しています。

われわれは、指定地域外での仕事になると思います。

現在は、関東での被害認定が主ですが東北、北陸地方にも出向く要請が来るとおもいます。