blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

淡々と

2017-11-14 02:29:19 | 日記
10月の下半期スタート、いや4月の今年度スタートからと言ってもいいような気はするが、私の担当に限れば日々は至って淡々と過ぎている。
一部製品が他の事業所に振り分けられて仕事の絶対量が減っているばかりか、さらに一部の業務に旧担当者が「しがみつく」ような動きを取ったために、当方から提唱してそこからは離れている。
こうなると、時間に追われるような場面というのはほとんどなくなり、他人の手伝いに回る時間の方が多いのではないかといった有様である。
急に仕事の量が増えるわけでもなく、一従業員としては体を壊さず、毎日ほんのわずかでも貢献することが当面の目標ということになる。

さて、先週末は人の動きに伴う飲み会が会社近隣であり、広い意味で同じ部署のメンバーということで参加した。
当事者は当地の出身ながら長らく富山にいて、私自身は当地に来る際に諸々の手続きの面で電話では大変お世話になった。
じかに話すのは初めてで、わずかの時間ながら共通する話題もあり、年下の私にも丁寧に応じていただいた。
また、当日はこれまで会があっても話す機会がなかったベテランの女性陣の近くにあえて陣取っていろいろと話した。
これまでは、その日は参加しなかった某ベテラン氏が喫煙者を近くに固めてしまい、席が自動的に女性陣から遠いところになってしまっていた。
会社の喫煙所が行くには面倒な場所に移動したため今は日中はタバコは吸っていないが、その会の時もタバコは吸わないと腹をくくってこれまで距離が遠かった女性陣との交流にあてることにした。
それほど深い話もできるわけもなく、しかし仕事を離れてリラックスした姿は見てもらえたのではないかと思う。

一次会がつつがなく終わり、さてどうしようかと思っていたら、まだ食べ足りない人がいたようで、男女合わせて6名ほどで近隣のラーメン屋さんを探し歩くことになった。
2軒ほどは満員で断念、しばらく歩いてようやく6名が座れる店を見つけて締めのラーメンを待ち、安くておいしいラーメンを賞味できた。
話題としては、すでに結婚している人に関して、財布は分けているのかやお小遣い制なのかどうかなど、多少デリケートな部分にも触れる展開にはなった。

その辺りで済んでいればまだよかったものを、よりによって私と同じチームにいる某氏が台無しにしてしまった。
二次会メンバーの中にはすでに結婚して20年近くを過ごしている人もいる。
結婚している当事者は、何となくでも夫婦が信頼関係で成り立っていることをサラリと口にしたのだが、あろうことか結婚をしていない某氏がそれに噛み付いて「そんなものは嘘だ、偽善だ」とやり出した。
さんざん酔った上での話ではあるが、結婚していない人間がしている人間に冗談半分で責められる場面はあっても、結婚していない人間がしている人間を真っ向から否定して責め立てる場面は初めて見た。
酔ってはいなくても、昼間の仕事でもちょっとしたことに噛み付く悪癖があって、私としては「また始まった」といったところだった。
メンバーからは「昔イヤなことでもあったの?」などと半分流し気味の対応をされてはいたものの、勢いづいた某氏はさらに「自分を棚に上げて他人には厳しくしたいのが人間の本性だ」などと持論を展開、もはや収拾がつかなくなったので、話が途切れたタイミングで強引にお開きにして店を出た。

週明けの今日、ずいぶん前に終わった日帰り出張の費用の申請書類にやっとこさで取り掛かっている某氏の姿を見て、この世に恥を知らない人間というのが本当にいるのだと実感できたのであった。

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