＜日本シリーズ＞ 中日１－３日本ハム

エース對決。
中日は川上憲伸、日本ハムはダルビッシュ。

初囘に川上が、先頭の森本に四球を出してしまつた。
私は何度も書いてゐるが、先頭打者に四球を出すと點を取られる確率は７割以上だといふ。
１アウトから稻葉にも四球を與へて、２壘１壘。
４番・セギノールが右中間への先制３ラン！
この３點はあまりにも重たかつた。

一方のダルビッシュは鬼氣迫るものがあつた。
６囘には、荒木のヒット、井端の内野安打＆荒木の好走壘で、ノーアウト３壘１壘。
稻葉の犧牲フライで１點を取られたものの、４番・ウッズを併殺に打ちとり、ピンチ脱出。
けふのダルのピンチはこの囘だけだつた。
９囘にはウッズをストレート勝負で三振に打ちとつたが、なんと１５０キロ。
１３０球も投げて、なほこの球速だといふのだから、これは凄いとしか云ひやうがない。
最後は中村紀を三振に打ちとり、１３奪三振で日本シリーズのタイ記録。

けふはダルの日だつた。
ああ、こんな若くて完投能力のある投手が阪神にゐてくれたらなあ・・・


＜追記＞
いま氣が付いたのだけれど、川上憲伸つて被安打２なのか。
野球は面白いなあ！



札幌ドーム　日本ハムX中日　1回戦（日本ハム 1勝 0敗 0分）

【勝利投手】　ダルビッシュ 1勝0敗
【敗戦投手】　川上 0勝1敗
【本塁打】
日本ハム： セギノール 1号3ラン（1回 川上）
【継投】
中日： 川上
日本ハム： ダルビッシュ



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