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この時期を年間で考えると!さらに・・・

2017-10-20 17:44:41 | 算数の教え方 7

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  今日は金曜日です。この一週間に習った内容の章末問題等の応用問題にチャレンジする曜日ですね。勉強の習慣はお子さんに上手くついてますか?

 平日:その日の授業の復習を中心とした勉強(30分ぐらい)

 金・土・日:章末問題での実力の強化勉強(1時間~)

といったぐらいの習慣を、お子さんが嫌がることもなくこなしてるなら上手くいってますよ。

 では、今この時期の勉強について、もう一度1年間の様子を見ながら確認してみましょう。


4月:新しい学年に上がり、親子ともども意欲はあふれているので問題ない月です。

5、6月:主にその学年で使う計算を扱っている時期です。計算問題はさほど難しくなくやればやるほど身に付きます。この時期はお母さまの意欲も盛んであり、いい勉強が出来ている頃です。(※更に、計算力をUPするには、時間を計って問題に取り組ませると効果倍増です)

7月:計算以外の内容も扱うようになってきます。(この時期はお母さまが少し疲れ始めてる頃でもあります。

7月下旬、8月 夏休み:この1か月半は大きな差が付きます。夏休みの課題帳の内容は1学期に習った計算中心の問題であり、内容的には大きな差はつかないのですが。ダラダラの生活をしていたお子さんは日ごとに計算力は減退します。反対に、毎日計算を触れていたお子さんは計算に慣れてしまっているので、2学期以降の勉強に計算に苦労することがなく濃い内容に対してしっかりと対応ができます。これだけでも大きな差です。(計算でつまずいていたら、本来の内容はできませんものね。)さらに苦手分野の克服と図形問題(前の学年の)に触れたお子さんは2学期以降で更なる大差をつけていくことができます。(夏休みは、お母さまの気力・体力を相当に奪いますが、そこでも頑張れた親子にはちゃんと次へ(2学期以降)の成果に結びつきますから

9月:夏休みの生活から、普段の勉強の習慣をつける1か月です。

10、11月:この時期は濃い内容を扱います。計算のような訓練で何とかなるものだけでなく、しっかり考える内容であり理解するのに時間がかかることが多いです。その理解を深めるためにも、易しい問題だけでなく応用問題にもしっかりと触れて考え抜く経験が必要です。ここでも、夏休みに図形に触れたお子さんは図形への免疫が少しついているので、今の図形の内容には入りやすいと思います。

12月:多分12月上旬に今年最後のテストがあると思います。

1月8日~15日:冬休みの生活から、1週間で普段の勉強習慣に戻してください。

1月中旬~2月:この時期はさらに濃い内容を扱うことが多いです。

3月 春休み:その学年の復習をしてください。

注意 受験を考える小学4年、5年の親子は、この時期の勉強を充実させてください。(これは すべての受験生に言えます。小学生なら、小4年・5年。中学生なら中2年、高校生なら高2年)

『春休みを制すものは受験を制す。』 夏休みではないです


上記を眺めてみて、今の時期の12月のテストまでが年間で考えても大事な時です。この1か月半、気を引き締めていい勉強をさせてあげてください。12月のテストが終わったら、ちょとだけ軽めに流して、また1月中旬に引き締めます。

 年間の強弱の入れ方も知っておくと、少しだけ気が晴れると思います。さらに、何十年の期間で考えるとお子さんの勉強を傍で見るのは、たったの数年ですよ。あとちょっと