【２００９年交流戰】 ○ 阪神 ４ｘ－１ 西武 （甲子園）

下柳が好投、檜山が同點打、關本が逆轉打、球兒がセーブ。

７囘まで１失點に抑へた下柳を見殺しにしてなるものか。
チームの中で、さういふ空氣が流れてゐたに違ひない。
７囘裏、その空氣に火をつけたのは、先頭打者の今岡だつた。
セカンドにヘッドスライディングした今岡、あれがチームを奮ひ立たせたのだらう。
狩野の送りバントは見事だつたし、檜山のタイムリーも見事。
見事といへば、赤星のセーフティ・バント。
絶妙といふ形容がぴつたりだつた。
あのバント處理で足をいためた石井投手が心配だが。

そして、關本の逆轉タイムリー、鳥谷のヒット、金本の押出し死球、新井の犧牲フライ。
一擧４點取つたなんて、このところのタイガースでは珍しい。
かういふ、チャンスに強いところを、これからもみせて貰ひたいものだ。

最後は球兒。
先頭打者に四球、次の打者に初球の變化球を打たれ心配したが、やはり球兒のストレートは凄かつた。
續く３人を３者三振、しかもすべて３球三振。
こんなことが出來る投手はさうさうゐない。
投げた９球のうち８球がストレート。
球兒はやはりストレートだ。


つまらない疑問。
石井の背中に「H. ISHII」とあつたが、あの「H」は何だらう。
イシイカズヒサだから、普通なら「K」だらう。
ヒサの「H」なんだらうか？




勝利投手 [ 阪神 ] 下柳（4勝2敗0S）
敗戦投手 [ 西武 ] 石井一（2勝4敗0S）
セーブ [ 阪神 ] 藤川（1勝3敗4S）

バッテリー
西武バッテリー： 石井一 、野上 、星野 、岡本慎 、許 - 銀仁朗

阪神バッテリー： 下柳 、アッチソン 、藤川 - 狩野





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＜ナマ觀戰記録＞

【リーグ戰】 ７戰６勝１敗

○ 4/3（金） 阪神５－２ヤクルト （京セラＤ：開幕戰／先發：○安藤）

○ 4/7（火） 阪神１１－１０廣島 （新裝甲子園開幕戰／先發：久保、○江草）

● 4/9（木） 阪神２－４廣島 （甲子園／先發：●石川）

○ 4/16（木） 阪神４－３中日 （甲子園／先發：久保、○アッチソン）

○ 4/30（木） 阪神３－２横濱 （甲子園／先發：久保、○アッチソン）

○ 5/14（木） 阪神７－１廣島 （甲子園／先發：○安藤）

○ 5/25（月） 阪神４－３ロッテ （甲子園／先發：○久保）