まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

今がピークです。

2019年11月30日 | 日記

降り続けた長雨がやっと上がって
久しぶりにスキッとした青空が戻ってきました。
ベランダから眺める眼下の紅葉もひときわ鮮やかですねえ。
ひと風呂浴びた美人の色香とでも言うのか・・・
オジサンはそんな品のない下世話なたとえしか出来ません。

まさに今が「ピーク」でしょうか。
雨でキレイに洗われてその女ぶりならぬ色どりも
ぐっと増したようですねえ。
それにしても長い雨でしたねえ。
来る日も来る日も雨で一週間以上は続いたのではないでしょうか。
11月12月にかけて降る長雨のことを
天気予報のお姉さんが「山茶花梅雨と呼びます」と言っていました。
そういえば路地でサザンカが咲き始めていますねえ。
いやあ、知りませんでした。

ピークが過ぎると冬は駆け足です。
こうやって見ている間にも
ハラハラと枯れ葉が舞い落ちて降り積もっていきます。
国会の「桜騒ぎ」も今がピークで結局は終息してしまうのでしょうか。
こんなふざけたマネを許していいはずはないのに
追及する野党に本当のやる気を感じません。
結局、自分たちも同じようなことをやっていたからでしょうか。
ピークのあとに何が残るのか・・・


イルミネーション

2019年11月29日 | 日記

地下鉄を降りると外は眩いばかりの電飾の光。
公園のイチョウ並木が華やかなイルミネーションに彩られていた。
へえ、とうとうわが団地にもイルミネーションが・・・
などと言いながらしばし空を見上げる。
地下鉄に乗る時ははまだ降っていたがすっかり雨は上がっていた。

今年もイルミネーションの季節である。
都内のあちこちでビルや街路樹に電飾の光が点り始めた。
クリスマスにはまだ日数があるというのに
世の中はもうすっかり浮かれ気分で盛り上がっている。
国会は相変らず「桜を見たの見ない」で季節外れ騒ぎが続いているが
どちらにしてもバカバカしい限りである。
安倍首相はこのまま逃げ切ってしまうのだろうか。

それにしても雨上がりの夜空とは美しいものだなあと思う。
つい忌野清志郎の名曲を思い出してしまう。
雨上がりの夜空に輝くイルミネーションの美しさに
オジサンはちょっと涙ぐみそうだった。

 


東京ラーメンストリートなう

2019年11月28日 | 日記

私はラーメンがとくに好きではない。
嫌いではないが気が向けば食べる程度である。
ラーメン屋の行列を見ると「バッカじゃなかろうか」などと
冷ややかな軽蔑の視線を送ってしまう。
そんな私でも突如として浩然の気概が高ぶり
無性に「ラーメンが食いたい!」と思うことがある。



八重洲の東京ラーメンストリートである。
わざわざやって来たわけではなく
たまたま通りかかっただけだが味噌ラーメンのいい匂いがして
とぼしいラーメン熱がいたく刺激されてしまった。
当然、味噌ラーメンの店をを選ぶと思いきや
結構な順番待ちの列だったので
大の行列嫌いはアッサリと諦めたのであった。



しばしの懊悩の末に選んだのがこの店だった。
塩ラーメンの専門店だそうである。
とくに塩ラーメン好きなわけではなく行列がなかったからである。
それにしても「ひるがお」とは何とも風雅な店名。
確か上戸彩と工藤工の主演で
その名も「昼顔」というよろめきドラマがあって
サブタイトルが「~平日午後3時の恋人たち~」だったが
時間はドラマと同じちょうど3時前であった。



なかなか美味しいラーメンだった。
塩ラーメンというとあっさりサッパリ系が多いが
これは濃厚でしっかりとしたスープで
従来の塩ラーメンのイメージを大きく覆す味だった。
ほのかに魚介の風味がして
麺も小麦の香りがプンプンと匂うようだった。
ズルズルと麺をすすりながら「おぬし、いい仕事をするねえ」と
予想外ともいえる大満足の結果だった。

だからクセになって毎日でも通おうか・・・
という気にはならなかった。


皇居お濠端の人々

2019年11月27日 | 日記

都内にも紅葉の名所は数々あれど
私は皇居のお濠端の風景が何となく好きですねえ。
モミジやカエデはないけれど
サクラの葉っぱがほどよく色づいて
お城の石垣が独特の風情を醸し出しています。

こんなに寒くなって来たと言うのに
皇居ランナーの女性がひとり黙々と走っていました。
近くのビルで働くOLさんでしょうか。
つい秋口までは芋の子を洗う賑わいただったランナーたちも
さすがに数が減って来たようです。
この情熱というか執念とでもいうのか
ただただ「ご苦労さん」と言うしかありません。(笑)

恋人たちの語らいの場にもなっています。
うーん、俺にもこんなころがあったなあ・・・などと
ついつい遠くを見る目になってしまいます。
あの頃に戻りたいとは思いませんが・・・

オジサンたちの語らいの場にもなっています。
近くの工事現場のオッサンでしょうか。
白と青のユニフォームは違う会社の人たちかも知れません。
なんの話題で盛り上がっているのか。
降り積もる落ち葉が晩秋の訪れを物語っています。

こちらも恋人たちでしょうか。
それにしては二人の距離がビミョーですねえ。
ちょっと遠慮がちと言うか周囲の目ををはばかると言うか
ひょっとして「社内不倫」でしょうか。
降り積もる落ち葉がただならぬ雰囲気ですねえ。(笑)

以上、お濠端の紅葉定点観測でした。


トチノキ愛

2019年11月26日 | 日記

秋が深まるにつれて
トチノキがいい色に枯れて来ました。
紅葉ではありませんが味わいのある「錆色」です。
数ある公園の樹木の中では
トチノキが一番好きかも知れません。

栃の木、あるいは橡の木と書いてトチノキ。
とくに珍しくもない公園木で街路樹でもよく見かけられますが
何とも言えぬ表情があって味のある木です。
楕円を長くしたような独特の形状で
日の光を浴びてキラキラと葉脈まで透けて見える若葉の頃。
葉が大きいのでジョギングの途中に
よくトチノキの木陰で休憩したものです。

秋にはまるまるとした実をつけます。
ツバキの実によく似た果実は熟すにつれて果皮が割れ
中から栗にそっくりの種子が飛び出します。
この実を丁寧にあく抜きして
もち米と一緒に炊いたのが有名な「栃もち」です。
昔から田舎では素朴な郷土食として土産物にもなっていますねえ。
あ、そうそう・・・斎藤隆介さんの有名な童話
あの「モチモチの木」に登場する木は
このトチノキなんですよ。

トチノキの落葉はイマイチ風情がありません。
ハラハラと散るのできなく
葉が大きいので「バサッ、バサッ」と音を立てて落ちて来ます。
ここらへんは改善の余地ありとは思いますが
どうしようもありません。(笑)
公園はこれから本格的な紅葉の季節を迎えますが
カエデやモミジだけが高揚ではありません。
ぜひトチノキに注目してください。

以上、私の「トチノキ愛」でした。