blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

6月を振り返って

2017-06-30 20:15:06 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
梅雨に入ったものの天気はそれほど悪くならず、湿っぽかったのはむしろ私の心の中かもしれなかった。
5月の終わりから6月にかけては、予期せぬ別れの知らせやショックを受けた出来事が多くあり、寂しさや孤独感をひときわ感じた時間であった。
下旬になってようやく本欄の更新もペースが上がって、少しずつ心に陽がさすような場面も増えてきた。
初めて当地に来て、右も左もわからず不安しかなかった時期と比較すれば現実の世界が言うほど悪いわけではない。
それでもやはり、良くない出来事が重なれば、恵まれているとさえ言える環境にあっても気分が落ち気味になることもある。
月の最初とはいえ実家にも帰っているので、7月以降は徐々にでも今以上に気分を上げていって、早々に消耗しないようにコントロールしなくてはならない。

毎日の仕事に関しては特に大きな変化もなく順調に過ぎた。
週に一度くらいは忙しい人の手伝いで午後がまるまるつぶれたりなど、特殊な日もあったはあったが、むやみに遅くなることもなく通常通りのリズムは確保できた。
わずかでも新しいことを覚えられたと思えば、体力的にはかなりキツい場面もあったものの無駄ではなかったと言える。
自身のことに関しては特に心配することはないが、会計年度が変わった4月以降、正直なところ組織としての勢いはやや落ち着いたように感じる。
当地の事業所が特別忙しいわけではないのに全国から数人が応援という形でやって来ている。
全国的に在庫が積み上がり製品を切らす心配が減って、事業所によっては大変ハードな勤務体系をとっていたものが徐々に解消されているものと思われる。
とはいえ、作る側として現状にたどり着いたことに満足しているだけではダメで、作ったものは売れてくれないとお金にならない。
近々には昨年度通期の業績についてと今年度の第一四半期の見通しも明らかになってくるだろう。

プライベートも特に変わったところはない。
週末になればお誘いに応じて、または単独自力で街に出て、仕事中とは別人になって大笑いして楽しむ。
男性女性問わず、平日にはまったく接点がないであろう世代の人間との交流はやはり刺激になる。
自分の世代では使わない言葉や流行りものを知ることができるのは大変貴重だ。
古い人間だからと若い世代を軽蔑したり見下ろしたりするのではうまくいく会話もうまくいかない。
私自身が平日身につけているヨロイカブトを脱ぎ捨て、ありのままを見てもらってようやく楽しく話ができる。
できれば、こちらが話す分量は少なめにしていろいろなことを質問して聞く方に回る時間が多くなればなおいいだろう。
若者は若者でそれぞれ悩みを抱えながら生きていることが街に出ればよく分かるはずだ。

月が変わって7月はいきなり真夏日が連続する予想で、日頃はもちろん休みの過ごし方にも一考が必要な時期になってきた。
暑さはともかくも、冬と違って足元はいいわけだからできるだけ活動的にいきたい。
アンテナを高くして、興味がわいた所には積極的に足を運ぶようにして楽しい夏になれば最高だ。
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