書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○同根。

2017年06月11日 11時40分27秒 | 意識論関連
「毒草」でググると身近な植物にも毒があるらしんだけど

ツツジにすら種類によっては毒があるらしいので

ミツバチが集めてくる蜜に毒が混入するこたないのかと

毒といっても用法用量によっては薬にもなるので

最近事故になったイヌサフランの毒も痛風の処方薬の成分なんだそうだし

普通の量なら微量な毒は気にしなくても良いのかも知れない

食べ物は何でもそうなんだけど一種類だけ大量に摂るのは良くない

そもそもハチミツというのは乳幼児には食べさせてはいけないボツリヌス毒性がある



脳というのはどうしても特定の一つのものだけに意味があると錯覚しがちな性質があって

「これさえ喰っときゃ寿命が何年延びる」的な安易な話程人気が集まり易い

脳というのは中毒という常習性によって思考や行動を「整理」するわけなんだけど

その「整理」が暴走して過剰整理に陥ることで

「これさえやっときゃ全ては解決」という観念に強迫的に囚われてしまう

思考にもバランスが必要なんだけど

どうしても脳というのは特定の事柄に囚われて

無意味な行動を漫然と無意識に続けてしまう

テロリズムとか通り魔の行動というのも

「これさえやれば全て解決」だという観念に囚われることで実行される

これは「刑罰判決さえ出れば全ては解決」という司法への過剰な信頼も同じことで

ヒトの全ては産まれたときから刑罰制度が解決であるとされて来たため

それが気分的に安心という名の中毒に陥り

不毛な刑事罰制度だけで終わってしまい

犯罪というものへの合理性のある原因究明や再発防止への取り組みを失っている

犯罪者の非合理な観念を治療するためには

先ず一般大衆の非合理性から治さないことには

何度でも同じ過ちは続くことになる

犯罪者であっても同じ「ヒト」であることに違いはないのだから

ただ差別排除しておけば犯罪が無くなるわけではない

自分の中の中毒性という「ヒヤリ、ハッと」事象に気付かないからこそ

重大犯罪の原因も見失っているのであって

善人と悪人を明確に線引きすることなど本来不可能であって

利己性という悪意はヒトという種の生物全てに存在するのだから

懲罰という暴力恐怖で他人を押さえ込もうとすることの不毛さを認識しないといけない

生物学上では多数派迎合性を向社会性と短絡的に解釈するんだけど

目先の多数派に迎合することで起きる「失敗」というのは数限りなくある

子供のイジメなんかも多数派迎合性が大きな要因になっているのであって

ヒトという種の生物は ほったらかしとくと自然とイジメ(差別や暴力)をする習性がある

所詮習性なんてのは特定環境下における「結果」でしかないので

都合よい結果だけを抽出選択してきて「習性で人間性を立証する」なんてことは原理的に不可能なオカルトお花畑

そのお花畑に乗っかっているマスコミや多数大衆も基本的には同罪

罪とは過ちのことなんだから それを踏まえて改めてれば財産にもできる

その可能性を放棄しているからこそ 社会的負担ばかりが嵩んでしまう

法律や警察の努力ではテロや通り魔は防ぎようがない

頭の悪い政治家や大衆は「危ない奴はまとめて罰を与えてしまえ」という発想しか出てこないけど

その短絡性こそがテロリストの短絡性と同根





Ende;
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