【關西學生アメリカンフットボール】 9/4 京大、立命に健鬪するも及ばず

關西學生アメリカンフットボールの秋のリーグ戰が始まつた。


京大の相手は、強い強い立命館。
いまや關西學生リーグは、關西大學、關西學院大學、立命館大學の３強時代。
この３大學のうちの一つを倒すことが出來れば、番狂はせと云はれても不思議はない。

京大は過去に１０囘優勝してゐる。(1976・1982-1983・1986-1987・1990-1992・1995-1996)
その黄金期ですら、緒戰や２戰目で豫想外の相手に負けることがあつた。
京大は傳統的にリーグ戰を戰つていくうちに強くなつていくチームなのだ。

そんな京大が、緒戰から立命と對戰するとなれば、これはもう勝てるわけがない。
さう思つて結果も氣にしてゐなかつたのだが、この健鬪にはビックリした。
なんと前半終了時點で、京大１３－１４立命。
わづか１點のビハインド！

これは、もしかするともしかするかも、と思つたが、後半は１０點取られて、結果は京大１３－２４立命。
やはり敵はなかつたか・・・・

ところが。
内容を見ると、これが惜しいゲームだつたのだ。
ファーストダウン獲得數は、京大が２０囘、立命は１２囘。
攻撃獲得ヤードは、京大の３１２ヤードに對して立命は２８２ヤード。
ボール所有時間は、京大が３０分３４秒で立命が１７分２６秒。

この數字を見ると、どちらが勝つたのかわからない。
いや、數字では京大のはうが明らかに上囘つてゐるのだ。
では、なぜ？

本日付の産經新聞によると、第４Ｑに入つて京大が立命陣内に攻め入つてゐたが２囘續けてパスをファンブルし、このミスに乘じて立命はＴＤを決めたらしい。
惜しい！
しかし、かういふミスが出るのも、リーグ戰序盤の京大らしい。
ま、傳統と云つてもいいだらう。

今年の京大、２年生のＲＢ田原がＴＤを決めたやうだし、これから試合を重ねるに從つて強くなるかもしれない。
次の同志社戰ではミスをせずに、今季初白星をあげて欲しい。



＜得点経過＞

京都大　1Q-05:22　#11槙塚　36yds FG
立命館　1Q-06:24　#39川端　15yds RUN（K-G #32佐伯）
京都大　2Q-05:31　#33田原　8yds RUN（K-G #11槙塚）
立命館　2Q-08:27　#27高野橋　37yds RUN（K-G #32佐伯）
京都大　2Q-12:00　#11槙塚　20yds FG
立命館　4Q-05:31　#27高野橋　1yd RUN（K-G #32佐伯）
立命館　4Q-11:04　#32佐伯　42yds FG




＜２０１０年リーグ戰日程・結果＞


9/4（土） 立命館大學 ●13-24 西京極陸上競技場兼球技場

9/19（日） 同志社大學 14:20 EXPO FLASH FIELD

10/3（日） 關西大學 13:40 長居第２陸上競技場

10/17（日） 關西學院大學 14:00 西京極陸上競技場兼球技場

10/31（日） 近畿大学 11:00 EXPO FLASH FIELD

11/13（土） 神戸大學 13：40 長居球技場

11/27（土） 甲南大學 11:00 長居球技場