阪神３－４Ｘ西武 （グッドウィルＤ）

けふはＴＶ中繼がなかつたので、ＡＢＣラジオで觀戰。
解説は眞弓＆有田修三のおふたり。

先發投手は、阪神が上園、西武がジョンソン。

初囘、けふ１番に入つた庄田が２ベースで出壘。
２番・赤星が送つて、１アウト３壘。
３番・リンくんは空振り三振だつたが、４番・金本がタイムリーで先制した。
どれだけ久しぶりの先制點か！
（え？１５試合ぶり？１６試合ぶり？）

しかし、その裏。
４番・カブレラのタイムリーで追ひつかれて、１－１の同點。

その後は兩投手とも讓らず、迎へた６囘表。
好投して來た上園が、カブレラにソロ・ホームランを打たれて１－２と逆轉されてしまつた。
２アウトからのホームランだつただけに、悔まれる。
そして７囘裏。
今度は江藤にソロ・ホームランを打たれて１－３と２點差。

上園は７囘まで投げて、被安打５ながら、うちホームランが２本で、自責點３。
奪つた三振は９つ。
ルーキーながらいい投球をしてくれた。
７囘３失點なら、先發としては「ゲームを作つた」と云へるだらう。
次囘の登板でも頑張つて、早くプロ入り初勝利を擧げて貰ひたい。

８囘表。
赤星がヒットで出壘。
ノーアウトのランナーが出た。
ここで、何としても得點したいところだ。
しかし、リンくんは３壘フライに倒れて１アウト。
このところ、リンくんはまつたく當りが止まつてしまつた。
續く金本が左中間を破るタイムリー３ベースを打つて、２－３と１點差。
金本の必死の好走壘が光つた。
５番・今岡がレフトへ犧牲フライを打つて、金本が生還、３－３の同點に追ひ着いた。

２アウトながら、６番・鳥谷がヒットで出壘。
ここで７番・櫻井の打順、期待が持てるところだつたが、なんと、ここで代打・檜山！
どうして？？？
幸ひ、ストレートの四球で出壘できたからよかつたけれど、不思議な用兵だつた。
むしろ、次の野口のところで代打だと思つてゐたのだが・・・
野口のところでは、代打を出さず、そのまま打たせて、空振り三振。
ここで關本を出すといふ選擇肢はなかつたのだらうか？

８囘裏、久保田がマウンドに上がつた。
ここは、なんとしても３－３のまま９囘表を迎へたい。
しかし、１アウトから、２番、３番と連打され、１アウト３壘・２壘。
４番・カブレラを敬遠して、滿壘。
５番・和田を３壘ゴロに打ちとつたものの、打球のバウンドが高く、併殺にとることは出來ず、その間に３壘ランナーが生還して３－４とまた突き放されてしまつた。

９囘表。
１アウトから、庄田、赤星と連打して２壘・１壘のチャンス。
ここで３番・リンくんはフォークを空振り三振。
４番・金本は同じく内角高めから落ちるフォークを見逃し三振。
ゲームセットとなつた。

リンくんのバットが濕つて來た。
このまま３番でよいのか、微妙なところではある。
逆に今岡はチャンス・メークといふか、得點にからまないところでヒットが出て來た。
この２人を入れ替へるといふ選擇肢もあるかもしれない。

庄田は頑張つてゐる。
きのふも２安打。
けふも初囘と９囘と２安打。
若手はやはりどんどん使つてゆくべきだ。
經驗を積むことで成長する、それが人間といふものだ。

これで、たうたう借金が９。
これを返濟するには早くとも２ヶ月近くはかかりさうだ。
８月中に借金を完濟することを目標に頑張つて欲しい。


グッドウィル　西武X阪神　4回戦（西武 2勝 2敗 0分）

【勝利投手】　岩崎 1勝0敗
【敗戦投手】　久保田 1勝2敗
【セーブ投手】　小野寺 0勝2敗11S
【本塁打】
西武： カブレラ 12号ソロ（6回 上園）、江藤 1号ソロ（7回 上園）
【継投】
阪神： 上園 → 久保田
西武： ジョンソン → 三井 → 岩崎 → 小野寺



Yahoo!スポーツ プロ野球


＜けふのリンくん＞
５打數０安打。

＜リンくん今季通算成績＞
打率.315、９ＨＲ、２６打點、２２得點、１３四球。