高一の少女による母親毒殺未遂容疑事件・・。実に嫌な気持ちになる陰鬱なニュースであります。子供の頃、昆虫採集キットというのがありました。虫を殺して保存するための赤や青の薬品と注射器、標本にするための虫ピンなどがセットになっていまして、捕まえてきたモンシロチョウやカナブンなどに注射器で薬品を注入する時の不思議な快感・・。子供の持つ残酷性についてはよく言われることですが、それは純粋無垢で物事の善悪などの区別がつかず単に面白いということでやっているわけで。しかし、現代は自我がまったく固まらないうちに実に様々な情報、しかもその大半は俗悪なものばかりが溢れかえっている状況です。自分も子供の時に家にパソコンとかあってネットを自由に観られるとしたら・・。そして、そこに爆弾の作り方や毒殺の仕方が載っていたらとしたら・。情報化社会の功罪の議論を蔑ろに、拝金主義者ばかりが闊歩する大人社会に対する子供たちの純粋無垢な反抗序曲なのかもしれません。
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