『算数の教え方教えますMother's math』~Happy Study Support

(お子様の学習をサポートしているママをサポート)

算数の教え方教えてますin東京  ケアレスミスの癖を見つけてあげてください。

2017-09-30 14:53:35 | 算数の教え方 7

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 今週末、テストのやり直しをされている親子に、もう一つ気を付けると良いことがあります。

 「テストのやり直し」は、多くの問題を解きあさることより学力UPをしていきます。(これは本当は高校1,2年の生徒に『数学の定期考査は必ずやり直しをしなさい』と強く言いたいことですが…)

 このやり直しの際に、もう1つ気を付けることで、その効果は1.5倍いや2倍の学力をつけることになります。それは、

 ケアレスミスを見つけること。

ケアレスミスは、

 「分かっていたのに、テストのときは間違えた」「後からやったら出来るのに」「おっちょこちょいだった」と言って終わらせている方が多いのですが、

 大学入試は「後からやったら~」は来年の受験を意味しますし、「分かってたのに不合格」や「おっちょこちょいで落ちる」のは一番悔しいことではないですか?

このケアレスミスは防ぐ方法があります、

 ケアレスミスの原因は、『ちょっとした計算ミス』、『問題の読み違い』だったりと字のごとく不注意です。このケアレスミスで落とす点数はー1点,だったり-2点だったりとそのミスだけの点はわずかのような気がします。が、1つのテストで5回のケアレスだったらー5点、ー10点っと大きな点となります。もっと恐ろしい話をしますと、先日のブログにも書いたのですが、『京大にあと1点で落ちた、東大に0.1点差で通った』という教え子たちのお話ですが、1点による影響は計り知れないものですね。やはり、ケアレス(不注意)を直しましょう。

 このケアレスはよく見ると、その子の癖があることが分かってきます。

例えば、「いつもマイナスの後にカッコが着く問題でケアレスするな~」「分数が入るとダメだな~」「比の問題でよく読み間違えるな~」etc.

ケアレスの癖がわかったら、そこ徹底的に訓練、毎日の勉強で2問ずつでもやればなくなります。

 このケアレスの癖を知ることができるのがテストのやり直しです。だからやり直しをさせるときに、そばでお母さまは自分のお子さんのケアレスはなにかな?って客観的に原因を突き止めてみてください。そのためにも途中式をしっかりと分析してほしいです。そして、お子さんにもケアレスの癖「マイナスの後のカッコ問題のとき失敗しちゃうね」「分数出ると間違えるね」をきちんと伝えてください。これを意識するだけでも、次のテストのときお子さんはその種の問題は慎重に扱うことができます。

そして、テストのやり直しの中でケアレスを見つけたら、そのケアレスで失った点数を合計してみてください。さらに、ケアレスの合計点を青色のペンで(例えば6点) を実際とった点数の横に書いて、あと〇〇点取れたね、ケアレスなかったら△△点だったね。と数字にして親子で反省会と次の対策をしてみてください。

 ケアレスを防ぐには、

 ① ケアレスの癖を知る(お母さまが客観的な目で探してあげてください)

 ② ケアレスで失った点を知る(ケアレスの合計点を青色で なぜか青が効果的)

 ③ その対策をきちんとする(毎日、2問ずつやるだけでケアレスは治ります)

ぜひ、テストのやり直しをするときには気をつけてみてくださいませ。この小さな対策が想像以上の効果を上げますよ。 


算数の教え方教えてますin東京 テストをやり直す癖はつけさてください。

2017-09-29 11:03:02 | 算数の教え方 7

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さあ、今日は金曜ですよ。

 今週はテスト返却はありましたか?戻ってきていたら、今週のプレミアム金、土、日勉強でやり直しをしっかりしてください。

 そう、このテストをやり直す癖も小さい時に身に付けて欲しい習慣です。高校で教えている時に生徒達を見ているとテストをやり直しをする生徒が非常に少なかったです。『やったら、やりっぱなし』では全く身に付きません。そして、このテスト(定期考査)はそこの学校の数学担当の教員達が結集し、この学年の弱い部分と大学入試のセンター試験、2次試験によく取り扱われる重要問題を考慮しながら、相当の時間とエネルギーを費やして作成します。そのため、その考査には美味しい要素がギュって詰まっています。また、生徒達も50分や90分間(高校数学のテストは90分以上の場合がよくありますそのテストに集中し、全エネルギーをかけて解いたはずのテストをやり直しもせずにやりっぱなしでは、「頑張って得た宝ものを価値も分からない奴がドブに捨てている」のと同じで、非常に愚かだ思います。まあ、酷い点を見るのが辛いのは分かりますが、あくまでも目標は大学入試です、定期考査は自分の力を伸ばしていくためのステップアップのものです。自分の力の確認とかなり役立つ考査問題達を吸収してもらいたいものです。が、ここでまた一言、高校生たちは周りの大人の言うことを素直に聞いてはくれませんでも、小学生だったら素直に聞いてくれるかも、だから今のうちにテストはやり直すのが当たり前っと刷り込みましょう。

(でも18歳の彼らがとても素直に聞いてくれるときがあります。それは、残念ですが大学からの不合格をもたった後です。その後の彼らは、とても素直に勉強に取り組みその結果を1年後の3月に母校の高校教諭にちょっとやつれた大きな笑顔で報告にきます。その子たちは現役でも十分合格できる才能はあったのになぁっと思いながら、でも合格するための勉強量はこなさないとダメなんだよね、その量を浪人中にこなせたんだねっと感じてました。人間って痛い目に合わないとなかなか動けないのよね…)

でも、癖(習慣)づいたら体が動きます。毎日勉強する癖、週末はちょっと深い勉強する癖、テストは必ずやり直しをする癖、いい癖いっぱい身に付けて欲しいな。痛い目に合わなくたって大学は合格できるものですし、もっと大きな事だってできます。さあ、テストが帰ってきたら、金、土、日でやり直しましょう

 この時、お母さまはお子さんのテストに途中式があるかを確認と、書くスペースのないテストもありますので、途中式をかかせながらもう一度そのテストを丁寧に身に付けさせてください。将来、お子さんが高校生になったとき、自らテストのやり直しに取り組むための癖付けのために。

(PS :お子さんが高校生になった時には、お母さまはお子さんについて教える必要はありませんから、ご安心を)

お母さまがお子さんの勉強に付き合えるのはあと何年でしょうか?早めに癖をつけさせましょうね。 


『算数の教え方教えますMother's math』in東京 期間限定 分数強化講座(告知)

2017-09-28 15:54:51 | 算数の教え方 7

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やっと会場が抑えられました。ちょと小さい会場だけど…

『算数の教え方教えますMother's  math』期間限定 分数強化講座 開催します。

まだ講座内容などの詳しいことは調整中ですが、いつもブログを読んでくださる方々に新着情報をお知らせします。

分数の計算の出来、不出来はその後の数学(中学、高校)6年間を左右します。また、数学の出来具合は、将来の文系or理系をも左右し、最後の極めつけに大学受験の結果を決定します。 なんだか、将来を想像するのが怖いぐらいです。が、分数は将来への一つの鍵🔑になるのは確かだと思います。

そこで、今多くの学校・学年で分数を習い始めるこの時期に、お子さんの勉強を傍で支えるお母さま方に分数を身に付けさせる方法をお伝えしたいと思います。

講座は2回で完結できるものにします。分数の内容は結構深く1回ではお伝えしきれません。そこで、ステップ1ステップ2の2回を用意しました。

 ステップ1は基礎徹底であり、

 ステップ2はステップ1の内容をさらに深めると同様に、応用的な内容に取り組みたいと思っています。


分数(ステップ1)講座 

  日時 10月31日(火) 13:30~14:40 (70分)

  会場 渋谷駅より徒歩5分 東急ハンズより徒歩1分

  定員 5名

  料金 6,000円

 

分数(ステップ2)講座 

  日時 11月14日(火) 13:30~14:40 (70分)

  会場 渋谷駅より徒歩5分 東急ハンズより徒歩1分

  定員 5名

  料金 6,000円

 

分数講座(ステップ1+2)セット

  料金 10,000円

 

今は平日の講座の実施を予定していますが、土曜の講座もご希望がありましたら検討しようと思います。(会場次第ですが)

分数講座のお申込み、土曜講座のご要望やその他のお問合せがありましたらこちらのホームページからご連絡ください。  ☞単元別分数講座ホームページ

土曜講座のご要望は10月7日までにお願いします。会場を探しにまいりますので


 また、今後、講座内容の詳細を加えていきます。今日はとりあえず会場を押さえたのでブログの読者の皆様にいち早くお知らせしました。 


算数の教え方教えてますin東京 ワンランク上の仕込みは今

2017-09-27 16:23:01 | 算数の教え方 7

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 9月最後の週です。2学期が始まってから約1か月、算数の単元(内容)もひと段落つき「まとめのテスト」が各学校(各クラス)が行われている頃でしょうか?

 そして、季節は勉強に最適な時期(気候だけではありません、教科書も真ん中あたりで、ちょと深めの内容を扱う時期です)

 また、9月1日から、とにかく勉強する習慣(勉強する体づくり)をお子さんに仕込んで来られて、そろそろ習慣づいたと思われます。

 では、いろんな意味で 今この何日間は非常においしい何日間です。この最高のタイミングで、次の仕込みをしてみませんか?(何の?)

 将来、トップクラスの学力を有する者になるための仕込みです。

えっっそんな美味しい話あるの??と疑いたくなりますが、(今までのブログでも少し書いてはいたのですが)

 それは、予習です(なんだー)

私は高校で17年間で1000人を超える生徒に数学を教えてきました、その中では進学校での勤務が長く、東大、京大になんなく合格決める生徒を始め優秀な生徒達に沢山出会いました。彼らの勉強を傍で見てきて、感じること、知ることも沢山ありました。そこで、1つこんな習慣がトップクラスの生徒と普通の生徒(普通の生徒といえども、帝大を始め国立大を合格しますが)の違いにありました。

 高校数学は1日に教科書5,6ページ進みます。これを身に付けるには毎日最低数学について1.5時間~2時間の復習が必要です。学校で教科書の内容を進み、家庭で復習(教科書例題をもう一度解く…高校の教科書の例題は大学入試にそのまま出ることも多いほど良質な問題ばかりです例題は非常に大事)するだけで精一杯です。だから、私も授業のクラスで『とにかく復習はしなさい』と強く指示し、『予習はいい、学校の授業で進度を引っ張っていくから』といっていたほどです。

 が、トップクラスの生徒は、こんなどこにも余裕のない毎日のなかで予習をしているのです。もちろん、毎回きちんととまではいけなかったようですが、月、火曜日あたりの問題はすでに自分で考えてきていた気配がありました。きっと日曜日という時間を使っていたように思えます。そう、自分で予習をして授業を聞く勉強方法は、復習だけの勉強に比べて1.5倍以上の学力がつくでしょう。でも、予習は復習にくらべて、2倍以上の時間もかかります。う~、トップクラスの生徒達の有り余る力には『すごいな~』といつも感心していました。でも、これも習慣づければ身につくものであることも感じました。高校生16歳、17歳に習慣づけるのは本人の強ーい意志が必要ですが(高校生は周りの大人の言葉では動きません)。でも、小学生なら、お母さんの上手な誘導で身につく習慣かも、そして小さい頃の習慣はその後も定着しやすいですし。

 そして、予習の習慣をつけるには新しい単元(内容)に入り始めた時期がいいです。はじめの方は簡単だから、…。新しい単元(内容)に入るとき、つまり、テストが終わった後の今です。この時期に予習の癖の仕込みをしてみましょう。

 では、さっそく でも

一番算数・数学で大事なのは復習ですよ。(復習は今まで通り、しっかりやらせてください)。

これを終えた後、余裕のあるお子さんは予習癖をつけていきましょうか。

 何するの?非常に簡単です。そして、お母さんは教える必要もないお手軽なことです。

 明日の授業の内容の教科書の問題を解かせることです。お母さんは教えないでください。お子さんだけの力で問題に取り組ませてください、解けなくてもいいです。(次の日に学校で教えてくれますから。) 解けなくとも20分ぐらいは取り組ませて、時間になったら終わってください。

だから、お子さんの勉強がこうなります


① 30分 (今まで通りの)授業の復習を中心に習った問題をしっかり訓練

 お母さまも、このときは問題を解いた後のやり直し、特に途中式等をしっかり見てあげるといいと思います。

② (余裕のあるお子さんは)

  10分~20分  予習…明日の授業の教科書の問題を解かせるだけ。

 お母さまはそっと見守ってあげるだけ。


どうぞ、テストが終わったタイミングをみて試してみてください。上手く習慣づくといいなぁ


算数の教え方教えてますin東京  分数知らない子には説明しづらいなぁ

2017-09-26 16:22:20 | 算数の教え方 7

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 小学4年のわり算という単元の中で「わり算のせいしつ」というものがあるようで、これをお子さんに説明しづらいっと意見をいただきました。

こんな問題です。


次のわり算をくふうして求めましょう。

 (1) 300÷50      (2) 4000÷160


そうですね、そのまま計算するより工夫する方が早くできますね。

例えば (1) 300÷50 は 30÷5 ですから 6ですもんね。ですが

『300÷50 は 30÷5です』をお子さんに説明するのが大変のようです。

そうか、大人にとってはあたり前のことが初めて習う子には理解できないようです。そして子供たちはこの問題をこう習うようです。


わり算のせいしつ

次の計算をして、答えを比べましょう。

 ① 9÷3   ② 90÷30  ③ 900÷300

そして、その解答の説明は


と習うようです。う~確かに間違っていない。最後の文も確かに正しいが、ちょっと長いかな。大人からみるとまどろっこしい説明にも感じられます。

では、なぜ大人たちは「900÷300を9÷3と同じ」と直ぐわかるのでしょうか??

それは、大人たちは中学、高校と成長のなかで分数計算をある程度はしてきたからです。そう これを分数で説明してしまえばとっても簡単

今、まずお子さんは

 つまり『わり算を分数で表すことができますか?』

次に、お子さんは

つまり『通分はできますか?』

この2つのことができるなら、

と簡単にできてしまいます。

分数を用いると非常に算数・数学の計算を自由にしてくれます。

分数ってありがたい

が、もしかしたら、まだお子さんは約分を習っていないかもしれません。でも、小学4年生の間には必ず約分はならうはずです(お子さんの教科書で確認してみてください)。大きく全体から見ると、もし今90÷30が9÷3となることがいまいち理解できていなくとも、分数の約分を習ったらいずれ理解できるのでここの部分はそう深刻にならなくても大丈夫だと思いますが。分数の約分を習っていない状態でお子さんに少しでも理解をさせるには、

実際に簡単な例である 9÷3 90÷30 900÷300を計算させ、

その式を並べて書いて

 9÷3=3 90÷30=3 900÷300=3 

「なにか気づきことない?」って尋ねるといいと思います。

先に「これがこうだ」と教えるより、気づかせる言葉の使い方によって考える癖も着きますし、自分で気づけたらそれは自信につながりますので、気持ちも学力ものびますよ

また、並べて書いて見比べることは、初めてみるちょっと難しい問題に出会ったときにどうにか解くときに取らせる対策です。(初めてみる難しい問題って…大学入試時の難問に出会ったときのことです。まだ、先の話ですが

そして、お子さんが何かに気づき答えたら。

 300÷50の計算を簡単にすると、何と一緒??

 4000÷160はどう??

といろいろ問題数をこなすといいと思います。

が、早く分数を習って欲しいものです。すごく、計算が楽になるのになぁ~