このたび私は九州大学出版会より、『大学と社会を結ぶ科学コミュニケーション』という著書を出版いたしました(上の写真です)。
以下、内容紹介です。
「わが国の科学技術イノベーション政策の根幹を規定した「第4期科学技術基本計画」(2011年8月19日閣議 決定) には、「社会と科学技術イノベーションとの関係深化」という一節が設けられている。そこには、国 民と政府、研究機関、研究者との間で認識を共有することができるよう、双方向のコミュニケーション活動 を積極的に推進していくことが重要であると記載されている。このような国民と科学研究の担い手をつなぐ双方向のコミュニケーション活動は、一般的に「科学コミュニ ケーション活動」と呼ばれている。そのような活動を活発化させることによって、国民の科学技術理解が増 進され、研究者など科学研究の担い手の側は社会的リテラシーを増大させることができると期待されている。では、どうすれば、そのような双方向の科学コミュニケーション活動を活発化させることができるのだろう か。特にわが国の大学及び公的研究機関の内部ではどのような努力が求められるのだろうか。これらを明ら かにすることが、本書の目的である。」
何分、学術書でありますため、価格は税込み4,104円と高価なのですが、ぜひご購入いただければたいへん幸いです。
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