フルアーマーにさよならを

吾輩は人である。名前はもうない。


４月２７日。
後輩二人と渋谷の「ぶち」で飲んだ後、カラオケに行く。久しぶりにアンパンマンの替え歌(ヤリマンの歌)を歌ったら、それに呼応して後輩がポケモンの「OK！」の替え歌(〇〇！)を披露。その瞬間、俺の中に電撃が走った。「これかー!」そう、今こそフルアーマー卒業の時なのだ。


５月頭の沖縄旅行、ＧＷ明けの山積した仕事によってしばらく時間は空いたが、様々な調査を経て初のブッシュワーブラ―バレーに上陸。松竹梅コースについて説明を受ける。まあオーダーメイドのデコレーションはいらないが、吸収糸だけってのもなんだな。こんなチャンスはもうないんだし、松コースでいくにしくはなし!ただし糸はナイロンで(´∀｀)


「麻酔で手術の痛みないけど、最初に鈍痛アルヨ～」というわけで鈍痛×4だが、結構感覚が残っている。予想していたのと違うが大丈夫かいな。それに焦げたスメルが生々しいのお。……って、いやあの右側がスゲー痛いんですけど。切ってる感じが罵痢罵痢伝わってくるZe！グレイフォックススタイルでもいいが、リスク回避のため早めにタップした結果、最終的に麻酔10本打ちますた(それでもフツ―に感覚が残ってましたが)。曰く、皮が厚すぎたらしい。ふむ、親に似たのかもしれんな…これぞまさに〇〇無恥(.∀・)……でも、これで感度が落ちたら訴えるよ!その時は法廷で合おう。何て考えつつ記念にコーティングされたブラッディーサンを撮影して終了。


その後改めてアフターケアの説明。包帯は一週間、抜糸・風呂は二週間、合体は四週間見てくださいだそうな(すでにリサーチ済み)。なるほど一月くらいは実質使えないと。ならあの王妃の名言に倣うか。「ムスコがダメなら他を使えばいいじゃない」。となれば準備に着手するか。もっとも、膨張して簡単にバーストするような縫合だったらやばいけど。まあその時はそもそもが間違ってるので大丈夫だろう。


さて、いざ立ってみるとペインがリメインしててハードトゥーウォークな状態。しかしあえて、そのままオータムリーフフィールドに足を延ばして来る奉納演舞のためのグッズを購入し帰宅。試しにエレクトさせてみたが、案の定ハート様状態になったので大人しく寝ることにした。


翌日プロテクターをつけてシャワーを浴びる。いつも通り熱いシャワーにしていたら、危うく中に漏らしそうになる。くふう、傷口にしみてのたうち回るところだったぜ(傷にしみると言えば、ナウシカのあの声は実にエロかった！！)。事も済んだので包帯を取り換えていると、結構ブリードしていることに気付く。さらに初回ということもあって慎重に作業をしていたが、ガーゼの取り換えは患部と癒着していることもあり取り外しが難航(最初は勢いで押し通そうとしたが、鋭い痛みで反撃を喰らって慎重にならざるをえなかった)。風呂上りということもあろうが、終わった時は汗をかいている始末だった。


その次の日、術後の診断に行くと経過は問題なさげ。さあ、そうなればヤることは一つだ。行為は確かに禁止されておるが、ダメって言われると人間ヤりたくなるものでね。それになに、要はアフェクティドなところにインセンティブがなきゃいいんだろ？たといもっともセンサティブなところがアンユーザブルであったとしても、根元は無問題だから合わせ技でいきゃーいいんだよ。む、これは…刺激にぶいけど全然いけるじゃん♪外がコーティングされてる分、内部(道)に意識が集中しておもしろいわコレｗ

いくぞ…いくぞ…いくぞ…(山崎竜たん調でｗ)
　　
わ～、ファウンテンみた～い　ヽ(´ー｀)ノとまあこんな調子で、王妃の名言に倣うまでもなくミッションコンプリート。全くのところイージーオペレーションだぜ♪必要は発明の母とはよく言ったものだな…


そして今、抜糸も済ませた俺を縛るものはなにもない。これから新たなる歴史が作られるであろう。