スピードスケート女子團體追ひ拔き(パシュート)で、日本が銀メダルを獲得した。
決勝では、ドイツを殘り1周までリードしてゐた。
しかし、最後はドイツの驚異的な追ひ上げで、わづか100分の2秒差で逆転された。
100分の2秒差は、距離にしてスケートブレード一つ分の長さもないといふ。
それが、金メダルまでの距離だつた。
でも、金メダルは逃したけれど、銀メダル獲得は素晴らしい。
田畑真紀、穂積雅子、小平奈緒の3人は素晴らしい結果を出した。
なかでも田畑は35歳。
日本のスピードスケートの中長距離をリードして來た第一人者。
彼女の喜びはひとしほだつただらう。
「何色でもうれしいし、夢みたい。ここまで一人では来られなかつた。支へてくれた人に感謝したい」
さう涙ながらに語つた彼女に、心からおめでたうと云ひたい。
ところで、この競技、3人で滑つて最後尾の選手の速さで勝負を競ふもの。
それなら一人で滑つても一緒ぢやないかと思つたのだが、さうでもないらしい。
先行する2人によつて最後尾では空氣抵抗が少ないのだとか。
つまり、最後尾の選手はスタミナを温存できるのだ。
だから、3人の選手の位置取りをどの時點で交替するかなど、戰術が必要になる。
今囘のオリンピックで初めて見たが、なかなか面白い。
でも、なんで「追ひ拔き」なんだらう?
決勝では、ドイツを殘り1周までリードしてゐた。
しかし、最後はドイツの驚異的な追ひ上げで、わづか100分の2秒差で逆転された。
100分の2秒差は、距離にしてスケートブレード一つ分の長さもないといふ。
それが、金メダルまでの距離だつた。
でも、金メダルは逃したけれど、銀メダル獲得は素晴らしい。
田畑真紀、穂積雅子、小平奈緒の3人は素晴らしい結果を出した。
なかでも田畑は35歳。
日本のスピードスケートの中長距離をリードして來た第一人者。
彼女の喜びはひとしほだつただらう。
「何色でもうれしいし、夢みたい。ここまで一人では来られなかつた。支へてくれた人に感謝したい」
さう涙ながらに語つた彼女に、心からおめでたうと云ひたい。
ところで、この競技、3人で滑つて最後尾の選手の速さで勝負を競ふもの。
それなら一人で滑つても一緒ぢやないかと思つたのだが、さうでもないらしい。
先行する2人によつて最後尾では空氣抵抗が少ないのだとか。
つまり、最後尾の選手はスタミナを温存できるのだ。
だから、3人の選手の位置取りをどの時點で交替するかなど、戰術が必要になる。
今囘のオリンピックで初めて見たが、なかなか面白い。
でも、なんで「追ひ拔き」なんだらう?
でも、お互ひ半周離れたところからスタートしてゐるのですし、追ひ付いたり追ひ拔いたりするとは思へないのですが・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88
規定の距離を先に完走するか、または相手を追い抜いた側が勝者となる。3人目がゴールした時点のタイムが記録される
五輪の舞台ではなかなかこんな事態は起こりませんが力の離れたチーム同士が対戦すると、相手チームに追いつき追い越して規定周回を走行する前に勝負がついてしまうことがあります
なるほど。
英語の「pursuit」の意味からすれば、「追跡する、追及する」ですから、競技名の日本語譯が「追ひ拔き」なのだらうと想像できます。
でも、スケート競技を見てゐる限り「追ひ拔く」ことはなささうですね。
もつと長距離で競へば、本來の「pursuit」になり、勝負の決着が複雜になつて、より面白いかもしれませんね。