お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

十五夜、見事なお月さんでした。

2018-09-27 08:58:37 | 日記

 

御園棚にてお茶事をしてみました。

御園棚では、濃茶はしないのですが、ちょっと工夫をしました。

日頃、お御足を痛めていらして正座が出来ず、お稽古が出来ない方がいらっしゃいますので、立礼の御園棚でしたら

なんとか出来るのではないかと思ったのです。

お床は

 「空翠」 大徳寺前官長 福富雪底老師 筆

待合は、

 「且座喫茶」 両忘庵 大木宗玄老師 筆

 濃茶の手前                                                                                          

   水屋さんが本日のお膳を作ってくれました。

お寿司、お吸い物(卵、シメジ、小松菜、)ゴマ豆腐、生姜佃煮、お客様皆さん車でお越しなので、今回お酒は

振る舞われず、ジンジャエールが添えられました。

香の物鉢は、沢庵漬け、小カブ、キュウリのヌカ漬け、ナスの塩漬け、生姜の甘酢漬けでした。

お菓子は、くりきんとんでした。いずれも写真撮るの忘れました。

 

後座では、お掛物がはずされ、お花に変わりました。

 虫籠に野紺菊を入れて掛けました。

お干菓子は、吹き寄せと琥珀でした。

 薄茶の手前

御園棚では、炭手前ができませんでしたので、お床に香合を飾りました。

 黒柿秋草蒔絵です。

教科書にはない、創作?茶事になりましたが、和気合い合いのうちに終えることができました。

 

みなさんのところでは、今年のお十五夜さんはいかがでしたか。

見事なお月さんを見ることが出来ました。

 ちょっと雲がかかってきました。

毎年のことながらのお十五夜さん飾り、ススキ、月見まんじゅう(お団子ではなくて)芋名月なので、里いもとさつまいも。

あとお豆腐、昔は大豆だったようなのですが大豆が手にはいらなくなってから、大豆の加工品であるお豆腐になったようです。

二十四日が中秋の名月で、翌二十五日が、満月と中秋の名月と満月の日付が一日ずれているようですね。

正式には、満月は、二十五日の昼間なのだとか。

お月さんをボーッとながめてました。

 

座間市にある、かにがさわ公園に彼岸花を見に行ってきました。

赤や白の彼岸花は最近あちこちで見かけますが、ピンクの彼岸花が咲いていると聞きましたのでね。

夏に咲く夏ズイセン、リコリスとは違うのでしょうか。

「葉見ず花見ず」や曼珠沙華など、一説には、方言を含めると1000以上もの呼び名があるといわれているそうですが、

当市のあちこちでも群生しているのを見かけます。

今年の開花は早くて、もう見頃を過ぎていましたが、とてもきれいでした。

こんな花も咲いていました。

 

庭では、

 玉スダレ?

 萩がもうこぼれ萩になってきました。

 キンモクセイが相変わらずいい香りを。

 柿の実がいっぱい色づいてきましたが、

ほとんどお猿さんがお召し上がりになります(笑)

 

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。

今日は寒いくらいに涼しく、まさしく秋雨の朝でした。

冬物をはおったくらいです。

実りの秋でもあります。

親戚から届く新米を首を長ーくして待っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

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ようやく秋の様相です。

2018-09-18 13:29:42 | 日記

 今週のお稽古も茶箱でした。

色紙点前、卯の花点前、月点前をしました。

生徒さんがお手作りの栗きんとんをお持ちいただきましたので、私もお相伴にあずかりました。

  秋の香りがしてとてもおいしかったです。

 

 

当市には、厚木演劇鑑賞会、略して「えんかん」があります。

現在323名の方が登録されているそうです。

私は会員として登録はしていないのですが、会員の方が都合で行かれない時、チケットを譲ってくださいます。

今回チケットをいただきましたので、行ってきました。

劇団俳優座『八月に乾杯』、小笠原 良知、岩崎加根子さんの二人芝居でした。

年齢の設定が同世代でしたので、見入ってしまいました。

面白かったです。

 

今年もまたこの時期がきました。

生姜の収穫です。

今年の作柄はまぁまぁ上出来。

佃煮にしました。

洗って薄くスライスして↑

生姜1K、砂糖500g、しょうゆ300cc、みりん酒少々、だし昆布(水に充分浸して刻む)を鍋にいれて煮こむ↑

途中、削り節20g程度入れ↑

最後に火を止めてから煎り胡麻を振りかけて出来上がり。

朝食のお供にいかがですか。

後ね、くちこさんレシピで生姜の料理がいっぱいあります。

ジンジャエールは大好評でした。

これから作るのが楽しみです。

 

庭は、

キンモクセイの甘い香りがただよっています。

白花愁明菊が咲いていました。

オオケタデ、イヌタデに続いてサクラタデも咲いてきました。

そんなわけで、今回の茶席にも、ヒゴドックリの花入れに、サクラタデを投げ入れてみました↓

  

我が家のお部屋の名前「萩山居」~しゅうさんきょ~に象徴される萩の花も咲きみだれてきました。

 

今年の異常なほどの真夏の日差しを感じていましたら、ここのところ空気がすみわたり風の色が変わり、

移ろいゆく季節を感じます。

 

秋も深まってくると、なんとなくもの悲しくなります。

野菜を育て、仏壇に供える花々を育て、静かにご先祖様に手を合わせると、

毎年のことながら、にぎやかに暮らしていた時の懐かしい思い出がよみがえってきます。

季節が移り変わる時は、えてして体調を崩します。

みなさま、どうぞ気を付けてください。

 

 

 

 

 

 

 

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ようやく秋の気配です。が。

2018-09-11 15:15:08 | お茶

九月に入って二週目、茶箱の稽古です。

今週は、雪点前、月点前、花点前、和敬点前でした。

生徒さんがご自分の茶箱をお持ち下さったので、今回は生徒さんのお茶箱でいたしました。

飛騨の春慶塗りのお茶箱でした。ほんとに蒔絵がほどこされた素晴らしい塗のものや、茶箱はいろいろありますね。

月点前で、茶筅を清め終わったところ。信楽四方紅鉢に銀瓶をのせて。

お花は、

長宗全籠に、愁明菊を一輪入れました。愁明菊は存在感がありますので、一輪だけあっさりと。

 

栗の実がたわわになっていました。

落ちている実を拾ってきて、早速渋皮煮を作りました。

熱湯に3時間ほどつけて↓

鬼皮を柔らかくしてから渋皮に傷をつけないようにして鬼皮を剥きます。

渋皮のついた栗をたっぷりの水に重曹を加えて火にかけます。

ゆで汁が黒くなったらゆでこぼし、水を替えてさらに10分ゆで、ふたたびゆでこぼしてあと15分ゆでる。

柔らかくなった栗を水にとり、表面の硬い筋やけばだちを竹串と指先で丁寧に取り除く。

たっぷりの水に栗を加え、分量の砂糖を加え、紙ぶたをして30分煮て冷ます↑

早速薄茶を点てていただきました。

できあがったものは、ビン詰めにして保存します。

右隣は、鬼皮をむくときに、渋皮に傷をつけてしまったものです↑

体裁はわるいですが、破れた渋皮から煮汁がはいって、あまくてとてもおいしいですよ。

私のいちおしです。

クリの実の隣りで、もうスダチがなっていました↓

その隣りで、カボスも↓

いまのところ、どちらがどちらかわかりませんが、しばらくすると、カボスはもう少し大きくなって黄色くなり、

スダチはほぼ今の大きさどまりです。

爽やかな香りがいいですね。

 

そろそろ大根や白菜、葉物を蒔く時期です。

農園に行ってみましたら、すごい草、草、草

これは半端な気持ちではきれいにできず日を改めましょう。

ついでにもう終わりかけていたピーマンととうがらしを根もと抜いてきました。

でな、何にするのかって。

葉っぱだけちぎって、葉とうがらしの佃煮にしようっていうわけ。

独特の風味があって、あたたかいご飯にいけますよ。

葉とうがらしの佃煮用の、いわゆる葉とうがらしがあるのですが、これでも結構な風味があります。

 

庭にも秋の花が咲いてきました。

 シュウメイギク

 ミヤギノハギ(紅)

 ミヤギノハギ(白)

 コムラサキシキブも色づいて。

 

ここ数日気温も24,5度と低め、ちょっと涼しく感じられます。

でもまだまだ、残暑厳しき折、なんて手紙に書くこともあるのでしょうね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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台風一過、秋の訪れが、と思いきや、また暑さが。

2018-09-04 17:19:34 | 日記

皆様、台風は大丈夫でしたか。

暑い暑いと連発してきた夏もようやく終止符を迎えるかと思いきや、

またまた暑さがぶりかえし、今日も暑ーい!しかしながら私のお財布はうらはらに、お寒ーい、状態です。

洗濯機が壊れ、その上エアコンも壊れ、予定外の出費でした。

エアコンは、娘の部屋と生徒さんが身支度を整える為の部屋とのセパレート型でしたので、ちょっとお値段も高め。

しばらくはお財布のチャックを硬くしなければ。

 

九月に入って初めてのお稽古です。

 「和気満清堂」

 お花は秋の花を宗全籠に入れました。

ヤハズススキ、紅白ミズヒキ、ホトトギス、シュウカイドウ、オオケタデ、シュウメイギク、キキョウ。

八月はお稽古をお休みしましたので、今月いっぱい茶箱のお稽古をしようと思います。

今回は、卯の花点前と色紙点前、御所籠のお稽古でした。

 

宗全籠にも入れましたが、ホトトギスが咲き乱れてきました。

ホトトギスの花といえば、思い出したことがあります。

昨年ホトトギスの花が咲き始めたころ詠んだ歌です。

    ~線香の たゆとうあたり ホトトギス 逝きし命の 宿るが見ゆ~

恥ずかしながら(笑) お粗末様でーす。

 

 

声楽家小田切一恵さんのコンサートに行ってきました。

近所にお住いの声楽家、赤堀洋子先生のお嬢さん、昔、娘もお世話になっておりました。

NHK素人のど自慢の司会をされている小田切 千君はお兄様です。

今年は五周年だったそうで、例年よりも趣向がこらされて素敵なひとときをいただきました。

 

数か月前に発酵させたお饅頭の酒も残り少なくなりました。

冷蔵庫の中とはいえ、発酵力もよわくなってきますので、蒸しまんじゅうをつくって、今夏のおまんじゅう作りも終わりにしました。

以前もUPしたことがありますが、甘納豆をいれて成形し、蒸してスライスしたものです。

ふっくらと膨らんだ生地に風味がありますので、結構おいしくいただけるんですよ。

たっちゃんがだーい好きなんです。

もう一つ終わりにしようと思っているのが、ゴーヤ。

今年は豊作。穫ってもとってもとりきれず、お嫁ちゃんちにばんたび配達してもあきられてしまいそうで。

周りの農園さんもみなさん作っておいでで。

刻んではジップロップにいれて冷凍しました。

時期はずれに、冷凍のまま豚肉などと炒めておいしくいただけることはいただけるのですが。

冷蔵庫の冷凍室も冷凍庫ももう満杯。

おひとりさまなのにねぇ。

もう畑でほっとこうと思います。

そうそうもう一つ終わりにしようと。

強力粉がまだ袋に残っていて、こちらももう終わりにしようとカステラを作りました↓

 

友人から先日ニンニクを沢山いただきました。ブログのお友達のmcnjさんからいただいたムー大根が大分大きくなって

いましたので、カクテキを作ってみたんです↓

りんごや人参、ニンニクをすりおろし、塩コンブなどもいれ、お酢や調味料をいれてたれをつくり、漬け込みました。

まんずまんずのお味でした。

 

四季の移ろいと共に、まわりの景色が彩を変えてきます。

秋虫の鳴き声に癒される時ももうすぐです。

今年の十五夜さんは九月二十四日だそうです。

きれいな仲秋の名月を見ることが出来るでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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