阪神２－３廣島 （甲子園）

悔しい。
負け試合は悔しいものだが、これほど悔しいゲームも珍しい。
最後の前田のプレー、こんなときにそんなファインプレーしなくても・・・
ヒット數は阪神が８に對して廣島が６と阪神が上囘つてゐる。
それでも負けるのは、エラーと、ここ一番といふ場面で打てない打線だ。

先發投手は阪神が上園、廣島が青木。
ルーキー對決であつた。
それぞれの失點は３失點と２失點。
つまり、先發投手の失點がそのまま試合を決めたといふこと。
しかし、上園の失點は３だが、自責點は１。
上園を責めるのは酷と云ふものだらう。

２囘表のシーツのタイムリーエラーが痛いことはもちろんだが、タイムリーが打てない打線も情けない。
特に４囘裏、高橋光信のタイムリーで１點差に迫つたあと、まだ１アウト２壘１壘の場面での野口の併殺。
さらに８囘裏、１アウト２壘１壘での金本、櫻井の凡退。
點が取れなければ勝てない。

かういふフラストレーションの溜まる試合の中で、２番・關本が４打數４安打の活躍を見せてくれたのが救ひだ。
また、阪神に來て初スタメンの高橋光信もタイムリーを打つたし、濱中もホームランを打つた。
投手では、きのふに引續き、渡邊亮が３者三振といふ素晴らしいピッチングを見せてくれた。
久保田は７０試合目の登板で頑張つてくれた。
しかも２イニング・・・。
大丈夫か、久保田？

殘念なのは、リンくんが肩の痛みを訴へて、１軍登録抹消になつてしまつたこと。
このところ調子が下降線を辿つてゐたリンくんであるが、肩の影響があつたのだらうか？
大したことなければ良いのだが・・・
一日も早い復歸を祈る。

さて、首位・讀賣が勝つてゐるので、５ゲーム差。
２位・中日は雨で試合が流れたので、3.5ゲーム差。
數字的にはとても嚴しいことになつてしまつた。
しかし、このままで終はることは出來ない。
せめて明日から連勝して、上位チームにプレッシャーを掛けようではないか！

殘り３１試合で貯金５。
４連勝すれば、殘り２７試合で貯金９。
これなら、まだまだチャンスはある。
去年の快進撃を今年も見せてくれ！


＜追記＞
なんと！
廣澤コーチのブログ によると、リンくんが肩を痛めたのは交流戰の前だとか。
ずつと痛み止めの注射を打つて出場してゐたけれど、もう限界。
１０日では戻つて來られない可能性が高い？
なんてことだ・・・


甲子園　阪神X広島　19回戦（阪神 7勝 11敗 1分）

【勝利投手】　青木高 3勝9敗
【敗戦投手】　上園 5勝3敗
【セーブ投手】　永川 4勝5敗25S
【本塁打】
広島： 前田智 12号ソロ（4回 上園）
阪神： 浜中 3号ソロ（2回 青木高）
【継投】
広島： 青木高 → フェルナンデス → 永川
阪神： 上園 → 渡辺 → 安藤 → 久保田


Yahoo!スポーツ プロ野球


＜けふのリンくん＞
１軍登録抹消中。

＜リンくん今季通算成績＞
打率.301、１４ＨＲ、５６打點、４９得點、２０四球、１盜壘。


＜２００７年ナマ觀戰・試合結果＞

６勝４敗

○　 3/31 開幕第2戰：阪神３－２廣島_（京セラＤ）

×　 4/21 阪神２－５讀賣 （甲子園）

×　 5/5 阪神０－２廣島 （甲子園）

○　 5/19 阪神６－０廣島 （甲子園）

×　 6/9 阪神１－４オリックス （甲子園）

×　 7/16 阪神２－４讀賣 （甲子園）

○　 7/18 阪神５－３讀賣 （甲子園）

○　 7/29 阪神９－４横濱 （甲子園）

○　 8/2 阪神６－５ヤクルト （甲子園）

○　 8/17 阪神３－１廣島 （京セラＤ）