ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

内閣府NPOホームページ

2009-09-30 10:06:08 | 大学
跡見女子大学で「芸術文化とNPO」という授業を持っている。 新学期の最初の授業では、NPOとは何か、を話すことになるが、それとともに、日本のNPOの現状も紹介する必要があるので、現状の確認のために、一年に一回は必ず、内閣府のNPOホームページを利用している。 ところが、今回、しばらくぶりに内閣府のトップページを見ると、NPOという文字が見当たらない。おかしいな、と思いつつ、あれこれ探すこと、し . . . 本文を読む
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地域や社会に「貢献する」アートはいらない

2009-09-19 15:18:43 | アーツマネジメント
東京大学文化資源学公開講座「市民社会再生」では、3年連続の講座の最終年度である今年は、3つのプロジェクトに分かれて、「市民社会再生」のための理論構築をめざしている。 → 東京大学文化資源学公開講座「市民社会再生」 私がプロジェクトリーダーを務めるプロジェクト2では、「『所有』からアートの公共性を考える」をテーマとして参加者間で議論を継続している。 このグループでは、メンバー間のディスカッショ . . . 本文を読む
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青木さん家の奥さん

2009-09-15 04:50:15 | アーツマネジメント
先日、劇団青年団の「青木さん家の奥さん」を観に行った。 これが、非常におもしろかった。 今回、この作品と南河内万歳一座による「S高原から」の2作品がセットで上演された。(こまばアゴラ劇場では、9月2日~8日が「S高原から」、11日~27日までが「青木さん家の奥さん」の上演である。) 「青木さん家の奥さん」は大阪の劇団「南河内万歳一座」で以前に上演された作品(作=内藤裕敬)で、「S高原から」は . . . 本文を読む
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大きな民主主義と小さな民主主義

2009-09-13 10:16:37 | その他
先日(多分6日)の朝日新聞の社説に、大きな政府か小さな政府かという議論よりも、市民が自分たちの社会のために活発に動くかどうかが大事だ、ということが書いてあった。政府まかせで自分たちはただ受け身で待っているのを小さな民主主義、反対に自分たちが積極的に社会に働きかけてものごとを動かそうとするのを大きな民主主義、と表現していた(言葉遣いはうろ覚えなので、正確ではないかも知れない)。 言葉としてはあまり . . . 本文を読む
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イチロー

2009-09-01 08:34:01 | アーツマネジメント
何のCFかは覚えていないのだけれど、イチローが出演して、「毎日の同じことの積み重ねがあるから、遠くまで行ける」というようなフレーズがナレーションで語られるCFがあった。(今も放送されているかもしれない。) これって、「構築への意志」そのものだよな、と思う。 なぜ、遠くまで行かなければならないか、は問題にされていない。それは、疑う必要のない前提である。 この「構築への意志」があるから、人間は天 . . . 本文を読む
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