じ‐しゅく【自粛】
[名](スル)自分から進んで、行いや態度を慎むこと。「露骨な広告を業界が―する」
自粛をお願いする。
自分から進んで、行いや態度を慎むことをお願いする・・・
「自分から進んで」を暗黙に強制する日本的根回し発想。
初期から懸念していたけど、経済活動の個々の「自粛」は、
全体的・将来的に復興の首を絞める。
残されたものは生き続けなくてはならない。
自粛は自活できるものが自主的に自分のやり方で示すことで
心の一部が被災地につながっていれば、自ずと形をとるものだと思う。
今はみんなして頑張って働いて、被災地を思いながら経済活動を行い、
その一部を被災地救済・復興にあてる。
必要で適性な節電や節資源は、この機会に国全体で習慣化していくとして
無駄は排出して、生活をスリム化させながら、
豊かさを失わない、クレバーでワイズな経済的生活を
獲得していく、それがなにかを見極める好機になりますように。
消費税の一部を復興税にしたらどうでしょうか。
ただし、会計は「見える化」を前提として。
蓮舫大臣「権力による制限は最低限に」 「花見、是か非か」論戦に参入
NY紙「日本は自粛という強迫観念にとらわれている」
同記事は自粛が過剰になっていることを示唆し、企業や学校の行事のキャンセルが日本の経済全体の60%に及ぶ消費支出を大幅に減らし、「もともと停滞していた日本経済に浸食効果をもたらし、倒産を急増させるだろう」と述べている。
また「東京都民にとっての自粛は被災地の人々との連帯を示し、自粛をする側を何か良いことをしているという気分にさせる安易な方法だ。しかし、当人たちは実際にどんな効果をもたらすかはあまり考えていないようだ」とも論評した。
悲しみを自粛する(アゴラ)
自粛の意味を考える(NOKOちゃんち)
なんでも一絡げに取りやめではなく、亡くなった人を悼み、惨事を憂いながら、明日への希望を見つけるための祭りもあってもいいと思うんですよね。今だからこそ、明るい気持ちになれるものがあってもいいのじゃないか…と思うのです。花見宴会自粛って…。寂し過ぎますね~。
今回のような複合災害、それも現在進行形、となると、本当にいろいろな意見や視点、考え方があって、なるほど、と思うことも多いのですが、なんにしても極論はいけないなぁ、と自戒もこめつつも、自粛の強制というのはどうも違和感があります。
>祇園祭はもともと京都で流行った役病を払うために行われたお祭り
そういう視点もとても重要ですよね。
はなやいだ気持ちが身体を活性化させて、代謝力・免疫力も高めるので、理にもかなっています。
静かに過ごしたい方に無理に、というのはいけないことですが、みんなで沈み込んでしまうのって、進むパワーまで奪い取ってしまいそうで。
動ける人間はどんどん動いて、活動して、今立ち止まってる人たちが歩き出す時のために、地ならしできればいいなぁ、と願います。
桜のパワーは、日本人には特別。
青い空と美しい花々をみあげて、上を向いて歩きたいですね。