六年生が体育館からようやく出て、体育館には残された下級生のため息と空席になった椅子、シンプルだけど、送る会を盛り上げた飾りつけが目に入った。下級生が昨日遅くまでキャッキャッしながら飾り付け作業をした時の声が、静かになった体育館に、いつまでも聞こえていた。別れは悲しいけど、彼らは、これから青春ロードを突進して、荒波にもまれ、いばらの道を乗り越えながら生き抜き、一人ずつ異なる個性の花をいっぱい咲かせるんだろう。これからも卒業生に対する応援を続けよう。「子育ち」「教育」とはそんな繰り返しの営みである。だから、教育は苦しいものではなく、本来楽しいものであるはずだ。
卒業に別れがあっても終わりはないものだ。ほんとに、今日は「卒業を送る会、おめでとう。」と思った貴重な45分間だった。
卒業に別れがあっても終わりはないものだ。ほんとに、今日は「卒業を送る会、おめでとう。」と思った貴重な45分間だった。