【２００９年公式戰】 ● 阪神 ２－６Ｘ 中日 （ナゴド）

５番の差。
新井には申し譯ないが、さう云はざるをえない内容だつた。
４囘出壘した５番と１囘しか出壘出來なかつた５番の差が、そのまま得點に表はれてしまつた。

和田は２打數２安打、２四球で２打點。
新井は４打數０安打で１打點。
打點だけみれば１點しか差がないのだが、打線の繋がりを作りだすことで他の打者の打點に貢獻してゐるのが和田。
出壘數で見れば、和田が４囘、新井が１囘。

新井も状況を意識し過ぎずに、自分のバッティングに集中して結果を出して欲しい。
護摩行で培つた集中力をみせてくれ。




先發投手は、阪神が久保、中日が淺尾。

立上がり、久保は先頭の荒木にセンター前、和田にタイムリーを打たれ１失點。
もつと取られるかと思はれたので、１失點なら上出來。

３囘表、關本のタイムリーで同點に追付き、勝負は振りだしに戻つた。

しかし、久保はとにかく走者を背負ふ場面が多い。
３囘裏などは１アウト滿壘をなんとか無失點でしのいだし、４囘も走者を背負つてのピッチングだつた。

そして、つひに５囘裏、集中砲火を浴びて３失點。
粘りに粘つてゐた久保であつたが、つひに陷落と云つたところか。

６囘表、金本を歩かせての滿壘の場面、新井が内野ゴロで、その間に赤星が生還して１點返した。
しかし、このチャンスでも１點しか取れないのがいまのタイガースだ。
目の前で金本が歩かされるシーンを見せ付けられる新井の心境や如何・・・

７囘には２番手の阿部が同じく火ダルマとなり２失點。
２－６と４點差に擴げられてしまつた。

８囘表。
鳥谷がヒットで出壘、金本四球、新井が四球を選び、２アウト滿壘のチャンスに、代打・今岡。
阪神ファンの祈りも屆かず、今岡は空振り三振・・・




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＜ナマ觀戰記録＞

【リーグ戰】 ４戰３勝１敗

○ 4/3（金） 阪神５－２ヤクルト （京セラＤ：開幕戰／先發：○安藤）

○ 4/7（火） 阪神１１Ｘ－１０廣島 （新裝甲子園開幕戰／先發：久保、○江草）

● 4/9（木） 阪神２－４廣島 （甲子園／先發：●石川）

○ 4/16（木） 阪神４－３中日 （甲子園／先發：久保、○アッチソン）