御園棚にてお茶事をしてみました。
御園棚では、濃茶はしないのですが、ちょっと工夫をしました。
日頃、お御足を痛めていらして正座が出来ず、お稽古が出来ない方がいらっしゃいますので、立礼の御園棚でしたら
なんとか出来るのではないかと思ったのです。
お床は
「空翠」 大徳寺前官長 福富雪底老師 筆
待合は、
「且座喫茶」 両忘庵 大木宗玄老師 筆
濃茶の手前
水屋さんが本日のお膳を作ってくれました。
お寿司、お吸い物(卵、シメジ、小松菜、)ゴマ豆腐、生姜佃煮、お客様皆さん車でお越しなので、今回お酒は
振る舞われず、ジンジャエールが添えられました。
香の物鉢は、沢庵漬け、小カブ、キュウリのヌカ漬け、ナスの塩漬け、生姜の甘酢漬けでした。
お菓子は、くりきんとんでした。いずれも写真撮るの忘れました。
後座では、お掛物がはずされ、お花に変わりました。
虫籠に野紺菊を入れて掛けました。
お干菓子は、吹き寄せと琥珀でした。
薄茶の手前
御園棚では、炭手前ができませんでしたので、お床に香合を飾りました。
黒柿秋草蒔絵です。
教科書にはない、創作?茶事になりましたが、和気合い合いのうちに終えることができました。
みなさんのところでは、今年のお十五夜さんはいかがでしたか。
見事なお月さんを見ることが出来ました。
ちょっと雲がかかってきました。
毎年のことながらのお十五夜さん飾り、ススキ、月見まんじゅう(お団子ではなくて)芋名月なので、里いもとさつまいも。
あとお豆腐、昔は大豆だったようなのですが大豆が手にはいらなくなってから、大豆の加工品であるお豆腐になったようです。
二十四日が中秋の名月で、翌二十五日が、満月と中秋の名月と満月の日付が一日ずれているようですね。
正式には、満月は、二十五日の昼間なのだとか。
お月さんをボーッとながめてました。
座間市にある、かにがさわ公園に彼岸花を見に行ってきました。
赤や白の彼岸花は最近あちこちで見かけますが、ピンクの彼岸花が咲いていると聞きましたのでね。
夏に咲く夏ズイセン、リコリスとは違うのでしょうか。
「葉見ず花見ず」や曼珠沙華など、一説には、方言を含めると1000以上もの呼び名があるといわれているそうですが、
当市のあちこちでも群生しているのを見かけます。
今年の開花は早くて、もう見頃を過ぎていましたが、とてもきれいでした。
こんな花も咲いていました。
庭では、
玉スダレ?
萩がもうこぼれ萩になってきました。
キンモクセイが相変わらずいい香りを。
柿の実がいっぱい色づいてきましたが、
ほとんどお猿さんがお召し上がりになります(笑)
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。
今日は寒いくらいに涼しく、まさしく秋雨の朝でした。
冬物をはおったくらいです。
実りの秋でもあります。
親戚から届く新米を首を長ーくして待っています。