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ただの日記です

Mobile Atlas Creatorを使って地図データを作成する

2011-02-25 00:57:17 | PC関連

Galileo offline mapsで使用するカスタム地図データを作成するために、Mobile Atlas Creatorを利用します。
ココからダウンロードできます。JAVAで動くソフトなので、JAVAのランタイムが入ってない人はそちらもインストールしましょう。
実行時にSQLite絡みでエラーが出る人は、こちらから「sqlite-dll-win32-x86-3070500.zip」をダウンロードして、解凍したDLLをMobile Atlas Creatorの実行ファイルと同じフォルダーへ入れておけばOK…らしいです。

Mobile Atlas Creatorに関して、他に詳しく解説している方が居ますので、こちらを参考にしつつ、自分なりに設定。
まず、地図データを作る前に、必要な設定を行う。


(1) Settingsを選ぶと、設定画面が表示される。
[Display]タブのUnit SystemはMetricに設定


[Map sources]タブのGoogle Maps Language(hl parameter)は手動でjaと入力


[Tile update]と[Tile store]はディフォルト


[Map size]は最大値1048575を選択


[Directories]に設定したフォルダーにデータが作成されるので、空き容量が十分にあるディレクトリを選択


[Network]のNetwork connectionは8程度に設定。プロバイダによっては、一度に複数のコネクションで大容量のデータをやりとりするとP2P扱いされて帯域制限対象になったりするので、適当に変更して使う。ちなみにk-opti.comは8でも問題ありませんでした。

一通り設定し終わったら、OKを押して確定。

(2) Map sorceを選択すると、選んだサービスの地図データが右の枠に表示されるので、地図上で拡大縮小してみて、Zoom Levelを確認する。

Map sourceによって同じLevelでも表示内容が異なるので、好みで選択。
ツーリングに使うならLevel7から15ぐらいで十分に使えます。ツーリングマップルと同じようなエリア分けでデータを作る場合はこの辺りで作るのが無難。Level16以上は極端にデータサイズが大きくなるので、必要に応じて取り込み範囲を狭くして別データとして作成する方が良い。
私は日本全図をLevel6から13、地方広域をLevel6から15、都市部詳細はLevel15から19とし、必要に応じて使い分ける事にしました。
一つの地図データサイズを2GB程度までに収まるようにしておかないと、地図データの更新やiPodへの転送処理で泣きそうになりますしね。

地図は右クリックしながらドラッグすることでスクロールできます。取り込みエリア選択は地図上で左クリックしながらドラッグする事で行います。

(3) エリアを選択したらZoom Levelsで取り込みたいLevelにチェックを入れます(ちなみにGalileo offline mapsではLevel17までの地図しか表示できません。Level18以上を取り込んでも無駄になります)。

[Layer settings: custom tile processing]は利用しないので、チェックボックスは外しておきます。

(4) [Atlas Content]のName:に適当な名称(半角英数)を入力した後に、青っぽい丸の所(5)を選択して、(6)[Clear]をクリックして情報をクリアします。その状態で(7)Add selectionをクリックします。
すると、Zoom Levelsで選択したLevelのレイヤーがツリー状に表示(8)されますので、間違いが無いか確認。

(9) [Atlas settings]でFormat:を「Big Planet Tracks SQLite」もしくは「RMpas SQLite」を選択。私はBig Planet Tracks SQLiteを使っています。RMpas SQLiteは試してないので、動くかどうかわかりません。

(10) [Saved profiles]に適当な名前を入力して、(11)Saveをクリックして、今までのセッティング情報を保存します。

(12) [Create atlas]をクリックすると、地図データの作成が始まりますので、完成するまで放置。暇なら別地図のセッティング情報を作成しておいても問題ありません。
セッティング情報は保存しておけば、[Load]で呼び出す事が可能です。

データの作成方法は以上です。

追記:検索結果からこの記事を見に来ていただいている方が多いようなのですが、 現在のMobile Atlas Creatorの最新バージョン1.9.7では日本の主要な地図サイトからデータを取得する事ができなくなっています。バージョン1.8であれば、問題なく利用できるようなので、そちらを利用される事をオススメします。(2012.6.14)

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