映画芸術ベストテン＆ワーストテン

映画芸術誌のベストテン＆ワーストテンが発表されました。(2007/1/30)

【ベストテン】
１位　やわらかい生活
２位　雪に願うこと
３位　ストロベリーショートケイクス
４位　時をかける少女
５位　嫌われ松子の一生
６位　フラガール
７位　紀子の食卓
８位　ＬＯＦＴ　ロフト
９位　ゲルマニウムの夜
１０位　間宮兄弟

【ワーストテン】
１位　ゲド戦記
２位　ゆれる
３位　ＴＨＥ　有頂天ホテル
４位　ＵＤＯＮ
５位　日本沈没
６位　ＬＩＭＩＴ　ＯＦ　ＬＯＶＥ　海猿
７位　男たちの大和
８位　武士の一分
９位　バッシング
１０位　寝ずの番

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映画芸術の編集長・荒井晴彦氏は去年のベストテン特集で、キネ旬ベストテンのルール「何かの映画でキャストやスタッフとしてクレジットされたらその年のベストテン選考ができなくなる」を批判していました。公平を期すためというキネ旬の言い分に苦言を呈していたわけで、その意見はわかんなくもないですが・・・
今年の映画芸術ベストワンは荒井晴彦脚本作品。
まあ、過去も「ヴァイブレータ」とか「KT」とか荒井脚本作品を高く評価してきた映画芸術なので予想通りと言えばそうなんですが、やっぱ露骨すぎる身内びいきには、ある程度ベスト選考の制約もいるんではと思いました。
たけし映画を高く評価するたけし審査委員長の東京スポーツ映画大賞と同レベルなのかな・・・と

とはいえ、キネ旬など他の映画賞とかなり違うベストテンになっていて、やっぱ映画芸術ベストテンは面白いです。

ベスト以上に毎回楽しみなのがワーストテン。
相変わらずのフジ嫌い、山田洋次嫌い
それから「ゆれる」は堂々のワースト2位。荒井氏が「脚本家連中で褒めてるやつなんて一人もいない」とか(ホントかな？)「2時間サスペンスの出来損ない」とか激しく批判していたので、きっとワーストだろうなと思ってましたが、一方で同じく荒井氏が厳しく批判していた「嫌われ松子の一生」はベスト入り。
ちゃんと誌上で特集組んで津川雅彦と対談までやった「寝ずの番」がワースト入り。
ちなみに津川雅彦はこんなこと言っていたらしい
「荒井がけなす映画には客が入るんだ」

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去年の映画芸術ベストテン＆ワーストテンは→こちら

その他の映画賞の結果は、こちらから→2006年度国内映画賞一覧

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