ハナミズキの初夏

季節は春から初夏へ。

一雨ごとに木々の緑が匂い立つようで
街路樹の鮮やかさが際立ちます。

そんなさわやかな初夏を代表する花と言えば
やっぱりコレですよねえ。

私が大好きなハナミズキです。
百花繚乱で目移りしてしまうこの季節
この花が咲き始めると何故だか心が浮き立ってきます。
ねじれたプロペラのような花ですが
純情可憐な白も、淡いピンクもちょっと色っぽくて
それぞれ表情があって素敵なんです。
古い曲ですが一青窈が歌った「ハナミズキ」という曲は
彼女の妖艶な魅力もあってけだし名曲でした。
もともとは北米産の花だそうです。

ワシントンのポトマック河畔に咲くソメイヨシノは
東京都が姉妹都市の証として贈った桜ですっかり有名になりましたが
その返礼として贈られたのがこのハナミズキでした。
そう言われてみればどことなく
アメリカの匂いやたたずまいを感じる花ですよねえ。

タケノコを食す

八百屋やスーパーのーの店先に
朝彫りのてでかいタケノコがゴロゴろと並んでいます。
そうか、そうか、今年もそんな季節か・・・
と相好を崩しながら一番小ぶり（安い？）の一つを購入、

何を隠そうタケノコは好物なんですよ。

シンプルにタケノコの「若竹煮」を作ってみました。
付属の米ぬかであく抜きも丁寧にしたので
なかなか手間のかかる一品でした。
新物のワカメも一緒にコトコトと薄味で煮込んで完成。
オシャレに木の芽でもあしらおう思ったけれど
面倒くさいので省略、男の料理はあくまでも実質本位です。
同時にタケノコノ炊き込みご飯も一緒につくりました。
タケノコの若煮にタケノコご飯。

まだタケノコが余っているので愛は天ぷらでもしようかと
好物のタケノコずくしについついお酒が・・・
旬を食す、と言いますが一気に春が来た心地でした。

あ、いや、もう初夏か・・・