一年中で一番寒いと言われる二月。
お客様に、少しでもあたたかくしていただこうと、裏千家では、大炉の設えになります。
そして、この時期よく使われるお棗が、”梅月棗”です。
「月夜に浮かぶ梅花をシルエットで描き込み、伝統の中にもモダンな作風が映える逸品。
また、月光の一部のみを描くことで、この作品世界に広がりが生まれ、絵画的な要素を醸し出しております」
と、添え書きがしてありました。
蓋裏の花押は、裏千家第十四代淡々斎宗匠
長男が独立し、次男が相次いで独立し、そして長女が一人暮らしを始め、主人とも別れ・・・・・
あき部屋となってしまった二階の部屋。
ガラス戸越しに、春めいた陽の光がさんさんとふりそそぎ、
賑やかだった頃のことを思い浮かべながら、いつしか・・・うつらうつら・・・
”ふるさと”のメロディの着信音、携帯電話が鳴った。
私のことを、いつも何かと気遣ってくれる友人からです。
”ホームページ、見たよ”
そう、ホームページつくったんだっけ。
体調崩したりなどして、忘れかけていました。
更新がブログのようではなく、一手間かかるので、ＵＰしてからもうそのまんま。
自分で自分のホームページを開いてみました。
思わず、ウフッ。
”茶の湯”では、リンクなども設定して。
拙い文章で、恥ずかしいやら、おかしいやら。
こんな事も書いたんだね。
今では、身辺少し変わりました。
もう記念にこのままにしておくつもりです。
月日のたつのは早いものですね。
娘のお雛様をかざりました。
付属品が付けては落ち、落ちてはつけてやっとおさまりました。
お部屋が華やぎますね。
こちらは、私が私のために作った木目込み立雛、
女雛をちょっとミスったところがあります。
飾るたびに気になりますが、作った者でしかわからない・・・
と、思い込ませてます。
