例年では、明日の博多祇園山笠のクライマックスである「追い山」に備えて、
舁き手たちは徹夜またはそれに近く、
博多の街では持ち上がりを見せているのだろうが、
今年はコロナの関係で延期された。
今は最高に盛り上がっている中洲川端商店街も
こんな垂れ幕が幾つか掲げられていて、いささか寂しいが、
来年へ向けての充電期間と思えば、と思う。
日本各地でのイベントや神事、祭り等が延期されている本年、
博多祇園山笠も延期されて良かったのではないかと思う。
今も第二波と呼ばれて、感染数が増えている状況であるし、
九州はこの雨で災害が起きている。
災害は、この異常気象で、来年以降も続く可能性があるので、
来年以降も予断を許さないが、コロナに関してはどうなのであろうか。
2,3年は、という意見もあるが、
来年はまた今年とは違う状況であると思うし、
今年も無理をして、博多祇園山笠をやり、
制限のある中で山を走らせても舁き手も観客もつまらないと思う。
制限ができる限りない中で、完全燃焼できるように山も走って欲しいし、
観客もそんな姿を見たいと思う。
今年は寂しい博多の7月となったが、
来年、その分のエネルギーを使って、山を走らせて欲しいと思う。
交流のある他の流(ながれ)の舁き手たちともそう話している。
早くコロナも、この雨も収まって欲しいものである。
にしても、清道旗が立つこんな後継の櫛田神社が見られるのも珍しい。