無意味病にかかっているのか、私は。
いや、一時的なものじゃない、
この考えは、少なくとも、年単位で続きそうな予感。
これまでの、父親のお金の事や、母の宗教の事や、
自分自身のそういったものに形づくられてきた人生。
全部、無意味だったんだ、とか。
いや、この世に意味のあるものなどないのだと。
でも、意味があるということが全てじゃない。
ただ、どこを向いて生きて行こうと思う。
何も考えなくていいのかも。
やっと、何も考えなくてよくなったんだから。
(家事のことは、少し考えた方がいいかも)
失恋も、あんなに悲しんだり、苦しんだりすることはなかったんだな。
私は人見知りの上に、男の子が苦手で、高校を卒業するまで、
男の子とは、ろくに話したこともなかった。
ずっと共学だったのに。
社会人一年目の時、勤めていた会社の関連会社の人のことを好きになり、
おつきあいすることに。四歳年上だった。
異性と話すことも慣れてなくて、デートしても、とにかくドキドキ。
でも、楽しかったなあ。三か月位だったけど。
すぐ他の人に取られてしまった。
まあ、私も、自分自身の言動が、あれじゃダメだったな、と思う。
何もかも初めてすぎて。
それに、私には荷の重い人だった。
自分の意見が、はっきりあるというか??
ただ、それは、ずっと後になって考えたことで。
当時は、ふられたことがなかなか受け入れられず、
もう未練ばかりで。
相手の女の人も関連会社の人で、私も知ってるし。
いきさつが、まわりにもばれちゃってるし。
会社を辞めたかったけど、お金を家に入れなくちゃならないし。
それに、会社を辞めてしまうと、全く姿も見られなくなるし。
ほんとに、未練、未練で。
そして、二人が結婚すると聞き……
家にいる時に、電話で知人づてに聞いたんだ。
力が抜けて、その場に座りこんだ。
その時は、まだ泣いてなかった。
長くなったので、また明日ね。