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新潟市の歯科医院すずきデンタルクリニックで働くメンバーが日々の思いを綴るブログです。

貴重な山羊体験

2017-07-25 | Weblog
こんにちは。すずきデンタルクリニック歯科衛生士の伊藤です。

前回の小澤先生からの動物つながりで…
私は、ペットといえば、ウサギ、ミドリガメ、猫などを飼った経験がありますが、動物のお世話といって一番印象に残っているのは、我が子が小学一年生の時、担任の先生の発案で、クラスでヤギを飼ったことです。
もちろん、子どもたちはまだ一年生ですから、親の出番もあてにされてのことです。
校庭の隅にヤギ小屋を作るというので、お手伝いにお父さんたちが駆り出され、日々のお世話には、毎日お母さんたちが交代で行きました。
お母さんのヤギ当番は、我が子が日替わりのヤギ当番の担当の日に、放課後の学校に行き、我が子と一緒にヤギのお世話をしました。
主には糞尿の掃除と、エサである干し草を与えるのが仕事なのですが、なんといってもわ我が子はまだ一年生ですから、糞の後始末なんぞ任せられません。自分の服を糞まみれにしてしまいます。結局、ほとんどが親の仕事となります。
でもじつは、それよりも大変なのは干し草です。
なんと、自分が当番になる三日くらい前に、近くの河川敷きまで大量の草刈りに行き(ヤギ2頭分)、天日干しで乾燥させてから(濡れた草を食べると、ヤギは下痢になるそうです)、学校に持っていくのです。
それらが、月に1回ってきました。

大変でしたが、でもそんなヤギのお世話を我が子と一緒にしたことは、とても思い出深いです。「ヤギ」という共通事項の話で盛り上がったり、学校に行くことで、我が子の友達関係がかいまみえたり 、先生と話す機会も増えました。

さすがに校庭で冬は越せないということで、ヤギたちが、持ち主の牧場へ帰っていった11月まで、そのお世話は続きました。

今思えば、貴重な良い体験でした。あんな経験は、二度とできないでしょうね。

私たちが子どものころと違い、今は「個性」を大事にするあまり、学校の先生はかなり大変だと聞きます。そんな中、知り合いの牧場主さんに談判して、ヤギのお世話をしてみよようと計画してくださった、当時の担任の先生に感謝です。
周りのママ友も、私も、最初は嫌々お世話をしていましたが、終わってみれば、みんな同じように先生に感謝していました。
我が子も、小学一年生の時の記憶の乏しい中、ヤギのことは覚えています。
本当に貴重な体験でした。

ペットの話しとは違ってしまいましたが、動物つながりということで。
久々に、懐かしいヤギたちのことを思い出したのでした。

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