マイブログに最近コメントをくださるようになった”こまめさん”が、我が家をお訪ねくださいました。
なんと3年も前から覗いていてくださったようで、もしかしたらこまめさんの家から我が家は近いんではないかと感じていらっしゃったようです。
そして今日訪ねてきてくださいました。うれしかったです。
御年60?歳のチャーミングで物静かな方でした。
私と同じ茶道を嗜まれる方で、なんと私のもとに入門なされたいとのこと。
恐縮してしまうようなお言葉に、どうぞ、こんなところでよろしかったら、と申しあげてしまいましたが、
ほんとに頼りないお福先生ですので、どうなることやら。
どうぞよろしくお願いします。
11月、炉開きの季節になりました。
炉開きはお茶では正月といわれています。
炉開きの行事は、私の体調が万全ではなかったので、すべて生徒さんがしてくださいました。
お席の設えや、お料理もすべて生徒さんがしてくださいました。だからこそ画像に収めておきったかったのですが、カメラも構えることもしなかったんです。
ですので炉開きの画像が残念ながらありません。
亭主さん、お水屋さん、お客様、ほんとにご苦労様でした。
感謝です。
昨日は四ヶ伝のお稽古をしました。
十一月によくつかわれる「松無古今色」 ~まつにここんのいろなし~
対句に「竹有上下節」 ~たけにじょうげのふしあり~
竹には上下の節があり、松は四季を通じ千載を経て変わらぬ緑を茂らせる。
おのおの差別と平等をあらわし、両々相俟つ真実のすがたを示している。
お花はヤマボウシの照葉に西王母、花入れは常滑焼き
炉開きの時季なので、お壷を飾りました。
次回、口切ですので葉茶上合のおけいこをしようと思います。
炉縁も赤松蒔絵の炉縁を設えてみました。
お釜は、阿弥陀堂釜です。
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寒くなると火が恋しくなります。 炭火の暖かさはほっこりとします。
お釜に湯がたぎり、白い湯気が立ちのぼりますと、遠い子供の頃の囲炉裏端が懐かしく感じられます。
四ヶ伝の盆点の設え。茶入れは、伊達家伝来の岩城文琳(写し)、仕服は、鳥襷緞子です。
繰り返し繰り返しのおけいこですが、生徒さん、お休みすることなく、がんばっています。
ほんとにありがたいことです。
スダチがもう黄色みを帯びてきてしまってました。
スライスして料理のつけあわせにして香りを楽しみたいと思います。
秋なすが大きくなって割れてしまっているものもありました。
この時季のなすは触っては硬いですが、一旦熱が加わるととても柔らかくなります。
シンプルに素揚げをして、とろみあんを掛けてみました。
しばらく農園に行けなかったので、大根や白菜、ニンジンやこかぶなど、そして、ムー大根、おそばがどうなっているのか。
心配でもあり、楽しみでもあり。