goo blog サービス終了のお知らせ 

ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

学生の就活状況

2007-05-17 16:52:08 | 大学
跡見女子大学のマネジメント学部では、キャリア・アカデミック・アドバイザー制度というものを取り入れている。学部の全学生にひとりずつ教員がアドバイザーとして割り当てられ、学生生活や就職のことについて、アドバイスを与えるしくみである。

4年の学生にとっては、何と言っても就職活動が当面の最大の目標、関心事になる。

幸い最近は数年前とは様変わりの好景気になっているようで、学生にとっては好条件になっているようだ。周知のごとく、来年に向けての就職戦線はとっくにスタートしていて(気の早い話だ)、このあいだから、ぽつりぽつりと、内定をもらいました、と報告に来てくれる学生が出始めた。

そう言えば、昨日の朝日新聞朝刊に、この3月卒業者(今の4年生の1年先輩の学年だ)の就職状況について、「大卒内定率、最高の96.3%」という記事が出ていた。
同記事によれば、「景気回復を背景に就職状況が改善している」「96年度の調査開始以来、過去最高」だという。

これまで私のところに報告に来てくれた4年生の学生(複数)は、いずれも、ほぼ第一志望に近い会社に内定したという。

彼女たちの話を聞くと、よい結果が出る場合は、面接が始まってから決まるまではとんとん拍子に選考が進むらしいし、面接の担当者がいろいろと気を遣ってくれているのがわかるらしい。だから、「大変だったけど、楽しかった」「いい経験になった」という感想になる。

この早い時期に就職が決まるのは、日頃の自分の取り組み(自分への投資)のご褒美だと思っていい。

決まってしまうと、あと10ヶ月ほども自由な時間が持てる。私たちからみると羨ましい限りだ。ある程度具体的な目標を持って時間を活用するようにしないと、気の緩みからほんとうに何もしないままで無為に過ごすことにもなりかねないので、そんなに大きな目標でなくてもよいから、達成可能な目標を見つけて、着実な取り組みをしてほしいと思う。

もちろん、まだ決まっていない学生も、気を落とすことはない。

就職活動自体、この時期しか出来ないことであり、自分を見つめ、自分を磨くチャンスである。ここで経験したことは無駄にならないのだから、すべてを自分を成長させる好機と考えて、前向きに取り組んでもらいたい。

跡見の学生諸穣だけでなく、学生の皆さんの健闘を祈ります。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 池袋演芸場 | トップ | 渡辺裕「宝塚歌劇の変容と日... »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

大学」カテゴリの最新記事