彼は私より一つ年上だけど、同じ短大に通っていた。
でも科もサークルも、何の接点もなかった。
ランチのとき食堂で見かけるたび、お話してみたいなぁと思っていた。
数少ない男子学生の中でも、彼は特に目立っていた。
きれいな顔をしていて、見かけるたびに違う女の人といたし、良い噂も悪い噂もあった。
当時私には別の彼がいたし、手の届かない遠い遠い存在だった。
それから数年後、彼を再び見かけて、彼女がいないことを知り、強く強く告白したのは私の方。
この前加茂水族館に行く途中、彼の元彼女の話になった。
元彼女はとてもたくさんいるのだけれど、そのとき話題にのぼった彼女は彼からの告白だったことを知った。
過去のこととはいえ、自分から告白した私にとって、その元彼女がとても羨ましかった。
アシカショーが始まる前、「私もあなたに告白されてみたかったなぁ」とつぶやいたら
「次は俺から言いますよ」と言われた。
意味が分からず彼の顔を見ると、「結婚するときは、俺から言いますよ」と言われた。
恥ずかしくて思わず、目をそらしてしまった。
アシカショーが始まり、その話は終わったけど、私はしばらくふわふわしていた。
告白してよかった。
でも科もサークルも、何の接点もなかった。
ランチのとき食堂で見かけるたび、お話してみたいなぁと思っていた。
数少ない男子学生の中でも、彼は特に目立っていた。
きれいな顔をしていて、見かけるたびに違う女の人といたし、良い噂も悪い噂もあった。
当時私には別の彼がいたし、手の届かない遠い遠い存在だった。
それから数年後、彼を再び見かけて、彼女がいないことを知り、強く強く告白したのは私の方。
この前加茂水族館に行く途中、彼の元彼女の話になった。
元彼女はとてもたくさんいるのだけれど、そのとき話題にのぼった彼女は彼からの告白だったことを知った。
過去のこととはいえ、自分から告白した私にとって、その元彼女がとても羨ましかった。
アシカショーが始まる前、「私もあなたに告白されてみたかったなぁ」とつぶやいたら
「次は俺から言いますよ」と言われた。
意味が分からず彼の顔を見ると、「結婚するときは、俺から言いますよ」と言われた。
恥ずかしくて思わず、目をそらしてしまった。
アシカショーが始まり、その話は終わったけど、私はしばらくふわふわしていた。
告白してよかった。