![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/96/ede4603ac125446d3a654c8ed8c90ec1.jpg)
GW仕事の合間をぬって、行って参りました♪
ヤンフードン―将軍的微笑
じわじわと浸透・侵食してくるような面白さ。
自分とは異質な時間感覚を、ゆうるりと
すり込まれていくような不思議な追体験感。
これから見に行かれる方は
余裕を持っていかれることをお薦めします。
構成は4作品+インタビュー。
●「将軍の微笑」
目玉的扱いで、インパクトの強いテーマ作。
将軍の誕生会を祝い晩餐会が、実物大でテーブルに
映写されている巨大映像インスタレーション。
人は写らず、30人分くらいの手だけが料理を食べ続けている。
テーブル上部にテーブルを囲む形で、
パーティの出席者たち(?)の男女の映像が複数。
(飾り窓のマネキンのように観賞される女性達だったり、
男性を愛撫する女性達だったり、
ベッドに座って苺を食べる女性だったり・・・)
女性たちだったり)
テーブルの両端にはそれぞれ、
1人語り続ける将軍のアップと
盲目のピアニストの演奏が映し出されている。
壁面には将軍、そして女性達(いずれもとても美しい)
最初の10分くらいは物珍しく、食卓映像を鑑賞。
途中飽きてきて(というか複数の画像情報を処理しきれず;)
他の作品に移動。
●7分の短いモノクロ作品。
●57分の長編モノクロ作品。これは後半半分だけ観賞。
2005年制作とは思えない(寺山修司的に)懐かしい感じがする作品。
●ホワイトルームにいくつかフォトフレームがかかっていて
一見静止画像なのが、よく見ると映像。これがけっこう奇妙。
人物の達姿4作品と、あとは石切り場(?)でのさまざまな作業。
遠景&近景。
この作品、実は石を切り出して、そこから麒麟や竜などを
職人が作り出す工程らしいですが、残念ながらそこまで見れず;
映像作品はやはり半日から1日かけるつもりで
いかないとダメですね。
で、カフェでお茶して、
再度「将軍の微笑」を観賞。
複数の映像が干渉しあう中、食卓の画像を
じっと見ていると、
食事をしている人たちの心理状態が見えてくる。
魚を食べ散らかす人。
プチトマトをもてあそぶ人。
食べ物を交換する人。
肉をいきなり投げつける人。
ナイフとフォークで遊ぶ人。
つがれるワイン、こぼれるワイン、
すぐになくなるお皿、いつまでも手つかずのお皿、
次々と置かれていくコース料理、
だんだんと汚れていくテーブルクロス・・・
食卓から人が少しずついなくなっていって
数名が残った段階で、リスタート。
結局30-40分は見ていたのかなー。
パラレルな異次元、その追体験というリアル。
不思議な時間の共有感。
気がつくと神様(もしくは幽霊?)の視点で
そこに参加していた自分がいました。
映像系が好きな方には特にお薦めします。
特に「将軍の微笑」は体験価値あるかと思います。
※短い人だとグルリと食卓を回っただけで出ていかれますが、
できればここは頑張って、1コース分はいることを個人的にはお薦めします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/2a/0500916d3eb1bb008468404a674ba431.jpg)
ヤンフードンにちなんだイメージケーキ。
5月のいいお天気の日、風が柔らかに通っていく
オープンラウンジでのおしゃべりタイムは
かなりの小確幸です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2d/e65a86069580157d332acdb31c1c9ea1.jpg)
参考ブログ:
あるYoginiの日常
ヤンフードン―将軍的微笑
じわじわと浸透・侵食してくるような面白さ。
自分とは異質な時間感覚を、ゆうるりと
すり込まれていくような不思議な追体験感。
これから見に行かれる方は
余裕を持っていかれることをお薦めします。
構成は4作品+インタビュー。
●「将軍の微笑」
目玉的扱いで、インパクトの強いテーマ作。
将軍の誕生会を祝い晩餐会が、実物大でテーブルに
映写されている巨大映像インスタレーション。
人は写らず、30人分くらいの手だけが料理を食べ続けている。
テーブル上部にテーブルを囲む形で、
パーティの出席者たち(?)の男女の映像が複数。
(飾り窓のマネキンのように観賞される女性達だったり、
男性を愛撫する女性達だったり、
ベッドに座って苺を食べる女性だったり・・・)
女性たちだったり)
テーブルの両端にはそれぞれ、
1人語り続ける将軍のアップと
盲目のピアニストの演奏が映し出されている。
壁面には将軍、そして女性達(いずれもとても美しい)
最初の10分くらいは物珍しく、食卓映像を鑑賞。
途中飽きてきて(というか複数の画像情報を処理しきれず;)
他の作品に移動。
●7分の短いモノクロ作品。
●57分の長編モノクロ作品。これは後半半分だけ観賞。
2005年制作とは思えない(寺山修司的に)懐かしい感じがする作品。
●ホワイトルームにいくつかフォトフレームがかかっていて
一見静止画像なのが、よく見ると映像。これがけっこう奇妙。
人物の達姿4作品と、あとは石切り場(?)でのさまざまな作業。
遠景&近景。
この作品、実は石を切り出して、そこから麒麟や竜などを
職人が作り出す工程らしいですが、残念ながらそこまで見れず;
映像作品はやはり半日から1日かけるつもりで
いかないとダメですね。
で、カフェでお茶して、
再度「将軍の微笑」を観賞。
複数の映像が干渉しあう中、食卓の画像を
じっと見ていると、
食事をしている人たちの心理状態が見えてくる。
魚を食べ散らかす人。
プチトマトをもてあそぶ人。
食べ物を交換する人。
肉をいきなり投げつける人。
ナイフとフォークで遊ぶ人。
つがれるワイン、こぼれるワイン、
すぐになくなるお皿、いつまでも手つかずのお皿、
次々と置かれていくコース料理、
だんだんと汚れていくテーブルクロス・・・
食卓から人が少しずついなくなっていって
数名が残った段階で、リスタート。
結局30-40分は見ていたのかなー。
パラレルな異次元、その追体験というリアル。
不思議な時間の共有感。
気がつくと神様(もしくは幽霊?)の視点で
そこに参加していた自分がいました。
映像系が好きな方には特にお薦めします。
特に「将軍の微笑」は体験価値あるかと思います。
※短い人だとグルリと食卓を回っただけで出ていかれますが、
できればここは頑張って、1コース分はいることを個人的にはお薦めします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/2a/0500916d3eb1bb008468404a674ba431.jpg)
ヤンフードンにちなんだイメージケーキ。
5月のいいお天気の日、風が柔らかに通っていく
オープンラウンジでのおしゃべりタイムは
かなりの小確幸です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2d/e65a86069580157d332acdb31c1c9ea1.jpg)
参考ブログ:
あるYoginiの日常
雰囲気よく分かりました。
半日ずーっと体験していたい感じですね。
でも23日までには行けなさそうです(グスン
かなりクセ、というかアクの強い
独特の土着性のある作品なので
苦手な方には全然ダメかもですー。
そして、それこそが中国のアーティストとしての
ヤン氏のアイデンティティなのでしょうね。
それにしても、71年生まれとは思えないー。
で、私は最初面白さがわからず(意図がつかみきれず)
「失敗したかなー」なんて思ってたのでありました;
でも、今はもう一度見て、どっぷり首まで浸りたい
願望があります。ちょっと魔力。
日曜美術館?
現代美術は何でもアリだなあ(^^ゞ
それはともかく、原美術館行ってみたいです。
原美術館、中庭でのお茶がオススメです。
次のプログラムが面白そうだったら、
お声かけますね。