我想一個人映画美的女人blog

新作&DVD映画レビュー&温泉&セレブゴシップ+たまーに日記★
I hope you enjoy my blog;)

残穢 ざんえ ‐住んではいけない部屋‐

2016-02-10 10:56:11 | 2016年 劇場公開☆6以上

 

 

小野不由美による第26回山本周五郎賞受賞の同名ホラー小説を

「予告犯」「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督が映画化。

 

部屋でする、着物をひきづるような音。それは、はじまりにすぎなかった。

 

小説家の「私」に、読者である 女子大生の久保さんから届いた一通の手紙。

「住んでいる部屋で奇妙な音がする」とい書かれたその手紙に、好奇心から「私」と久保さんが調査を開始する。

そこで明らかとなったのは、その部屋の過去の住人たちが転居先で自殺や無理心中、殺人などさまざまな事件を引き起こしたという事実だった。

彼らは、なぜその部屋ではなく、さまざまな別の場所で不幸に遭ったのか。

「私」たちは、ある真相にたどり着き、さらなる事件に巻き込まれることとなる。

 

 

残穢とは。

そこに残った怨念や穢れ。(汚れ)仏教や神道の観念で不潔・不浄等の清浄でない、汚れた悪しき状態を言う。

 

小説家で、読者の実体験を基に書く、ホラー小説の連載を持つ「私」に 竹内結子。

 

恐怖体験を投稿した久保さんに橋本愛。

 

他に、小説家で佐々木蔵之介。

 

心霊マニアに坂口健太郎。

 

 

竹内結子の夫に、滝藤賢一。

 

住んではいけない部屋 っていうか、マンション(結局はその土地)だけどね

 

ある怪奇現象から辿って、素人二人が過去に遡って事件の解明を進めていく。

残酷描写や主要キャストが死ぬ、脅かしの演出が一切なく

その現象を突き止めるまでとくに何も起きないのに

何か、過去の怨念や呪いから一連の出来事に連鎖していると想像させる怖さがリアル。

 

でも、映像的にもホラーというより謎解きミステリーに近い感じ。

 

小説家である私のもとに、読者の久保という女子大生から、住んでいる部屋で奇妙な音がすると記された手紙が届く。好奇心から彼女とともに調査に乗り出したと ころ、かつて住んでいた人たちがこのマンションから引っ越していった後、自殺や心中、殺人といった事件を引き起こしていたことがわかる。やがて恐ろしい真相にたどり着いた二人もまた事件に巻き込まれてしまう……。

 

 

 

7/10(70点)

 

 

部屋(や家)に何かいる系、映画が好きなわたしは見逃す事が出来なかった、久々のJホラーってことで、

予告編をだいぶ前に観て、(観る時はもうすっかりどんなのか忘れてたけど)楽しみにしてました〜。

評判よくなかったらスルーだったけど、なかなか良かったぽいので怖いかなーと。

同じ日、これの前に観た「オデッセイ」は途中眠くなったけど、こちらの方が引込まれた。

基は小説というだけあって、しっかりした脚本によってなかなか無駄もなく進行する。

小説家で、読者の心理体験を基にホラー小説の連載記事を執筆している「私」の語りで始まる。

先にも書いた通り、音とかでびっくり脅かす系ではなく、かといってグロかったり、残酷シーンで

怖さを煽るというものではなく、静かに進行して行く中で、

ほんとにありえそうだな、と思わせる展開になっていくところが巧いし、怖い。

 

観た後とか、正直 Jホラー的な怖さを感じて面白かった!っていうより

怪談話を映像付きで丁寧にみせてもらった、という感覚。

 

 

霊の表現として、CGで作られた黒い影とか、その動きなどそこはまったく怖くないし、

(人によってはもちろん怖いだろうけど)

ちょっと安っぽさも感じて冷めちゃうから好きじゃなかったところだけど、

新居に越して、廊下にある、人に反応して明るくなるセンサーが感知して明るくなり、

全員が部屋にいるのに、、、って気づいたシーンや

諸悪の根源となった昔の家、そこの中のお札を壁一面に貼り付けた部屋とか、

床をすする衣づれの音、昔の人の写真、、、、。小物と想像させる演出によってだしている雰囲気が怖い。

 

わたしは霊感とか全くないし、恐怖体験もゼロだからこういう映画ぜんぜん平気だし、

ホラーもオカルトも大歓迎だけど、部屋に存在する霊とか、実際ありえるだろうなとよく思ってるのでこういう話って興味深く。

同じ部屋、家に、いや土地に、過去何十人、何百人と住んでたかと思うと、

そこにはそのいろいろな人の人生があり、もういないひとの哀しみも苦しみも、そこに残っているかもしれない。

そういう意味で、そこで望まない死を迎えた人の怨念が あとあと生きてる人間の前に現れても不思議じゃないなと。

 

それにしてもその土地に住んでた人への聞き込み調査をしていて

皆よく昔のこと、何十年も前の他人の事情詳しく覚えてるなーと突っ込みたくなったけどそこは仕方ないか。笑

 

いちばんありがちで怖かったのは 部屋からする 床を擦る音。

しかも、みてると聞こえないのに、背中を向けてる時に聞こえるとかいうのが多いから怖い。

帰りの夜道歩いてても全然怖くないわたしだけど、これを書く前日 眠れないときに

アノ音が聞こえてきやしないかと早く眠りに落ちたくてちょっと怖くはなりました 笑。

あと、やはり男の人が自◯する前に、大家サンの家に訪れて

予知夢みたいになり、翌朝部屋に行くと死んでた、というシーンもなかなか怖くて面白い。

大家サン役は「川の底からこんにちはでもいい味だしてたおばちゃん♡良かった。

 

それにしても普通は主演周りの友人とか親族系がどんどんやられていくのに

誰も死なない、最後の方になってもぜんぜん関係ないそれまで出てこなかった編集部の社員だとか

隣に住んでた人が死ぬとかで、一番最後までそれを見せずに 「私」をはじめ、身の回りに死が迫ってきた

ことを予感させる終わり方で終わるのが、ちょっとあまりないパターンかな。

アノ家に入った4人は一番最初に祟られるだろう!普通。と思うんだけどね!

 

引っ越ししても無駄で、その霊?は必ず本人に付いてくる。

洋画のホラーではお約束なので、引越したって無駄だよーって観ながら思ってたんだけど、

これっていうのは世界共通お約束なのね。 笑

 

 

エンドロールで、ちょっとしたことが明かされて最後まで見逃せません!

 

『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』予告編

 

 公式サイト 

残穢  ざんえ 住んではいけない部屋       2015年    日本    107min

1月30日より、公開中〜

 

 

 

 

 

 

 

『映画』 ジャンルのランキング
Comments (8)   Trackbacks (18)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« オデッセイ/THE MARTIAN | TOP | ヨコハマ・フットボール映画祭20... »

8 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (ノラネコ)
2016-02-11 22:50:02
ホラーというよりはミステリの仕立てで、いかにもありそうな話でした。
私はとある老舗ホテルで幽霊さん見た事あるんですけど、何となくそのときの事を思い出しました。
自分の家の歴史を知りたくなりますよね。
無いとは言い切れない (ここなつ)
2016-02-12 13:06:14
こんにちは。TB&コメントをありがとうございました。
この絶対に無いとは言い切れない感が、たまりませんでした。幼い頃に伝え聞く戒めのような怪談話しって、結構こんな感じだったような気が…それが、淡々とした進行の中で、むしろ逆に怖さが増して良かったです。
ノラネコさん☆ (mig)
2016-02-12 23:18:28
そうですよね、ちょっとホラーかなと思ったら
ミステリー色のほうが強いかな、怖がりさんには無理かもだけど、、、
わー、そんな思いしたんですか霊感強いのかな。
そうしたらこれリアルに感じますよね。
ここなつさん☆ (mig)
2016-02-12 23:19:52
こちらこそ、いつも此方にありがとうございます☆霊とか怨霊とかあると思ってるんで、そこは怖いけど
映画っぽいなぁと思いました。
黒い影の安っぽCGとかもうちょっとなんとかなれば、、、
怖かった! (りお)
2016-02-14 02:51:24
>いちばんありがちで怖かったのは 部屋からする 床を擦る音

そうそう、直接何かの姿を見せるより、こういうのの方が地味に怖い。
だから床を這ってくるやつとかは、ちょっと興ざめ。
りおさん☆ (mig)
2016-02-18 00:10:55
こっちにもありがとう☆
ねー、自分で想像させるほうが怖いものだよね。
とくに家に帰ってからはシーンとして眠れないときに少し怖くなったけど
ああいう風に変なCGとかでみせるのはやめて欲しかったよね!
 (たいむ)
2016-02-23 10:51:43
ほんと音ってコワイですよね〜
映画をみたあとはしばらく音に敏感になってしまいましたよ。
夜、冷蔵庫の自動製氷機で勝手に氷が落ちる音が地味に怖かったり(笑)

たいむさん☆ (mig)
2016-02-23 12:12:05
音、ほんと怖い。笑
想像させるからなんでしょうね。
逆にあの見せるお化けの黒いCGは幻滅です〜

post a comment


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

Related Topics

18 Trackbacks

Trackback  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
劇場鑑賞「残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-」 (日々“是”精進! ver.F)
“穢れ”に、触れたら… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201602020000/ 【楽天ブックスならいつでも送料無料】残穢 [ 小野不由美 ]価格:637円(税込、送料込)
残穢‐住んではいけない部屋‐ (Akira's VOICE)
はい、これ震えます。  
残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋− ★★★★ (パピとママ映画のblog)
人気作家・小野不由美の第26回山本周五郎賞受賞作『残穢』を竹内結子と橋本愛の主演で映画化したホラー・ミステリー。奇妙な音がするというマンションの住人からの投書をきっかけに、その原因究明に乗り出した主人公たちが繰り広げる調査の行方と、やがて明らかとなる驚愕...
残穢【ざんえ】 ‐住んではいけない部屋‐ (映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜)
評価:★★★☆【3.5点】(11) 雰囲気は『リング』に迫るものの、今一つインパクト不足。
残穢 −住んではいけない部屋− (そーれりぽーと)
とにかく予告編から怖そうで、期待していた『残穢 −住んではいけない部屋−』を観てきました。 ★★★★★ 遂に来た。やっと来た。 怖くて面白い(笑えると言う意味ではない)Jホラー映画を、超久しぶりに観られた。 振り返ってみると、このブログを書き始めてから日本...
映画感想『残穢【ざんえ】‐住んではいけな... (見取り八段・実0段)
大きな音で驚かしたり映像ばーーんと出したりせずに、淡々と過去を辿る事で芯からゾッとする秀逸Jホラー!★★★★(5点満点)詳しい感想記事はこちら→映画@見取り八段 『残穢(ざん...
ショートレビュー「残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-・・・・・評価額1600円」 (ノラネコの呑んで観るシネマ)
その穢れに、触れてはいけない。 誰もいない部屋に響く、奇妙な“音”から始まるミステリアスな怪奇譚。 ホラー作家の「私」に女子大生の久保さんから、一通の手紙が届く。 彼女の住むマンションの部屋で、誰もいないのに物音がすると言うのだ。 好奇心にかられた「...
「残穢 住んではいけない部屋」:怖くない&面白くない (大江戸時夫の東京温度)
映画『残穢 住んではいけない部屋』は、昨年来(もしかしたら一昨年来)好調の松竹が
「残穢―住んではいけない部屋―」過去に起きた出来事を調べた先にみた事件に巻き込まれた人たちの過去の出来事の悲劇を知る事件簿 (オールマイティにコメンテート)
「残穢―住んではいけない部屋― 」は引っ越した部屋に何かがいるという問い合わせを受けたホラー小説家がその部屋以前の家の事を調べていくとある事件の過去に辿り着いていくスト ...
「残穢(ざんえ)ー住んではいけない部屋ー」第28回東京国際映画祭 (ここなつ映画レビュー)
コンペティション作品。今年はコンペに邦画が3本も出品された。その内の1本がコレ。ホラーは嫌いじゃないジャンルなので、結構いそいそと鑑賞に行く。偉そうに言うと、よくできた作品だった。もちろん怖かったが、怖さの内容が謎解きの体で解かれて行くので、引き込まれる...
残穢【ざんえ】 ‐住んではいけない部屋‐ (だらだら無気力ブログ!)
コレはコレで結構怖い。
残穢【ざんえ】 ―住んではいけない部屋― (映画三昧、活字中毒)
■ 第28回東京国際映画祭にて鑑賞残穢【ざんえ】 ―住んではいけない部屋― 2015年/日本/107分 監督: 中村義洋 出演: 竹内結子/橋本愛/佐々木蔵之介/坂口健太郎/滝藤賢一 公式サイト 公開: 2016年01月30日 小説家の私は、読者投稿を元にしたホラー短編を...
『残穢 住んではいけない部屋』を丸の内ピカデリー1で観て、心霊実話テイストの到達点だふじき★★★★(ネタバレ的) (ふじき78の死屍累々映画日記)
五つ星評価で【★★★★この年になって心霊実話テイストで長編映画を見れるなんて思いもしなかった。内部に『呪怨』を取りこもうとしている攻撃的な内容が凄い】 原作未読。 ...
残穢―住んではいけない部屋― (映画的・絵画的・音楽的)
 『残穢―住んではいけない部屋―』を渋谷シネパレスで見ました。 (1)竹内結子と橋本愛が出演するというので映画館に行ってみました。  本作(注1)の冒頭では、「Mさんが未だ小学生だった時のこと。九州にあるKさんの家に泊まったことがあった。小さな家だった」と、...
「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」 (たいむのひとりごと)
小野不由美原作のホラー作品の映画化。この原作は未読。小野ホラーは後味の気持ちが悪さが苦手で、(『十二国記』シリーズは大好きなのだが)、相棒がどうしてもというので付き合いで鑑賞。結果、案の定。でも、無関
映画 『残穢 ―住んではいけない部屋−』 (こみち)
JUGEMテーマ:映画館で観た映画   子供が宙を見つめている画面は、とても怖い。   ひとりだけでも怖いのに、3人の子供が宙を見つめているのは   ホラー的に説得力がある描写だと思う。     &nb...
残穢 住んではいけない部屋 (映画好きパパの鑑賞日記)
 雰囲気は良かったのだけど、怖さが足りないのを気にしたのか、ラストで台無しになってしまいました。いろいろもったいない作品です。感想はネタバレになります。  作品情報 2015年日本映画 監督:中村義洋 出演:竹内結子、橋本愛、佐々木蔵之介 上映時間:107分...
『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』('16初鑑賞16・劇場) (みはいる・BのB)
☆☆☆−− (10段階評価で 6) 2月13日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター5にて 16:55の回を鑑賞。