フルール

花と音楽のために♪

スイレン☆彡バッハ_オーボエ協奏曲

2018-05-27 | 音楽

 



バッハのオーボエ協奏曲第二楽章

アダージョ好きには堪らない美しい旋律です。


車を10分ばかり走らせると

スイレンの池

日差しが強くて

葉は照り返し、まぶしいくらい

花はまっすぐ上を向いて咲いています。

そよ風が水面を撫で

なめらかに波打っていました。

コバルトブルーが美しい小さなイトトンボ

 


 

 

 


芝生公園の解放感 チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレ♪

2018-05-21 | 音楽

 


ゆったりしずかにはじまる四重奏曲

ボロディン四重奏団の演奏。透明感と艶のある響きですね。



青空にプラタナスが並ぶ

芝生が拡がる公園

アスファルト舗装に疲れた足には

芝生のクッションが心地よい

ストリングカルテットの聴き心地に似ている

 

薄い紅の春もみじ

ヒメフウロ

ポピーのオレンジが柔らかい

堰の水しぶき

朝の光のなかで

水連の花が開きはじめる。

ほんの少し 色付くアジサイ まだ半分青い?

 

アッツ桜

ミヤコグサ 川原の土手に黄色が鮮やか

キラキラ星型 ティアレア ☆彡

 


 


森で深呼吸・・・モーツアルトのアダージョ♪ヴァイオリン協奏曲3-2

2018-05-04 | 音楽

 


森と林の違いは

一文字の漢字の中にある「木」の数で、一応の定義はありそうですが

人の手が入る植物園では、林と思われる場所も「・・・の森」と称しているぐらいなので

さほど明確な区分けはないのかもしれません。

その森に足を踏み入れると

うっそうと生い茂る木々が陽を遮り

木漏れ日と陰影は、酷く方向音痴な私を

し~~んと静まり返った山奥の森へと惑わすように誘う


この日は、夏を思わせる強い日差しでした。

 

モーツアルトのアダージョ、ヴァイオリン協奏曲3-2

K216のこの部分は、私が「深いため息」と称して愛聴している曲です。

森林浴にぴったりかどうかは、難しいところです。

というのは、曲に合わせて深呼吸しようとすると

まるで俳句の字余り・・・みたいな気分になるからです。笑


 

遠景は立山連峰

ここは、富山県中央植物園

 

ツリバナ

 

ウワズミザクラ

 

ヤマドリゼンマイ

 

オオバベニガシワ  新緑の中で赤い葉が鮮やか

 

ナナカマド

 

ラクショウの新芽がお行儀よく整列

 

シラユキゲシ 森の中の白雪姫みたいに清楚

 

タニウツギ 咲き始めが美しいピンク

 

コバノガマズミ

 

名前がわかりませんが小さな緑の花がかわいいです。

 

ケナシヤブデマリ  重なるように咲く様は圧巻でした。


 

 

 

 

 


ハルジオンが咲くころ

2018-05-02 | 日記

 


ハルジオンが咲きだした。

華やかで儚い桜ともちがうけれど

糸状の細いはなびらと黄色の蕊

ほかのどの花ともやっぱり違う個性に惹かれる。

原民喜の文章にこんな表現があります。

明るく静かに澄んで懐しい文体

少しは甘えてゐるやうでありながら

きびしく深いものを湛へてゐる文体

夢のやうに美しいが現実のやうにたしかな文体


「文体」を「花」に置き換えたら

ハルジオンがぴったりくる。

原民喜の文章は、こう続く。

私はこんな文体に憧れてゐる。

だが結局、文体はそれをつくりだす心の反映でしかないのだらう。 


  

 

いつもの公園で今年も群生していました。

カメラのファインダーに飛び込んできたアゲハ蝶

滅多に訪れないシャッターチャンス

黒にあざやかなコバルトブルー

ひらひらと飛びまわるアオスジアゲハ

じっとしていないせわしなさは

ショパンが表現していました♪

 

 

 


ショパンのバタフライは、ジャズバージョンもなかなかいけます