まとめきれていないし、情報不足確信犯なんですが。;;
一党独裁の果て…食品汚染大国 中国現状をリポート 著者・周勍さん語る(産経新聞) - goo ニュース
周さんは、一党独裁が招いた「透支社会」が、食品汚染の温床となっていると指摘する。「透支」というのは、一党独裁の統治下で、人々が右左、善悪、正邪の判断を党に握られ、人間としての個(根)を失ってしまった状態を指す周さんの造語である。
「トウ小平時代に≪先に金持ちになった者が勝ち≫と号令がかかり、国民はこぞって拝金主義となりました。金もうけのためなら、他人の迷惑などおかまいなし、資源を掘り尽くしても、環境を破壊しても何とも思わないようになったのです」
問題なのは、現在の深刻な状況を、中央政府がきちんと把握できていないことだと、周さんはいう。
「一党独裁のもとでは、村長は郷長をだまし都合のよい報告だけをし、郷長は県長をだまし都合のよい報告だけをする、という連鎖があるからです。さらに、役人と業者・企業が結託した既得権益集団が形成されているのです」
って、この記事を読んでいて、これってぜんぜんヒトゴトじゃないぞ?
と思いませんか?
赤福、再利用7割近い 立ち入り調査で農水省(共同通信) - goo ニュース
農水省は22日、「赤福」の偽装問題で、同社が今年1月まで売れ残り商品のもちの68%を再利用していたなどとする立ち入り調査の結果を発表した。同社はこれまで99%は焼却処分したと説明。原料に砂糖以外の加工品を使っていたことも分かった。赤福に関しては、再利用率が会社側の説明と大幅に食い違い、原料まで偽装していたことになる。農水省はJAS法違反の事案について改善を指示し報告を求めた。
1本で1日分の野菜」ジュース、35品が落第
「1本で1日分の野菜を使用」などと表示された野菜ジュース類の多くは、「厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350グラム」を下回る量の栄養素しか含んでいないことが、名古屋市消費生活センターの実施した成分分析でわかった。「飲むだけで栄養素を十分摂取できると受け取れる表示には問題がある」として、消費者団体の主婦連合会は公正取引委員会と厚労省に実態調査をするよう申し入れた。
ライン間際の「これくらいならいいか?」なちょっとしたズル・誤魔化しが、バレないと調子づいて、最終的に総崩れになるんだろうな、と。
組織のトップの意識もあるだろうし、歯止めが効かない組織体質・企業風土もある。食品メーカーの個々の「常識」が問題なわけで、どうもそのあたりって、国絡みな気がするのですが(いわゆるお目こぼしが多い業界なのでは、と)。
で、食品メーカーの「常識」に1分でも意味があるのであれば、それは考慮すべきなんじゃないかな、と。意味のない安全指標ではなく、衛生面、資源面、経費面、人材面、技術面、その他関連要素をきちんとかんがみて、無理・無茶・無駄のない基準を作って欲しいです。
ミートホープ社の時も思ったけど、「食べても別に大丈夫」「安全基準をあまりに高くしすぎたらどの国も日本に輸出してくれず食料危機になる」とか、いろんな声が、食品メーカー・流通メーカーにあるという事実。それが現実的な最適解であるのなら、表の基準とすり合わせていく必要があるんじゃないかな、と。確かにハードルを高くしておけばチェックする手間は省ける。でも結局省いた手間が未来へのツケになっていくような。
こういう分野で指標を決めるというのは予測不能な要素(天候や世界異変、因果関係他など)も多くて非常に困難を極めるとは思いますが、だからこそ国家事業として改めて取り組むべきだと思います。大事なことにはどうしてもエネルギーが必要なんだと思います。
仕事で食品メーカーや販売関係に関わることもあります。ものすごく真剣に安全性っと美味しさと価格面のバランスを追求している企業(少なくても事業部レベルでは)が多くあることも理解しています。
安全で美味しいを両立させると、価格があがる。すると競争に負ける。とするなら、選ぶ消費者の責任もあると思う。「少しくらい賞味期限が切れても大丈夫だと思う」(←私もそうです)からはじまる「少しくらい指標にあってなくても大丈夫」「少しくらい指標にあってなくても安い方がいい」・・・そのあたりの意識もまた変えていく必要があるのかも。
現実的に安全なものは、手間がかかって価格的に高くなっていく時に、消費者の許容ラインもまた格差化していくとしたら(たとえば少しくらい癌になる可能性があがっても、中国産うなぎを選ぶ自由はあるわけなので)、本当に難しいのですが。「遠い&目に見えない健康効果より、目先の確実な経済的メリット&効率化」という考え方もあることも知っています。当然、そうしたことは個人の生き方の問題なので、こうあるべきと、こうしなさい、は違ってくるのですが。
各家庭の事情・指標はあると思いますが、とっても個人的な意見ですが、少なくても10歳未満の子どもには、できるだけ害の少ない食品を食べさせてあげてほしいと思います。
もちろん日々生活していくほうが優先されるので、朝出勤が早くて、どうしてもお弁当が間に合わない、というケースはあると思いますが、たとえば親がコンビニおにぎりでも、子どもにだけは手作りおにぎり、そういうのでも「あり」なんじゃないかと・・・
味覚含めて身体が自分で作ってく基準をきちんとしておけば、あとはけっこうなんとかなるんじゃないかな、と。脂っこいものを取りすぎたら、身体が勝手にセーブする、そういう身体シグナルを作ってあげたいですよね。
あら、企業への批判記事のつもりだったのですが、なんか方向が違ってきちゃいましたね。
・・・ま、いいか。
自分たちの家族のことを考えるように、企業と国が真剣に消費者の安全と健康を考えた時、出てくる「解」を共通知化して、指標化できるといいなぁ・・・。
・・・・・・こんな記事を読むと、現状は国には期待できないとあきらめがちですが・・・。
薬害肝炎情報、首相が厚労省対応を厳しく批判(読売新聞) - goo ニュース
福田首相は22日夜、薬害肝炎をめぐり、厚生労働省が製薬会社から患者を特定できる情報を得ていながら患者側に伝えていなかった問題について、「文書管理がなっていない。人命にかかわるような大事な資料を適当に扱っているというのはいけない。(報告を受けた時は)またかという感じだった。もういい加減にしてほしい、という気持ちだ」と述べ、厚労省の対応を厳しく批判した。
さらに、情報管理をめぐる不祥事が相次いでいることに関し、「一人ひとりのモラルの問題もある。何のために仕事をしているかということを忘れているのではないか」と述べ、不快感をあらわにした。首相官邸で記者団に語った。
仕事をこなすためだけの仕事が多すぎるんだろうなぁ。最終的な国民を意識することはこういう組織では困難なのだろうと思います。個人の資質に頼らず、組織として改善していくしかない。それは首相の仕事かな、と。こういう批判はよいとは思いますが、批判だけなら誰でもできるので、改善案をお願いしたいです。
一党独裁の果て…食品汚染大国 中国現状をリポート 著者・周勍さん語る(産経新聞) - goo ニュース
周さんは、一党独裁が招いた「透支社会」が、食品汚染の温床となっていると指摘する。「透支」というのは、一党独裁の統治下で、人々が右左、善悪、正邪の判断を党に握られ、人間としての個(根)を失ってしまった状態を指す周さんの造語である。
「トウ小平時代に≪先に金持ちになった者が勝ち≫と号令がかかり、国民はこぞって拝金主義となりました。金もうけのためなら、他人の迷惑などおかまいなし、資源を掘り尽くしても、環境を破壊しても何とも思わないようになったのです」
問題なのは、現在の深刻な状況を、中央政府がきちんと把握できていないことだと、周さんはいう。
「一党独裁のもとでは、村長は郷長をだまし都合のよい報告だけをし、郷長は県長をだまし都合のよい報告だけをする、という連鎖があるからです。さらに、役人と業者・企業が結託した既得権益集団が形成されているのです」
って、この記事を読んでいて、これってぜんぜんヒトゴトじゃないぞ?
と思いませんか?
赤福、再利用7割近い 立ち入り調査で農水省(共同通信) - goo ニュース
農水省は22日、「赤福」の偽装問題で、同社が今年1月まで売れ残り商品のもちの68%を再利用していたなどとする立ち入り調査の結果を発表した。同社はこれまで99%は焼却処分したと説明。原料に砂糖以外の加工品を使っていたことも分かった。赤福に関しては、再利用率が会社側の説明と大幅に食い違い、原料まで偽装していたことになる。農水省はJAS法違反の事案について改善を指示し報告を求めた。
1本で1日分の野菜」ジュース、35品が落第
「1本で1日分の野菜を使用」などと表示された野菜ジュース類の多くは、「厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350グラム」を下回る量の栄養素しか含んでいないことが、名古屋市消費生活センターの実施した成分分析でわかった。「飲むだけで栄養素を十分摂取できると受け取れる表示には問題がある」として、消費者団体の主婦連合会は公正取引委員会と厚労省に実態調査をするよう申し入れた。
ライン間際の「これくらいならいいか?」なちょっとしたズル・誤魔化しが、バレないと調子づいて、最終的に総崩れになるんだろうな、と。
組織のトップの意識もあるだろうし、歯止めが効かない組織体質・企業風土もある。食品メーカーの個々の「常識」が問題なわけで、どうもそのあたりって、国絡みな気がするのですが(いわゆるお目こぼしが多い業界なのでは、と)。
で、食品メーカーの「常識」に1分でも意味があるのであれば、それは考慮すべきなんじゃないかな、と。意味のない安全指標ではなく、衛生面、資源面、経費面、人材面、技術面、その他関連要素をきちんとかんがみて、無理・無茶・無駄のない基準を作って欲しいです。
ミートホープ社の時も思ったけど、「食べても別に大丈夫」「安全基準をあまりに高くしすぎたらどの国も日本に輸出してくれず食料危機になる」とか、いろんな声が、食品メーカー・流通メーカーにあるという事実。それが現実的な最適解であるのなら、表の基準とすり合わせていく必要があるんじゃないかな、と。確かにハードルを高くしておけばチェックする手間は省ける。でも結局省いた手間が未来へのツケになっていくような。
こういう分野で指標を決めるというのは予測不能な要素(天候や世界異変、因果関係他など)も多くて非常に困難を極めるとは思いますが、だからこそ国家事業として改めて取り組むべきだと思います。大事なことにはどうしてもエネルギーが必要なんだと思います。
仕事で食品メーカーや販売関係に関わることもあります。ものすごく真剣に安全性っと美味しさと価格面のバランスを追求している企業(少なくても事業部レベルでは)が多くあることも理解しています。
安全で美味しいを両立させると、価格があがる。すると競争に負ける。とするなら、選ぶ消費者の責任もあると思う。「少しくらい賞味期限が切れても大丈夫だと思う」(←私もそうです)からはじまる「少しくらい指標にあってなくても大丈夫」「少しくらい指標にあってなくても安い方がいい」・・・そのあたりの意識もまた変えていく必要があるのかも。
現実的に安全なものは、手間がかかって価格的に高くなっていく時に、消費者の許容ラインもまた格差化していくとしたら(たとえば少しくらい癌になる可能性があがっても、中国産うなぎを選ぶ自由はあるわけなので)、本当に難しいのですが。「遠い&目に見えない健康効果より、目先の確実な経済的メリット&効率化」という考え方もあることも知っています。当然、そうしたことは個人の生き方の問題なので、こうあるべきと、こうしなさい、は違ってくるのですが。
各家庭の事情・指標はあると思いますが、とっても個人的な意見ですが、少なくても10歳未満の子どもには、できるだけ害の少ない食品を食べさせてあげてほしいと思います。
もちろん日々生活していくほうが優先されるので、朝出勤が早くて、どうしてもお弁当が間に合わない、というケースはあると思いますが、たとえば親がコンビニおにぎりでも、子どもにだけは手作りおにぎり、そういうのでも「あり」なんじゃないかと・・・
味覚含めて身体が自分で作ってく基準をきちんとしておけば、あとはけっこうなんとかなるんじゃないかな、と。脂っこいものを取りすぎたら、身体が勝手にセーブする、そういう身体シグナルを作ってあげたいですよね。
あら、企業への批判記事のつもりだったのですが、なんか方向が違ってきちゃいましたね。
・・・ま、いいか。
自分たちの家族のことを考えるように、企業と国が真剣に消費者の安全と健康を考えた時、出てくる「解」を共通知化して、指標化できるといいなぁ・・・。
・・・・・・こんな記事を読むと、現状は国には期待できないとあきらめがちですが・・・。
薬害肝炎情報、首相が厚労省対応を厳しく批判(読売新聞) - goo ニュース
福田首相は22日夜、薬害肝炎をめぐり、厚生労働省が製薬会社から患者を特定できる情報を得ていながら患者側に伝えていなかった問題について、「文書管理がなっていない。人命にかかわるような大事な資料を適当に扱っているというのはいけない。(報告を受けた時は)またかという感じだった。もういい加減にしてほしい、という気持ちだ」と述べ、厚労省の対応を厳しく批判した。
さらに、情報管理をめぐる不祥事が相次いでいることに関し、「一人ひとりのモラルの問題もある。何のために仕事をしているかということを忘れているのではないか」と述べ、不快感をあらわにした。首相官邸で記者団に語った。
仕事をこなすためだけの仕事が多すぎるんだろうなぁ。最終的な国民を意識することはこういう組織では困難なのだろうと思います。個人の資質に頼らず、組織として改善していくしかない。それは首相の仕事かな、と。こういう批判はよいとは思いますが、批判だけなら誰でもできるので、改善案をお願いしたいです。