犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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トイレ改修を検討する

2019年12月23日 | 介護ウチのバヤイ
[あふれた] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
軟便~泥状便をトイレでして、たくさんの紙をいっぺんに流したのか、
水洗トイレが詰まって溢れてしまった。


そもそも、便座にうまく腰掛けられない。
少し左寄りに、浅く腰掛ける。
尿は便座に掛かり、便器の外面を流れ落ちる。

これでは床に浸み込んでしまう。
私はまず、便器と床の間の隙間をコーキングした。

また、便器の縁に、スポンジを貼った。
これはサンコーというメーカーの「おしっこ吸う~パッド」という商品で、
たいへん重宝している。

しかしそれでも、便器とウォシュレット本体の隙間に、尿が入り込む。
便座本体はとても重たい上に、配線や配管が繋がっていて、
掃除するために外すのが簡単ではない。

こんな構造だから掃除しにくい。
こんな構造だから汚れる。
15年あまり前の製品だと思う。
今ならもっと、汚れにくい、手入れしやすい構造の便器が有るのではないか。

と、ぼやいたところ、友人Xが
「そもそも最近の便器は汚れが付きにくくなっているらしいよ。」
などと囁くではないか。

そうか。なんぞ今までの陶器よりも、
滑らかなコーティングでもすれば汚れにくいだろう。
いっそトイレを改修したら、毎日の掃除の負担がかなり軽減されるのではないか。



一時期、母の便秘がひどかった頃に、ウォシュレットを使うという提案が有った。
本人も「やってみる」と言ったが、私は反対した。
新しく便利な物を導入しても、とっしょりは使い方を覚えない。
使い方を間違える。
間違って使って壊してしまったりもする。

しかも物がウォシュレットとなれば、
そこいらじゅうも衣服も水浸しという事故が起こることは容易に想像がつく。



自分の掃除しやすさのために便器を変えたい気持ちは有る。
しかしそうすると母には使いにくい事が起きるかもしれない。
一方、母にはポータブルトイレだけを使ってもらう、という考えも有る。
しかしそれだったらトイレの掃除負担はほぼ無くなるわけで、
そもそも交換の必要も無くなる。

住宅設計が専門の友人Mも言う。
「最近の便器は形がまるで違うよ。
お母さんが使えなくなるかもしれない。
まあ、使えなくするために変える、っていう考え方もできるよね。」

だよね。
タマゴが先か、ニワトリが先か。

しかしここは、母がトイレを使わないような状況になったところで
自分の使いやすい物に変えて、スッキリと生活する、
というふうにしたい。
今しばらくはとっしょりの好きにさせとこ。
家の中の他の様々な物も同様だ。
自分の家なのに思い通りに暮らせていないのが窮屈ではあるのだが。
今きれいに改修しても、ムナシイ事態が待ち構えている気がする。



友人宅に行った。
要介護2のお母さんと同居である。
数年前に家を建て替えた。
全体、段差の無い造りになっている。
玄関も平たい。そのかわり、腰掛けが有る。

お風呂場もバリアフリー。
脱衣場、洗面所、洗濯機、トイレなどが一室になっている。

これは介護スペースが有って、介助しやすそうだ。

一方で、ウチのように、トイレが詰まって便器から汚水が溢れたら、
と想像すると、おそろしい。

バリアフリー、段差無しの床を、汚水が自由に広がってしまう。

やはり、トイレはトイレの床で一段下がっている、
古臭い造りのままが今は良さそうだ。

と思いつつも、小個室
じゃない、
ショールームでも見に行ってみよう、と思っている。
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