昨日、秩父で、すっごく大きな鯉のぼりをみました。
で、友達と「考えてみれば、けっこうすごいよね」と・・・。
こんな大きなものが、かつては多くの戸建てのおうちの
屋根で泳いでいた時があったなんて、なんだか素敵にシュール。
■鯉のぼり (弘田龍太郎)
1. 甍(いらか)の波と雲の波、
重なる波の中空(なかぞら)を、
橘(たちばな)かおる朝風に、
高く泳ぐや、鯉のぼり。
2. 開ける広き其の口に、
舟をも呑(の)まん様見えて、
ゆたかに振(ふる)う尾鰭(おひれ)には、
物に動ぜぬ姿あり。
3. 百瀬(ももせ)の滝を登りなば、
忽(たちま)ち竜になりぬべき、
わが身に似よや男子(おのこご)と、
空に躍るや鯉のぼり。
■こいのぼり (近藤宮子)
やねより たかい こいのぼり
おおきい まごいは おとうさん
ちいさい ひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる
こどもの日
こどもの日(こどものひ)は、日本における国民の祝日の一つで5月5日。
国民の祝日に関する法律(祝日法)では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨としている。1948年公布・施行の祝日法によって制定された。大型連休を構成する日の一つである。
こどもの日が5月5日に設定された経緯としては、5月5日について既に大正時代から「児童愛護デー」として活動を行っていた団体が存在し、国会にこどもの日を祝日とする請願が寄せられた際にも5月5日を希望するものが多かったためである。
端午
端午(たんご)は5月5日に、男子の健やかな成長を祝い、祈る日本の風習。五節句の一つであり、端午の節句とも呼ばれる。そもそもは旧暦5月5日に祝われたが、今日の日本ではグレゴリオ暦(新暦)の5月5日に行われ、旧暦や月遅れの6月5日に少ないながら一部地域では行なわれている。端午の節句にちなみ、5月5日は、国民の祝日「こどもの日」になっている。尚、中国語圏では現在も旧暦5月5日に行うことが一般的である。菖蒲の節句ともいう。
鯉幟
鯉幟(こいのぼり)とは元来、江戸時代に武家で始まった、端午の節句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期の雨の日に、男児の出世を願って家庭の庭先で飾られた紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描き、風をはらませてなびかせる吹流しを鯉の形に模して作ったのぼり。皐幟(さつきのぼり)とも言う。現在はグレゴリオ暦(新暦)5月5日まで飾られ、夏の季語として用いられる。飾られる季節も変わり、イメージは「晩春の晴天の日の青空にたなびくもの」となった。英名は Carp Streamer。
屋根のならび、瓦屋根ですね。
甍の波は、瓦の屋根のならびのようですね。
むかし教えてもらった記憶がありますね。
なかなかいい詩ですね。
高学年になったばかりの息子の寝顔を見て、強い男になってくれヨ、って思っちゃいました。優しさや悲しみ(人のも自分のも)を知っていることも含む「強さ」ですね・・・
ジイ様、大工の息子さんだったのですね!
あの素敵なおじいちゃまは大工さん?
や、いらかがスラリと読めて、説明できるのは
さすがです。
瓦屋根も今はカラフルで、ちょっと昔の波イメージとは違うかも?
(・・・瓦屋根というと、台風のあと、バラバラに落ちてるのを、バケツにひろって歩いた記憶があります;
いやん、ゼッタイにいそうー(笑
私は3番の「忽(たちま)ち竜になりぬべき」という
部分だけリフレインしてた記憶がー(竜好きだからー
歌詞、いいですよね。
なんだか「朧月夜」にはじまって「花」とか
昔の学校唱歌系の歌詞に心魅かれる昭和なわたくしです。
>強い男になってくれヨ
うん。
その願い、わかります。
そしてイイ男でもあってほしいですね♪(イイ人ではなく
少年たちの未来に乾杯!←ジュースで
なので、読めて良かった。(≧∇≦)
瓦の夢と書いて「甍」って台詞で、漢字も書けるようになったよ~。
昔の歌詞って響きがいいですねぇ。
男子をおのこって言うあたりが、バンカラな下駄に破れた学帽を連想しちゃいました。
↑kinuさんのコメントの「たちばなかおる」さんってのが面白いですねぇ。
垂れ幕のような?巨大屏風のような?布に鯉の滝登りを染め上げてあるんですね。
これが風に揺られて見事な鯉のぼり?
10メートル以上はあるのかな?
これが関西などの吹流しの役割のような感じでしたね。
ところ変われば、端午の節句もお祝いのシキタリが色々のようです。
>瓦の夢と書いて「甍」って台詞で、漢字も書けるようになったよ~。
うあ、ホントだ!
この瞬間あっしも書けるようになりましたっ!
なんて素敵!!ありがとう♪
昔の歌詞って
すごくきれいな言葉に感じるのはなぜなんでしょうね??
書き言葉だから???
たちばなかおる嬢。白鳥麗子さんの友達とかに
なにげにいそうですw
kei様
お帰りなさい!ご旅行はいかがでしたか?
離島に行くのってワクワクしそうですね♪
wikiの説明では「家庭の庭先で飾られた紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描き、風をはらませてなびかせる吹流しを鯉の形に模して作ったのぼり。」ということなので、
kei様がごらんになったのが、原形ではないでしょうか?
そういうルーツのような文化が残ってる場所っていいですね!
希少情報をありがとうございました!
昔の歌、いいですよねっ、ねっ!
「鯉のぼり」は、1番と3番は知っていましたが、2番は全然知りませんでした。
漢文調がカッコいいなあ。
「こいのぼり」というと、妹の子が小さい時に
「じゃあ、お母さんは吹流しだね」
といったのを思い出します。
ごめんなさぁい!って
・・・GW、時間いっぱいあったんだもん、シクシク
子どもには振られるし、シクシク
いつものことですが・・・;
>漢文調がカッコいいなあ。
そうか!!
漢文調だからびしっと男性的な印象なのかも。
納得です!
>「じゃあ、お母さんは吹流しだね」
シクシク<オイ!
あ、でも吹き流れるのって気持ちいいかも?
(そういう問題じゃぁない!
妹様、慧眼ですねー。