【關西學生アメリカンフットボール】 9/19 ○京大４９－１４同志社

リーグ戰緒戰で、立命相手に１３－２４と健鬪した京大。
今年は、３強といはれる關大・關學・立命には敵はないまでも、４勝３敗と勝ち越せるのではないか。
そして、あはよくば３強の一角を崩せるのではないか。
後者のはうは限りなく妄想に近いが、前者の方は十分可能性がある。

強い相手に健鬪するのも良いが、さうでない相手にとりこぼしをしないことも大切だ。
さういふ意味で、同志社戰は京大の地力を見るのに適した試合だらう。
で、結果は、京大４９－１４同志社。

ゲームを見てゐないので實際のところはわからないのだが、スタッツを見る限り、ラン・パスのバランスのとれたオフェンスを展開してゐたやうだ。
オフェンス獲得ヤードが３０５ヤードで、内譯はパスが１３０ヤード、ランが１７５ヤード。
大雜把に云つて、パス４割、ラン６割。
かつてはオフェンスラインの強さを活かしたラン攻撃が京大の持ち味だつたが、いまはラインもそこまで強くないので、パスを效果的に織込んだオーソドックスなプレーが必要だ。
もちろん、これには相手ラインとの相對的關係が影響するわけだが、このラン・パス比率は同志社相手には有效だつたやうだ。
７ＴＤをあげたオフェンスは評價して良いと思はれる。
２ＴＤだけで踏ん張つたディフェンスも良いやうに思はれるものの、２４４ヤードを失つてゐるのが氣になる。
失點には至らなかつたものの、同志社オフェンスにかなり進まれてゐる。
このあたり、オフェンスがもつと強い相手だとどうなるのか。

ともあれ、リーグ戰はまだ始まつたばかり。
例年、京大は試合を重ねるに從つて強くなつていくチームなので、これからが樂しみだ。
ただ、次の相手が昨年の霸者・關大、その次が宿敵・關學。
あたるのがあまりに早過ぎる。
これでは成長途上で踏み潰されてしまふかもしれない・・・

次の關大戰、長居に見に行かうかなあ。
阪神の優勝とぶつからなければ、行つてみたいのだが。
大丈夫な可能性大だが・・・



＜得点経過＞

京都大　1Q-07:41　#84福田　62yds Fumble RET.（K-G #6冨田）
同志社　1Q-11:44　#34河野　8yds RUN（K-G #29岸田）
京都大　2Q-05:01　#17今村→#83木原　3yds PASS（K-G #6冨田）
京都大　2Q-10:55　#82北畠　1yd RUN（K-G #6冨田）
京都大　2Q-11:23　#17今村→#1上廣　39yds PASS（K-G #6冨田）
同志社　3Q-08:18　#41土井　1yd RUN（K-G #29岸田）
京都大　3Q-11:21　#17今村→#82北畠　6yds PASS（K-G #6冨田）
京都大　4Q-00:29　#33田原　5yds RUN（K-G #6冨田）
京都大　4Q-10:00　#84福田　63yds Intercept RET.（K-G #6冨田）




＜２０１０年リーグ戰日程・結果＞


9/4（土） 立命館大學 ●13-24 西京極陸上競技場兼球技場

9/19（日） 同志社大學 ○49-14 EXPO FLASH FIELD

10/3（日） 關西大學 13:40 長居第２陸上競技場

10/17（日） 關西學院大學 14:00 西京極陸上競技場兼球技場

10/31（日） 近畿大学 11:00 EXPO FLASH FIELD

11/13（土） 神戸大學 13：40 長居球技場

11/27（土） 甲南大學 11:00 長居球技場