かけがえのない天使

「障害児」ではなく「1人の子供」として。。。

脳性まひの子供から教えられた事

乳歯が抜けたよ!

2005年09月30日 | 私の天使 
れんの下の前歯が抜けました。
いつまでも、可愛い赤ちゃんと思っていたら
心も体も少しずつ成長してるんだなって
大人に近づいてるんだなって
嬉しくなりました。

思い返してみると
この抜けた歯が、れんが6か月の時
初めてはえた歯でした。
その頃はまだれんの障害の事は分からず
ただただ、れんの誕生と成長を喜んでいた時でした。

あれから、いろんな事があったなあって・・・
これから、れんはどんな大人になるんだろう
って考えながら
れんが大きくなった時
この乳歯と見せて
「れんこんなに小さかったのよ。
そして、そんなれんをみんなみんな可愛がってくれた。
れんはそんな大切な存在なんだよ」
って言ってあげたいです。

教育委員会との話し合い

2005年09月27日 | 入学前
昨日、教育委員会との話し合いに行ってきました。
15人位の親達と教育委員会からは
4人来ていました。
一人一人、子供達の今置かれている状況を話し
改善を求めました。
でも、いつも答えは大体同じもの・・・
「私たちも同じ思いで頑張っています。
しかし、予算がないのも現実で・・・」と。

地域の学校に行く障害児が
どんどん増える中
予算がなく、加配が付かない。
そして、地域に行っても
養護学級に入れられてしまう。
それでは、地域に行った意味がなくなってしまうのに。
結局「あの子は養護の子やから」
と友達から見られてしまう。

委員会の人は
「最近では養護学級に一日いることはなく
交流が進んでいます」と言われた。
私は思わず
「私は交流なんて望んでいません。
健常のお友達と、一緒に学び生きていって欲しい
障害があってもみんな同じ何だ!
同じクラスの仲間なんだと言うことを感じて欲しいと思っています」
といいました。

別けることがどんなに偏見を生むことか
もっともっと考えて欲しいと思った一日でした。

運動会の練習

2005年09月22日 | 保育園の時
10月1日にれんの保育園の運動会があります。
そろそろ、練習も本格的になってきたようで
竹馬にリレーに、れんも毎日がんばっているみたい。
でも、みんなと同じようにやりたいけど、
自分の思うようにいかなくてなんだかイライラしているみたい。
ちょっとした事で泣いたり、ぐずったり・・・
精神的に不安定なんだろうなあ・・・
保育園生活最後の運動会。
自分に自信をもって、最後までがんばって!
みんな、応援してるよ!

プロポーズ

2005年09月07日 | 保育園の時
昨日、保育園のお友達のお母さんから電話がありました。
「もう、おもしろくって黙っていられなくって、電話してん!」
と興奮ぎみでした。
なにかなとおもって聞くと
「うちの子、れんくんに結婚しようって言われてんて!
それで、「れんくんと結婚するかもしれへん」って言うねん!」
って、私とそのお母さんで大笑いしました。
電話を切るとれんが聞いていたようで
「れん、まきと結婚するねん」っと言うので
「まきのどこが好きなの?」と聞くと
「ままごとしていいって聞いたら、いいよって言ってくれるから」
だって!
その辺は、まだまだ子供なんだなあ。
それに、相手の女の子も
「れんくんと結婚するかも」って
真剣にお母さんに話してたことがすごい!
子供達にとって、れんは障害児でもなんでもなく
自分達の友達の一人なんだって思ってくれてる
そのことがすごく嬉しかった。
なんかほんとに、二人の可愛い会話でほのぼのとした日でした。
将来、本当に誰かを好きになってプロポーズして
結婚なんてしてくれたらうれしいなあ・・・
ちと、寂しい気もするけど。

特別扱い

2005年09月01日 | 私の思い
昨日、子供の時、病気で養護学級にいた人に話しを聞きました。
その人は、れんとは全然違って、障害というより難病で
見た目は殆ど分からないような人。
その人、いわく「自分だけ特別扱いが嫌だった」と言ってた。
先生も親も、自分にとっていい様にと思ってやってくれてるのが
分かるから、それをはっきり「嫌だ!」っていえなかったって・・・
自分は、みんなと同じ様にしたかったって・・・
親も先生も、ほんとその子のためにと思ってやってるんだよね・・
でも、実は本人にとっては、迷惑・・・
私も、れんの為って思ってやってること
ちゃんと考えないとって思いました。