仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録 2023年8月前半

2023-08-15 07:14:00 | 読書録(備忘)


82

『異世界居酒屋「のぶ」エーファとまかないおやつ』1巻〜6巻 漫画・ノブヨシ侍 原作・蝉川夏哉

初読。

『異世界居酒屋「のぶ」』のスピンオフ。

漫画家が違うので、本編とのキャラのイメージの違いに最初は戸惑ったけど、すぐに慣れました。

いろんなおやつのレシピが載っていて、作ってみようかな?なんて、ね。たぶん作らないと思うけど😄

どら焼きの「どら」って銅鑼だったんやね。


87

『山岳捜査』笹本稜平 2020

再読。

カクネ里で発見された他殺死体が雪崩で流されてしまう。

その被害者は誰か。

山岳遭難救助隊と県警捜査一課が事件を追うのだが

終盤、吹雪の八峰キレットの描写が秀逸。

巻末の解説で、作者の笹本稜平が20211122日に亡くなっていたことを知って愕然とした。

彼の良質な山岳小説をもう読めなくなるとは

急性心筋梗塞で、享年70歳。合掌。


89

『黒猫の三角』森博嗣 1999

再読。

保呂草潤平、瀬在丸紅子、小鳥遊練無、香具山紫子

変な人物のオンパレード。

不思議な事件も解き明かされてみれば、意外な犯人でも納得。

クロネッカーのデルタ。


812

『人形式モナリザ』森博嗣 1999

再読

「犯人は誰を騙そうとしたのか」by紅子

最後に探偵・保呂草の隠された顔が明かされるが、うーん、なんかなぁ

いまひとつおもろないなぁ


814

『月は幽咽のデバイス』森博嗣 2000

再読

「貴方はね、私の飲んだお酒のお代を支払う。そのために地球にいるの。」by紅子

大きな仕掛けは建築家の発想。

面白いけど、最後まで読んでもタイトルの意味がわからない… 



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