のだめカンタービレ (3)講談社このアイテムの詳細を見る |
お薦め度:☆☆☆☆☆
第3卷では、いよいよ「Sオケ」が登場する。
「Sオケ」とは、ミルヒー(シュトレーゼマン)が選拔した學生によるオケだが、遊びたいミルヒーは千秋を副指揮者に任命して、練習を任せてしまふ。
しかも、こやつは、しばらくすると、自分で作つた「Sオケ」を放りだし、本來の成績優秀者による「Aオケ」に專念すると云つて、「Sオケ」脱退宣言をする。
千秋は晴れて?「Sオケ」の指揮者となるわけだが、彼の嚴しい練習はメンバーの自發性を縛り上げ、音樂が思ふやうに流れて行かない。
この、千秋が「Sオケ」をドライブするのに惡戰苦鬪してゐる曲が、ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」だ。
これまた、名演奏が勢ぞろひしてゐる。
どれを選ぶかは、もはや聽く者の感性(好み)次第だ。
音質にこだはらないのであれば、私としてはフルトヴェングラーをお薦めする。
彼のエロイカには各種あるが、彼らしいスケール感と有機的な血の通つた(特に第2樂章)演奏を味はふなら、このウィーンフィルとの1952年盤だらう。
フルトヴェングラー(ウィルヘルム), ベートーヴェン, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, リスト / 東芝EMI(2002/06/19)
Amazonランキング:18,991位Amazonおすすめ度:
音質を加味して選擇するとなると、迷つた末に、やはりバーンスタインか。
彼の柔軟な指揮とウィーンフィルの自發性とが出會ふと素晴らしい演奏となることが多い。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ベートーヴェン, バーンスタイン(レナード) / ユニバーサルクラシック(2000/10/25)
Amazonランキング:247,064位Amazonおすすめ度:
2005年1月10日讀了
のだめにすっかりはまっちゃっています
4日間の奇跡もよかつたです。
あれは、「月光」でしたね~
音が聞こえてくるやうな描寫でした。
感動しました!
英雄、本当に持っていなかったので、参考にさせていただきますね。
「英雄」は名曲だけに名盤揃ひですね。
上の二人の對極にあるやうな名盤としては、
トスカニーニやムラヴィンスキーの演奏もあります。
こちらは贅肉を削ぎ落したやうな、切れ味のある演奏です。
お好み次第ですが・・・
Trackbackありがとうございます。
最近になりのだめにすっかりはまってしまい、持っていたCDをいろいろと聴いている毎日です。
お薦めの「英雄」、機会があれば是非聴いてみたいと思っています。
私も「のだめ」のお蔭で、10年ぶりくらゐでCDを聽くやうになりました。
「英雄」他にもたくさんの名演奏がありますが、お好みでお聽き下さいまし~!
日頃はクラシック殆ど聴かないのですが、なんか聴いてみたくなってきました。春とか英雄とか。
うんうん、さうですよね~
どんどん面白くなつて行きますよね。
私は5卷が好きなんです。
學園祭でのだめがマングースになるんですけど、そのマングースがラブりーなんですよ!
しかもそのマングース、ピアニカを演奏するんです。
もう最高です!
TBありがとうございます。
のだめいいですね~。正月早々すっかりとりつかれております。
ここに出てくるもので持ってないものは揃えたいと思っていたのですが、クラシックは選ぶのがなかなか難しくて・・。
参考にさせていただきます♪