阪神３Ｘ－２讀賣/ 連敗ストッパーは球兒！

阪神の先發投手は杉山、讀賣は姜。
姜投手は、名前から朝鮮系の選手かと思つたが、台灣出身の選手ださうだ。
初ものに弱いタイガース打線だが、はたして・・・

打撃戰になると思つてゐたが、兩投手とも素晴らしいピッチングをして、投手戰。

杉山は７囘を投げて、被安打５、無失點。
ここまでやるとは思つてゐなかつた。
杉山、見直したぞ！

５囘裏。
１アウト３壘１壘のチャンスで、藤本。
カウント０－２から、なあんも考へずに３壘ファウルフライを打ち上げた。
勝てたからよかつたやうなものの、あれはプロの選手としては恥づかしい。

７囘裏。
１アウト１壘でまたも藤本。
きつちりバントを決められない。
かういふ場面でバントを決められないとは情けない。
結果として２ストライクを取られてからエンドランを成功させたが、それは結果論。

８囘表。
球兒が登板。
おかへり、球兒！
２番鈴木を３壘ゴロ。
３番高橋、４番李を連續で空振り三振！
やはり球兒が出てくると、守りでも攻撃できる。

８囘裏。
關本の死球を足掛かりにして、シーツの２壘打、金本が敬遠で１アウト滿壘。
濱中、鳥谷の連續タイムリーで２點追加し、３－１。

９囘表。
ＴＶ中繼が終はつてしまつて、殘念ながら見られなかつた。
５番小久保を空振り三振。
クリーンアップを３人とも空振り三振とは、素晴らしい！
しかし、６番二岡にはホームランを喫して３－２と１點差に追ひ上げられる。

でも、その後は矢野を空振り三振、代打・齋藤を空振り三振に打ちとり、ゲームセット。
といふことは、６つのアウトのうち５つまで空振り三振で取つたといふことか。
さすがは球兒！

５連敗中のタイガースであつたが、杉山の好投と球兒の復歸でトンネルを拔けた。
さて、いよいよ來週は甲子園にドラゴンズを迎へて３連戰。
優勝うんぬんはともかくとして、よいゲームを見せて貰ひたい。
特に３連戰の最後の３１日、この日は頑張つて欲しい。
だつて、私はこの試合をナマ觀戰豫定なのだから。


【勝利投手】　藤川 5勝0敗10S
【敗戦投手】　林 3勝4敗 【セーブ投手】
【本塁打】
巨人：二岡 21号ソロ（9回 藤川）

【継投】
巨人：姜 → 林 → 久保
阪神：杉山 → 藤川


タイガース今季通算成績：６０勝５２敗３分 （殘３１試合）

今季のナマ觀戰成績：５勝３敗
次囘は３１日、甲子園での中日戰。


＜追記＞
ジャンケンミンとやらと我等がリン・ウェイツの勝負が見たかつた！
岡田よ～、林威助を１軍に上げてくれよ～
Ｋ岡とかは、もう引導渡してもええのと違ふ？