風天のあれこれ日記

音楽や映画が好きです。

本谷有希子のオールナイトニッポン

2007年11月30日 | ラジオ

2007年

11月23日(金)の『オールナイトニッポン』は、待ってました~!の本谷有希子だった。
レギュラー放送が終了して以来、1年8ヶ月ぶりに、一夜だけの復活。

もうね、このブランクが吹っ飛んじゃったような、最初から無かったような、変わらなさ。
CM明けのジングルが同じだし、番組エンディングはアンターグラフの「君の声」だし、
なにもかもがいままで通りで、それがなによりすごく嬉しいことだった!
またやってもらいたい。ぜひぜひ(笑)。

いや~それにしても楽しかったなぁ。2時間が「あっという間」だったよ。
レギュラー放送が終わってから、あれやこれや露出や話題がどんどん増えて
たぶん人気や評価や注目度はどんどん上がってきたはずなのに、
番組ではいままで通りのあのトークで、相変わらずドタバタやっていたもんなぁ。
ラジオとか生放送とかに慣れていないのかもしれないけど、
聴いてるほうとしては、そこがいちばんの魅力なので、今のままでいてもらいたい。
夜中だっちゅーのに何度か、声上げて笑っちゃったし、楽しいよ。
またの放送に期待しよう!


『ただ、君を愛してる』

2007年11月18日 | 映画

2007年

11月17日(土)、映画『ただ、君を愛してる』をWOWOWで見た。
めがねの宮崎あおいがすごくかわいいので、気分よく浸って見ていたら、
後半、舞台がニューヨークへ移ったときに「ちょっと待って!」と思った。
これ、『恋愛寫真 Collage of our life 』(2003)と同じじゃん!・・・と気がついたのだ。
あっちは少しミステリアスで、こっちは素直な純愛ドラマで、作品の世界観は違うけど
主人公2人の設定や物語の流れが、パクリを通り越して「同じ」なんだよね。
ええええぇぇぇぇ~~~~~。 どういうことぉ~~~?????

見終わったあとからすぐにネットで調べたよ。
そして、僕が知らなかっただけで、この2作品は大きな関連があったことがわかった。

出発点は映画と小説を同時に作り発表しよう、というコラボ企画。
タイトルは『恋愛寫真』。主人公は瀬川誠人と里中静流。2人のキャラや設定も同じ。
ストーリーの本筋も同じで、それを映画は堤幸彦が撮り、小説は市川拓司が書く。
そして、その小説のほうを映画化したのが、この『ただ、君を愛してる』だったのだ。
だから、ストーリーは同じだし、主人公2人の名前も設定も同じだったのだ。

         
               / 映画  『恋愛寫眞 Collage of our life』 堤幸彦(監督)
『恋愛寫眞』 コラボ企画
               \ 小説  『恋愛寫眞 もうひとつの物語』 市川拓司  
                        ↓
                      映画化
                        ↓
                      『ただ、君を愛してる』 


整理するとこうなる。

まぎらわしいというか、わかりづらいというか、説明が足りないよ。
しかも、映画化にあたりタイトルも変えてるし、これじゃあ、わからないよなあ。
なにも知らずに映画館で見た人のなかには、同じようにびっくりした人もいたと思う。


             『恋愛寫眞』   『ただ、君を愛してる』

瀬川誠人   →   松田龍平     玉木宏  

里中静流   →   広末涼子     宮崎あおい


ところで、この2作品で主人公の2人を演じているのがこの人たち。
同じ人物を演じているので、作品としてではなく、
それぞれの演技やキャラを較べてみるのも面白いと思う。
  


『サッド・ヴァケイション』

2007年11月17日 | 映画

2007年

11月上旬、青山真治監督の最新作となる映画『サッド・ヴァケイション』を見てきた。
アート寄りで、作家性が前面に出ている作風ではなく、すごくわかりやすい作りに驚いた。
こういう映画も撮れるんだな~と思ったよ。

この映画が見たいと思った理由はごく単純なところにあって、
『ユリイカ』(2000)の梢(宮崎あおい)が、この作品に再び登場していることを
なにかの映画紹介で偶然知って、彼女の「その後」を知りたい・・・と思ったんよね。
ただそれだけだった。
ところが、見に行く3日前になって、ネット上でこれまた偶然に、
これは『Helpless』の続編であり、主人公も同じく健二(浅野忠信)である・・・ことを知る。
おいおい、昔、WOWOWの青山真治特集で見たと思うがすっかり忘れてるぞ!
こりゃまずいぞ・・・てことで、すぐにレンタル店にダッシュしてDVDを借りてきて、
見に行く前日の夜に鑑賞。
いや~これは見ておかないといけない作品だったわ。間に合ってよかった(笑)。

そんなドタバタがあって、見に行ったこの映画。
導入部も最後の着地点も、こちらの予想や期待とは全く違う方向へ向かっていたから
びっくりしたし、もやもやしたし、どうも満足しきれなかった。
青山真治監督は、女性がもつ「母性」を描きたかったそうだけど、
「すべてを包み込む大きなもの」・・・という意味での母性を表現したつもりが
「すべてをとりこんでいく大きくて強いもの」と伝わるように仕上がってしまってた。
だから見終わったあと、あたたかい穏やかな気持ちにはならず、
「女性は強い」「女性は怖い」という印象が残って、なんか落ち着かない気分になった。

作風はわかりやすくなったのに、あっちこっちでちょこちょこ説明不足なのも欠点。
思わせぶりなシーンを出しておいて、それがなんの伏線にもなっていないとか、
なにかありそうなのにそのエピソードは描いていないとか。
健二の物語で、その主軸はブレていないけど、よけいなことをしているよね。
これは青山真治監督が1人よがりになってしまった結果なんだろうと思う。

期待が大きかっただけに、どうしても粗探しみたいな感想になっちゃうな~。
出演者はみんな演技が上手いし、見せるカットもあるし、音楽も良かった。
オール北九州ロケで、あの土地の空気感まで自然に伝わってきた。
浅野忠信とオダギリ・ジョーの2ショットなんて、スクリーンで見ると凄いよ。

もっと良くなる、良くできる作品なのにな~、もったいないな~という印象なんだけど、
レンタルに並んだら、借りてきてもう一度見てみようと思う。
違った見え方、感じ方になるかもしれない。



鬼束ちひろのオールナイトニッポン

2007年11月14日 | ラジオ

2007年

11月5日(月)の『オールナイトニッポン』は鬼束ちひろだった。
一夜だけのスペシャル企画。
テーマは「鬼!人生相談!」ということで、事前にメールを募集して、
そのなかから彼女が選んだ人たちと生電話で話す、というものだった。

重いでもなく、浮かれてるでもなく、落ち着いていて、普通に会話していたから、
彼女の状態が良好なのがわかって安心できたし、聴いていて楽しかった。
まあ、ラジオだから緊張や萎縮することがなく、いつものままでいられる・・・てのも
あったんだろうと思うけど、精神的に安定している様子だったね。
本人は飾ることなく「素」のまんま・・・て感じで、自宅でしゃべってるような雰囲気。
「休養中はなんにもしないで、ダラダラしてましたねぇ~」・・・と、言ってみたり。
実際はそんなことはなかったはずだけど、そう言えてしまえるくらい「素」のまんま。

なにも構えていなくて、自分をつくってなくて、
ありのままの自分を解放していたから、なによりそれがいちばんよかった。
だから電話相談も考え込むことなく、サバサバと自分なりのアドバイスを話していた。
恋愛相談には、最後に付け足すように「女の武器を使うといいよ、泣くといいよ」なんて
言っていて、聴いてるこっちがちょっとびっくりしたよ(笑)。
素はこういう人なんだな~と思った。

4年10ヶ月ぶりにリリースされたニュー・アルバム『LAS VEGAS』は、
飾りっ気がなく、地に足がついているのが実感できる、穏やかで素直な作品だった。
リハビリであると同時に、自分にまといついたイメージを払拭できた1枚で、
そのことが「作ってよかった作品」だなぁ・・・と思った。
これから先は、「ありのままの自分」で音楽づくりが出来るはずだ。良かった。




春日池

2007年11月13日 | 日記

2007年

11月4日(日)、福山の春日池公園へ行った。
近くまで行ったついでに寄ってみたんだけど、なんと池の水がない!
池の底には大きなパイプがあり、ダンプや重機があって、大掛かりな工事をやってる。
いや~水のない春日池公園なんて初めて見たよ。大きな池だからすごい光景。
なんなんだこれは???

ここへくるといつも池のまわりをぐるっと一周、のんびり歩くんだけど、
この日はいつもと違う風景なもんだから、ず~っと池を見ながら歩いていた(笑)。
どこから見ても「いや~すごいなぁ・・・」と思ってしまったもんな~。
天気のいい日曜日の午後、ここだけ日常からすごく浮いた(?)光景があって、
まわりの風景とのミスマッチ感が面白いと思ったし、不思議な風景だった。

日曜日だから作業は休みで、誰もいないし、ダンプも重機も置いてあるだけだったけど、
ふだんはけっこう作業の音がしてるんだろうね。
すごいもん見ちゃったよ。


レッド・ツェッペリン

2007年11月11日 | 音楽

2007年

11月2日(金)、『ロッキング・オン』12月号を買った。
表紙はロンドンで「一夜限りの再結成ライブ」を行なうレッド・ツェッペリン。
新編集のベスト盤やライブ映画の完全版DVD発売もあり、中身の濃い特集を組んでる。
編集長(粉川しの)を差し置いて、社長(渋谷陽一)の独断か?・・・と思ったら笑えた。
力の入った一文を特集ページの最初に書いてるしなぁ(笑)。

僕はとくにツェッペリンのファンではない。
だけど、何かがあると衝動的に行動に走ってしまったことが過去にある。
大学1年のとき、NHK-FMで1971年のBBCライブが放送されたとき、
「あ、これは録音しとかなきゃ!」と思い、カセットに録って、その後、何度も聴いた。
その翌年、ライブ映画『永遠の詩』の上映会が大阪フェスティバルホールで行なわれ、
「ツェッペリンの映画じゃ~、行こう行こう!」と同じ下宿の友人を誘って2人で行った。
全盛期のライブだし、有名な映画だし、単純に「見たい!」と思ったんだよね。
1990年にジミー・ペイジ監修によるCD4枚組BOXセットが発売されたときは、
選曲を見て「完璧!」と思い、「ああ~これ欲しい!」と思った。
1万円で高かったからすぐに手が出ず、そのうちに・・・と思っていたら絶版になって、
これはいまでも心の片隅で後悔していたりする。
1994年にそのジミー・ペイジとロバート・プラントが組んで「ペイジ・プラント」名義で
アルバムを出したときは、「おお~聴きたい!」と思い、すぐに買いに行った。
なにしろツェッペリンのギターとヴォーカルが組んだのである。そりゃ聴きたいさ(笑)。
1997年には、ツェッペリンの1969年と1971年のBBCライブが2枚組CDで発売。
これもジミー・ペイジ監修によるもので、これはもう、発売日に買いに走った!
DISK-2の1971年ライブは、昔、カセットに録音して愛聴していたやつだからね~。

映画を見に行ったとき、単純に「ジミー・ペイジのカッコよさ」に魅了された僕は、
ロビーで売ってたジミーの写真を1枚買って帰り、
それを大学卒業までず~っと部屋の壁に貼っていた。
単純に「ギターを弾いてる姿」がカッコよかったので、外見でハマッた・・・てことなので、
これでツェッペリンにハマるとか、ファンになった・・・なんてことにはならなかった。
1990年にBOXセットが発売されたときは、渋谷陽一がNHK-FMでやっていた番組で、
ポール・マッカートニーの最新ライブ盤と2大特集をやり、これもカセットに録音した。
これも何度も何度も聴いた。

ファンではないので、ふだんは全く聴かないのに、
それでもこんなふうに行動に走らせてしまうもの、そういう衝動を沸き起こさせるもの。
それがレッド・ツェッペリンの「魔力のような」カリスマ性であり、魅力なんだろうと思う。
目に見えない巨大な「魅きつける」力があるのだと思う。

『ロッキング・オン』の特集を読んでいたら
『フィジカル・グラフィティ』(1975)が聴きたくなってきて、ガマンできなくなって、
TSUTAYAへ借りに行ったら、置いてなかった。





作成

2007年11月10日 | 日記

2007年

なんとか出来上がった。やれやれ。ちょっと一休み。
gooが閉鎖になってBloom-sへ引越したのに、そこも閉鎖でまた引越し。
それで、ブログを作ったんだけど、そこには掲示板が無いので、ここを作った。
なので、リンクでつないで、日記は同じものを載せていこうと思ってる。
いろいろ書くのを楽しみたいだけなので、これだけでいいのだ。