本気でいい住まいをかんがえる

岡松利彦アトリエの風景
“こころ”と“からだ”が元気になる、居心地のよい場所をつくる日々の日記

「ここが素敵!江東区運河写真コンテスト」

2010-05-31 | エコリーダーの会&ことえこ(kotoeco)
環境フェアの展示に向け、最終打合せと確認を行いました。

応募総数は、120点を超え、応募者は60名を超えました。

少なくとも60名の方がここ数ヶ月、江東区の資源の「運河」に目を向けていただくきっかけになったことは素晴らしいことだと思います。

作品を通覧すると、十人十色、色々な運河の見方、捉え方があることが分かります。

是非、多くの方に見てもらえればと思います。

福岡県人会(ホテルグランドパレス)

2010-05-28 | アトリエ日記
5/26 ホテルグランドパレスのダイヤモンドルームで福岡県人会が行なわれました。

東京近郊のかただけではなく、福岡はじめ全国各地から参加がありました。

福岡地区、筑後地区、北九州地区そして私の郷里筑豊地区の四地区に分かれて着席式の会でした。

各市町村の長をはじめ、麻生渡 現福岡県知事や麻生太郎 元首相の顔もありました。

二時間ほどの懇親会で、余興もありとても楽しい会でした。

出身校の嘉穂高校からは100名強の参加者がありました。
高校の同窓会と違って、全く知らない方のお話が聞けとても有意義な会でした。




フラット35とフラット35S

2010-05-25 | 西小岩の併用住宅プロジェクト
西小岩の併用住宅は、賃貸(ワンルーム)+二世帯住宅の併用住宅です。

建築確認申請の詰めと実施設計のための打合せを行いました。

今回、住宅部分が全体の面積の1/2を超えているため、住宅部分の貸付をフラット35で行うことを当初から計画していました。
また、併せてフラット35Sでの仕様が可能かも検討していました。

フラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して供している長期固定金利住宅ローンです。
長期固定金利住宅ローンは、資金のお受取り時に返済終了までの金利・ご返済額が確定する住宅ローンです。
長期にわたるライフプランを立てやすくなります。

フラット35Sは、フラット35の借入金利から、当初10年間 年1.0%引下げ、11年目以降20年目まで 年0.3%引下げられると言うものです。

もちろん仕様や様々な用件がつくため、コスト高とプランの制約が出てきます。

フラット35Sの技術基準の概要
このうちフラット35の仕様をみたいしてかつどれか一つの基準を満たす必要があります。

◆省エネルギー性
省エネルギー対策等級4の住宅

◆耐震性
耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上の住宅
または免震建築物(※1)

◆バリアフリー性
高齢者等配慮対策等級3以上の住宅

◆耐久性・可変性
劣化対策等級3、かつ、維持管理対策等級2以上の住宅(共同住宅等については、一定の更新対策

今回は、最終見積りがまだ決定していないので、「省エネルギー性」と「バリアフリー性」の2本立てで審査を受けることになりました。


みどりのカーテン-07 摘芯(てきしん)

2010-05-25 | みどりのカーテン
摘芯(てきしん=ピンチ)しました。

摘芯とは、側枝を増やすために芽先を摘み取る作業のことです。

本葉が7~8枚頃、親づるの先端を切り落とします。
親づるというのは、真中から伸びているつるのことです。
ゴーヤーは親づるには沢山の雌花をつけないので、親づるを摘芯して、本葉の脇からでる子づるを増やしていくのが実をたくさん収穫するコツだそうです。

芯を摘むと、本葉の脇から新しいツルが伸びてきます。
勢いの良い子づるを横に育てていくと幅の広いカーテンができるそうです。

摘芯前。




摘芯した親蔓の先端。


摘芯後。

環境建築 緑の壁 門前仲町編 1

2010-05-19 | みどりのカーテン
門前仲町の歯医者さんです。
毎年、4月頃から9月頃まで外壁をツタが覆います。
毎年、毎年、・・・同じ時期に覆い始め、同じ時期に葉っぱが散ります。
冬場のコンクリート打ち放しの外壁が、春から晩夏にかけて緑で覆われます。
とても好きな光景です。
以前(2009/04/02)紹介した、蕣居(シュンキョ)は一年中月桂樹に覆われてますが、こちらは季節限定です。

環境やエネルギー、景観にとっては建物の外壁に蔦などの植物を這わせるのは有効なのですが、建物にとっては外壁やサッシ廻りの防水層の風化を助長すると言われてますが、この建物に関してはそれほど問題になっていないような気がします。
外壁状況などの推移を見守って行きたいです。

実は、外壁が雨漏りしていたお宅に蔦が張って漏水が止まったという例もあります。
蔦の葉が天然の箕の笠の役割を果たしたというものです・・・。

厚みや植物の種類などを考慮し、自然呼吸する外壁。
つまり、生きた植物だけで外壁を作るということも可能だと思ってます・・・。


みどりのカーテン-05 場所探しは敷地探し

2010-05-15 | みどりのカーテン
みどりのカーテン設置の為の場所を決定しました。

ベランダのコーナー部分に決めました。


地域的に風が強く、風を避けつつも日当たりや室内からの景観、安全面(できた実が風などで飛ばされても安全な所)などを考慮して決めました。

色々な条件を考えて敷地を探すことととても似ています。

既にある設置場所も条件的に全てが満たされているわけではありません。
厳しい条件の敷地に建物を計画するときと同じで、設置する場所が厳しくなればなるほど、新たな解決策を生かした新しいみどりのカーテンの形態ができるのではないかと思いました。


みどりのカーテン-04 ネット設置

2010-05-14 | みどりのカーテン
昨晩、仕事が終わってネットを張りました。


できてしまうととても簡単に見えますが、どこに、どのような方法で設置するかとても考えていて楽しかったです。
風が強いので、どのくらいの高さだったら安全か、足元はどうやって固定するほうがプランターにしっかりと固定できるのかなど色々な課題を解決して聞く家庭はとても建築の設計に似てました。

設備図と構造図(西小岩の併用住宅)

2010-05-14 | 西小岩の併用住宅プロジェクト
設備図面と構造図面のすり合わせ作業を行ないました。

地震や風の力(建物へ横へ加わる力)に抵抗するために、建物にバランスよく耐力壁を配置していきます。
耐力壁の作り方には、筋交いと言って柱と梁で囲われた四角の部分に材木を斜めに入れる方法と、構造用合板を四角の面に釘で止めつけていく方法があります。

外周部分の壁は、外壁の下地として使用でき、かつ耐力的にも倍率が大きく取れる構造用合板で作る事が多いです。
但し、外壁には窓以外に色々な穴が開けられます。
換気扇のダクトの穴、エアコンの冷媒管を通す穴、排水や水道を通す穴などです。
この穴が、構造用合板に開けられると、特別な対処をしなくては必要な耐力が確保できなくなります。

筋交いを使う耐力壁は、この手間などを考えると、筋交いを傷つけなければ自由に穴を開けられるためにとても有効です。

計画の段階で耐力壁に穴が開かないように計画して進めていくのですが、予期せぬ穴などがないか、設備図面と構造図面を照し合せてチャックしていきます。

場合によっては、耐力壁の位置を変えたり、構造用合板で計画していた壁を筋交い形式などに替えたりします。

このようにして、意匠と設備と構造が行ったり来たり連携して計画を進めていきます。

みどりのカーテン-03 苗床つくりと植え付け

2010-05-13 | みどりのカーテン
昨晩、夜中に苗床をつくりました。

新しい土と古い土を使いました。

古い土は、フルイで古い根っこや砂利、ゴミなどを取り除き使用。

プランターに二株ちょこんと植えました。


家づくりで言うと、苗床つくりは基礎を作る前の基礎が載る為の土の整備をする土工事、植え付けは建物の土台の基礎工事でしょうか。

基本図面の調整(西小岩の併用住宅)

2010-05-12 | 西小岩の併用住宅プロジェクト
西小岩の併用住宅の基本図面が進行しています。

GW前に設備事務所と構造事務所に基本図面と方針を伝えて、GW明けから徐々に設備と構造の図面が上がってきています。

意匠、設備(空調、電気、ガス、給排水など)、構造のそれぞれの取り合わせなどを調整しています。

今回は、住宅部分をフラット35Sを使用した融資を前提としているため、そのための仕様の調整も必要になってきます。

現場での手戻りが無いよう、慎重かつ迅速に作業を進め提案す。

また、並行して下鶴間プロジェクトは行政より質疑や指摘事項が挙がってきておりその調整も行なってます。

みどりのカーテン-02

2010-05-10 | みどりのカーテン
みどりのカーテン・キットが届きました。

江東区のみどりのカーテン・モニター100から宅急便で届きました。
・プランター(85cm)1個
・ネット留め3個
・鉢底の土(4L)1袋:底に敷き詰める砂利
・培養土(25L)1袋
・腐葉土(2L)1袋
・肥料(550g)1袋:ゴーヤの肥料
・ネット(1.8m×2.7m)1枚


これだけでは、使用するプランターの土の量が足りないので、以前買った「園芸の土」(5L)と使っていないプランターの土を手入れして足して使います。


苗は、ゴーヤを2ポット使用します。


仕事が終わって、夜に少しずつ(っと、言っても早くしないと苗が生長しすぎるので)、急いでセッティングします。

いえづくりと一緒で、形の無いところから形のある物を作る作業は何かワクワクします。

息子も脇で、何か面白いことが始まるのが分かるようで邪魔しているのか、手伝っているのか分かりませんが、ウキウキしている様子です。

みどりのカーテン-01

2010-05-09 | みどりのカーテン
本日、江東区の「みどりのカーテン」モニター100の講習会に行ってきました。

前半は、東京都農林水産振興財団の渋谷圭助氏による、「みどりのカーテンの効果」、「ヒートアイランドと温暖化現象」、「つる系植物の性質」などについて講義がありました。

興味深い話としていくつかありまいた。

東京都では、都民の人口の5%の野菜を生産しているそうです。
数字だけ見るとさほど多くないようですが、人口の5%は島根県の人口に匹敵するそうです。

芝生1㎡当たりの冷却効果は、夏場の住宅用エアコン3時間分の効果があるそうです。
つまり、東京都で勧めている小学校の校庭の芝生化はかなりの冷却効果が期待できるのです。

高木(いちょう)1本の冷却効果は、エアコン10台を12時間運転する効果があるそうです。

各家庭が、少しづつみどり育てていけばかなりの効果が期待できそうです。

後半は、今回みどりのカーテンで使われるゴーヤの育て方です。
ブランターの土つくりかた、苗の植え方、手入れ、そしてグリーカーテンのネットの設置などについての実践解説です。

実家では、庭でキィウイやトマト、ナス、きゅうりなど色々な野菜を作ってましたがベランダ菜園は(?)は初めてです。

いろいろと学びながら実践していきたいと考えています。


ことえこキャナルカフェ 

2010-05-08 | エコリーダーの会&ことえこ(kotoeco)
ことえこキャナルカフェの環境フェア出展に向け打合せを行いました。

出展の目玉である写真展の応募作品も順調に数を増やしており、目標の100点は可能かもしれません。

写真の展示方法やカフェのメニューなどを話し合い徐々にイメージを固めています。

みんな初めての経験ですが、楽しみながらやれればという思いは今も色あせていないので本番が楽しみです。