Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

東京寿司屋めぐり @ さわ田

2011-03-31 20:22:35 | Restaurant/Bar/Cafe
東京ツアー最終日の日曜日。
お昼に伺いましたのは、2度目の訪問になるさわ田さんです。

前回はかなりの衝撃を受けて、
さわ田さんのおかげでこんなに江戸前鮨にハマったといっても過言ではありません

しっかりとかなり強めのシャリなんですが、食後に塩感が舌に残るということもなく、
また、ネタの熟成感なんかは、
あまりうまい鮨に出会っていなかった当時の私をノックアウトしたのでした。

こちらは前日の土曜日にお店からお電話いただき、
「あ~さわ田も休業か・・・」と思ってでたら、
店はやるんですがキャンセルのお客様が多いので一応確認の電話・・・ってことでした

予約の12時に伺うと私のみ。
すぐ後にアジア人の常連おひとり様が来て、
お客さん、2人だけでした。
こんなに空いてるさわ田さんを体験できたのは意外とラッキー。

こちらは撮影禁なので、
文字のみでご紹介。

前回は握りのみのコースでかなり満腹でしたが、
今回はつまみからにチャレンジです。

日本酒を1合頼んでスタートです。

まずはカウンターに南天の葉とわさびの葉が置かれます。
そしてマイクロトマトとワサビ。

ワサビの葉におつまみやお刺身が置かれていきます。

茹でそら豆
ヒラメ その縁側
アオリイカ
蒸しアワビ
煮タコ
子持ちの白魚の酒蒸し
サバ
ばちこ
巻物(カスゴと菜の花、キュウリ、茗荷、ゴマ)
大トロ炙り(土佐清水204㎏、水曜に揚がったもの)

ここまで、もちろん全部おいしかったんですが、
特に印象に残ったのは、
とても甘くてふわふわだったアワビ、
塩気がちょうどいいバチコ、
そして揚がって4日とは思えない濃厚な大トロ。
このマグロは、全然違う魚を狙った網にたまたまかかっていたもので、
その網にマグロがかかることはかなり珍しいことだったらしく、
「いま思えば魚たちは地震を感知していつもと違う動きしてたのかも」と大将。

ワサビの葉と南天の葉が取り除かれ、
ここから握りです。

ヒラメこぶ〆(2時間)
スミイカ
赤貝
アジ(脂が甘い!)
ヅケ
中トロ
中大トロ
大トロ
小肌 (最初「あま締め」と思うのですが後からキューンとコクのある酢、そして余韻もじわじわ)
煮はまぐり (少し塩味が強い)
車エビ
サヨリ(1時間締)
カツオ (ちょっと弱かった)
子持ちヤリイカの印籠づめ
ミル貝 (ちょっと温度が冷たかったけどそれも打ち消すぐらいの旨さ)
ウニ (歯舞だそうですが、ちょっと弱かった)
アナゴ 塩と詰め
玉子 (相変わらずのねっとり感!)
ほおずき。


2回目だからか、地震の影響か、はたまた時期的なものなのか・・・・・
と思わせる、ちょっと絶頂感不足な感じでした。
特にカツオは、口に入れた瞬間にアレ!?物足りない・・・・と思って、
それが顔に出たのか、
「あ、すいません。いつもカツオは燻してから1日ぐらい置くんですが、
 これは今朝あわてて燻したからちょっと弱いかもしれません」と大将。
なるほどね・・・

握りの数も18貫と、さわ田さんにしては少な目だったし、
女性だからということで気を使っていただいてシャリ小さ目だったし、
なんか前回並みの満腹を想定していったわりにはおなかに余裕あり、
追加しようかな~と思ったんですが、
お値段がどうなるかビビッて頼みませんでした

しんとした中で食べるといった印象のさわ田さんですが、
今回はお客が2人ということもあり、
終始和気藹々なムード。
外人さんとの英語で寿司トークも楽しかったし、
札幌の寿司屋について大将と話したりと、
とても楽しいお食事でした。

前回6月訪問時のひざ掛けはアジサイ、
今回3月はチューリップでした。
また来年、月を変えて訪問して、ひざ掛けコレクターになります

お会計は他の銀座の鮨屋と比べて2倍です。
なかなかいけません
ははは~。






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