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旅行記、世相独言

「疲れたッス」異例6分40秒大相撲で8年ぶり水入りの珍事NHK中継もオーバー身長差30セ…

2023年11月19日 00時16分31秒 | コーヒーブレイク
久々に見た「水いり」。昔はよくありました。
北青鵬VS翠富士、あれだけの体格差で、必死に攻める翠富士に自分から一向に攻める気配のない北青鵬。
時間制にして柔道やレスリングのように審判団の判定で決着を付けたら?
何もせず相手が疲れるのをただただ待つ大型力士にカツ!

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/sports/20231118136
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崩壊する企業モラル ‐関西電力‐

2023年11月16日 16時05分42秒 | 世相独言
崩壊する企業モラル ‐関西電力


 かつて関西のリーディングカンパニーの一つであった関西電力だが、昨今の連続する不祥事にもはや過去の栄光は見られない。
ここ数年の新聞等で報じられた不祥事は、
1. 原発に絡む関電役員らの福井県高浜町元助役からの金品受領問題
  (2019年 関電役員等83人に計3億7千万円)
2. 新電力の顧客情報の不正閲覧と営業活動利用
  電力の自由化に伴い激しくなった顧客争奪合戦で、やってはいけない競争相手の新電力の顧客情報を不正閲覧した件
  これにともない、23年2月から4月末まで営業活動自粛を発表したが、関電の宣伝コマーシャルは停止したが、なぜか関係会社
  のコマーシャルが急に出現。
3. 再生可能エネルギーシステムの不正閲覧
4. 事業者向け電力販売を巡るカルテル事件。
  関電、中国電、中部電、九州電の4社による事業者向け電力販売のカルテルを指摘され、首謀したと思われる関電の調査が始ま
  るとわかると関電のみがいち早く自主申告抜けで課徴金を免除され、他3社はおいてきぼりで多額の課徴金
5. 配送電部門子会社の一部営業所で法定電圧測定を行わず、虚偽データ報告
6. 関電グループで少なくとも197人が国家資格の不正取得
7. 関電社員による替え玉受験事件
等々、枚挙に暇がない。
その都度、陳謝、二度とこんなことがないよう・・・とお決まりのプレス対応。

 そんな中、昨日関西電力から「ガス給湯器や石油給湯器をご使用中のお客様へ」と題する投げ込みパンフが配布された。
「ガス給湯器の取り換え目安は10年程度と言われています。だから初期費用0円~でエコキュートに取替えができるはぴeセットをおすすめ」と言っている。
電化のサブスク提案だが、10年契約となっている。15年、20年契約かと思いきや、10年は責任をもって・・・となるとガス給湯器と何も変わらない話。
 現に我が家のガス給湯器(3ケ所給湯)は23年間立派に役割を果たした。毎年の販売代理店による自主点検とガス会社による3年に一度の法定点検で、途中、軽微な修理が1回あったが、随分長持ちしてくれたものだ。

 公正取引に抵触する可能性のあるこのような営業活動は、一流企業ではありえないことだろう。社内全体のモラルがゆるゆるになって、管理監督者のモラルも低く、目も届かない状態が今なお続いているのではなかろうか?
 今や3流企業に落ちぶれた関西電力が、全社グループ一丸となってかつてのリーディングカンパニーに変容してくれることを期待する。

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秋吉台・萩・津和野、60年ぶりの旅(その5)安野光雅美術館を訪ねて

2023年11月09日 23時06分28秒 | 異文化体験_日本
秋吉台・萩・津和野、60年ぶりの旅

(その5)安野光雅美術館を訪ねて

2023.10.12-14

 萩・津和野を中心に一人旅をしたのはおよそ60年前のこと。当時、山陰の小京都と宣伝されていた津和野は印象深い街であった。60年ぶりの再訪、大いに楽しみだ!
(写真等はクリックで拡大します)

初日 :大阪‐新山口‐角島大橋‐元乃隅神社‐長門湯本温泉
二日目:長門湯本温泉‐秋吉台‐萩
三日目:萩‐津和野‐瑠璃光寺‐新山口‐大阪

            

【2023年10月14日(三日目最終日)】
《津和野 安野光雅氏とその美術館》
 安野光雅氏は、大正15年(1926年、昭和元年)3月20日、島根県津和野町の今市通りで生まれ、1950年美術教員として上京、1961年画家として独立。1968年文章がない絵本「ふしぎなえ」で絵本界にデビュー、以降独創性豊かな数々の作品を発表。2012年文化功労者に選出、2020年12月24日没。
 代表作:ふしぎなえ、ABCの本、天動説の絵本、旅の絵本シリーズ、繪本平家物語、繪本シェイクスピア劇場、御所の花、野の花と小人たち、など。
    
津和野町立安野光雅美術館      入館チケット(800円)       案内書

        
              安野光雅氏の紹介と代表的な作品例

 私が氏の作品に興味を持ったのが、旅の絵本シリーズの優しい絵。旅の絵本シリーズに描かれた景色が、私の50度に及ぶ海外渡航で目の当たりにした景色と同調し、大いに癒されるのである。
 津和野の美術館訪問時に開催されていたのが、第1展示室に「安野光雅の日本探訪」。旅好きな氏が安曇野、津和野をはじめ日本の原風景をスケッチした作品をメインに、ちくま文学の森や宮沢賢治全集の装丁等が展示されている。第2展示室は「あいうえおの本」が展示。
    
  アトリエスペースの再現        館内紹介         現在の展示作品一覧(一部例)

  
日本探訪展示の一例(美術館HPより 左:安曇野八坂村の秋 右:津和野機関車)  カナリア王子

 これらの作品を見ていると、安野氏の頭の片隅に津和野が日本遺産の源となった「津和野百系図」があり、氏もまた日本国中を旅しながら日本の原風景百系図とでもいうべき作品群を描いたのではなかろうかと思わせる。

 おりしも同時期、大阪あべのハルカス美術館で安野光雅展(2023.9.16-11.12)を開催していたので、多くの作品が大阪に行っており、少し心配していたのだが、ゆっくり鑑賞の出来る心地よい大きな空間の展示棟と懐かしさを覚える木造校舎の学習棟等に驚くほどの膨大な氏の作品や書物が展示されており、その精力的な活動に驚かされた。

  
玄関ホール・ロビー・売店    旅の絵本シリーズⅥデンマーク編   ロビー展示の「おおきなもののすきなおうさま」    

 氏の作品を一つ買って帰ろうと思い、膨大な作品群から、旅の絵本シリーズⅥ デンマーク編を選んだ。市庁舎前噴水、ストロイエ、オーデンセ、アンデルセン、チボり、ホテル・ダングレテール、ジョージジェンセン、ロイヤルコペンハーゲン、ニューハウン、レストラン・フィスク、人魚姫等々、デンマークは私にとってイタリアに次いで思い出深い地である。この旅の絵本シリーズは、世界各国語版で出版され好評を博しているようだ。


          
                 あべのハルカス美術館での安野光雅展

 あべのハルカス美術館で開催されている「安野光雅展」は、帰阪後の10月27日に訪れた。氏の生前に企画され、コロナ禍のため本年開催となってしまったが、この展示会を見ることなく2020年12月に他界されたのは残念なことである。

 この展示会では、氏の様々な活動・作品が一堂に展示されている。第1章:ふしぎの世界(ふしぎなえ等)、第2章:科学のおはなし(天動説の絵本)、第3章:空想と旅の風景(旅の絵本Ⅵ)、第4勝:物語の世界(繪本三國志)、第5勝:懐かしの風景、第6勝:本と芝居のポスター等々。
 旅の絵本シリーズでは「Ⅵデンマーク編」が紹介されている。恐らく氏が初めて渡欧された国がデンマークで、相当印象深かったのであろう。かく言う私も先述の通り思い出深い国である。
 展示会の売店で、「絵のある自伝」という文庫本を買った。安野氏の沢山の挿絵がある自伝で、これからゆっくり読ませてもらおう。
  
   デンマーク・コペンハーゲンのニューハウン(左:作品 右:実写)     文庫本:絵のある自伝

 最後に、あべのハルカスで撮影が許された作品(「第1章:もりのえほん」より)をご覧いただいて、この絵に隠れている動物たちを捜してみて下さい。あなたはいくら見つけることが出来ましたか?(クリックして下さい)
  
(左:うま、おおかみ2匹、くま2匹、らいおん、はと、さかな、人の顔2つ、まほうつかい)
(中:ハゲコウ(コウノトリの一種)、こぶうし、まんとひひ、たぬき、こぐま、らま、きりん、ぺりかん、きたきつね)
(右)はと、だちょう、がちょう、おしどり、ぺんぎん、からす、ねこ)

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秋吉台・萩・津和野、60年ぶりの旅(その4)津和野探訪

2023年11月08日 23時18分42秒 | 異文化体験_日本
秋吉台・萩・津和野、60年ぶりの旅

(その4)津和野探訪

2023.10.12-14

 萩・津和野を中心に一人旅をしたのはおよそ60年前のこと。当時、山陰の小京都と宣伝されていた津和野は印象深い街であった。60年ぶりの再訪、大いに楽しみだ!

初日 :大阪‐新山口‐角島大橋‐元乃隅神社‐長門湯本温泉
二日目:長門湯本温泉‐秋吉台‐萩
三日目:萩‐津和野‐瑠璃光寺‐新山口‐大阪

             今回の旅の周遊地
(写真等はクリックで拡大します)

【2023年10月14日(三日目最終日)】
《津和野探訪》
             津和野観光地図

 萩観光ホテルを10時前に出て、津和野に着いたのは11時過ぎ。山口線を走ったSLが鎮座する新装なった津和野駅。その駅前の駐車場(500円/日)に車を入れると、津和野町日本遺産センターに立ち寄ると駐車料が無料になると言うので早速本町通りの日本遺産センターへ。
        
   駅前展示の山口線を走ったSL            津和野観光案内書

 津和野百景図や鷺舞等の町の文化を紹介する展示コーナーがあり、入館料400円を払うと駐車料500円が無料に、かつ町の商店で使える500円クーポンが貰える。夫婦だと800円が1500円に化ける。
            
      津和野町日本遺産センター              センター内展示内容

 津和野百景図は、吉見、坂崎、亀井三家が築いた津和野の街と文化を、元藩士栗本里治が廃藩後に亀井氏の依頼で江戸時代の藩内の様子を100枚の絵と解説でまとめたもの。平成27年第1号日本遺産(全国で18件)に認定されている。
およそ1時間弱、津和野百景図、鷺舞、鏑流馬、津和野踊り、夜神楽等の津和野にまつわる文化を勉強して、本町通りを散策。
  
 津和野百景図とは   ユネスコ無形文化遺産{風流踊り」一つ「鷺舞」  黒覆面に白鉢巻きの津和野踊り    


 津和野名物「源氏巻」のお店に寄って早速クーポンで試食・購入。このお菓子、吉良上野介や忠臣蔵とも関係があるそうな。
           
                  本町通り竹風軒の津和野銘菓「源氏巻」

本町通りの先が殿町通り。役場「津和野庁舎」や藩校「養老館」等があり、掘割には60年前同様大きな鯉が泳いでいる。この日は駅伝マラソンを開催しており、庁舎の前が襷の受渡場所のようで人だかりが。
  
  古くからの店が多い本町通り             掘割に鯉が泳ぐ風景で有名な殿町通り

 この町が生んだ著名人となると、坂崎出羽守、西周、森鴎外、そして安野光雅(1926-2020)。
 森鴎外の墓   安野光雅美術館

今回の旅の主たる目的の一つが「安野光雅美術館」の訪問である。詳しくは、次回「津和野安野光雅氏とその美術館」に譲ることに。

 学生時代は国民宿舎青野山荘に泊まって終日街を歩き周り、蒙古の襲来に備えて吉見氏が築いた津和野城址から正面の青野山(908m)や眼下の津和野市街を眺めたりしたのだが、ぼつぼつ津和野を離れる時間となった。
   
60年前国民宿舎青野山荘で教示された名所 標高362mにある山城(三本松城とも) 城跡から見る津和野の街と青野山

 乙女峠のマリア聖堂だけ車で立ち寄ることに。駐車場所から急な坂を登らねばならない。
明治元年から始まった浦上四番崩れ(長崎の隠れキリシタンの一斉検挙)で捕らえられたキリスト教徒153名が当地に移送され、改宗拷問を受け37名が殉教したようだ。その際、一人の青年が聖母マリアに似た女性を見たとの話から、日本で唯一聖母マリア降臨の地として慰霊の乙女峠マリア聖堂が建てられたもの。
  
  乙女峠のマリア聖堂        日本で唯一聖母マリアの降臨の地と言われている     聖堂の中

 津和野の太皷谷稲荷神社を車窓に見ながら新山口までは山口市内の渋滞も考慮して2時間ほどと想定。途中、瑠璃光寺の国宝五重塔見物を時間調整に出発。残念ながら大内氏建立の五重塔は現在改修中であった。
         
      瑠璃光寺の国宝五重塔(改修中で残念)        大内弘世公の像

 新山口返車は17時過ぎ。18時11分ののぞみまで構内の三代目網元魚鮮水産で「おいでませ御膳」の夕食。郷土料理の瓦そばがついている。そういえば長門温泉の夕食にも瓦そばがあった。熱した瓦で温めた茶そばをつゆにつけていただく。
         
     新山口駅の構内にある三代目網元魚鮮水産        おいでませ御膳

 石州(島根)、三州(愛知)、淡路(兵庫)が瓦の三大産地。特に石州瓦は来待という釉薬を使用する赤褐色の瓦で、新幹線から見る村々の屋根が赤褐色に統一され美しい景観を見せている。
 3日間、良い天気に恵まれたが、夜の大阪は雨。60年を遡った旅であった。

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秋吉台・萩・津和野、60年ぶりの旅(その3)萩

2023年11月05日 23時34分15秒 | 異文化体験_日本
秋吉台・萩・津和野、60年ぶりの旅

(その3) 萩

2023.10.12-14

(写真はクリックで拡大します)

 萩・津和野を中心に一人旅をしたのはおよそ60年前のこと。当時、山陰の小京都と宣伝されていた津和野は印象深い街であった。60年ぶりの再訪、大いに楽しみだ!
初日 :大阪‐新山口‐角島大橋‐元乃隅神社‐長門湯本温泉
二日目:長門湯本温泉‐秋吉台‐萩
三日目:萩‐津和野‐瑠璃光寺‐新山口‐大阪

 今回の旅程図  萩主要部の地図

【二日目 2023年10月13日】
《萩》

 観るところの多い萩、まず最初に訪れたのは、萩城址。指月城とも言われる萩城は、関ヶ原の戦いに敗れた毛利輝元が指月山に築いた城。1874年に解体され、今は石切り場の跡や志都岐山神社、花江茶亭などがあり、桜の名所でもある。
         
    萩城を築いた毛利輝元像       よく目にする萩(指月)城址
         
    今回は歩いていないが武家屋敷跡の夏ミカン   60年前に泊まった指月ユースホステル

 次に訪れたのが、旧萩藩校の明倫学舎。藩校明倫館正門の南門の隣に本館から4号館まで学舎が建っており、本館は無料(観光インフォメーションセンターと明倫館の歴史)、2号館は有料で幕末ミュージアムと世界遺産ビジターセンターで構成されている。
日本近代化の原点が萩(長州藩)にあり、工学教育の先駆者吉田松陰と明治の工業化に重要な役割を演じた長州ファイブ(井上薫、山尾庸三、遠藤謹助、井上勝、伊藤博文)らの業績が詳細に展示されている。「長州ファイブ」とは、1863年にイギリスに密航留学した先述の5人をさし、映画化もされている。
     
            旧萩藩校明倫館(本館:無料、2号館:大人300円)

 井上馨は大阪造幣寮建設を指揮、初代の外務大臣、山尾庸三は工部省の設立、東京帝大工学部の開祖、遠藤謹助は大阪の初代造幣局長、井上勝は鉄道頭として新橋横浜間の鉄道開通に尽力、伊藤博文はファイブ唯一の松下村塾門人、初代工部卿、鉄鋼業中心に工業国家日本の礎を築き、初代総理大臣、といづれも明治新政府等で活躍した。
    
長州FIVEの面々       日本近代化の原点「萩」の紹介冊子    藩校明倫館の正門「南門」       

 最後に訪れたのが、観光客で賑わい整備が進む松陰神社。松下村塾と吉田松陰幽因の旧宅には多くの観光客が説明を受けるなど、賑わっている。吉田松陰誕生地と墓所の近くに歌人吉井勇が昭和30年に萩に来て詠んだ歌碑がある。
  
       松陰神社         吉田松陰幽因の旧宅        松陰が過ごした3畳半の部屋

  
以前展示されていた松陰江戸送りの駕籠       松下村塾         お馴染みの塾生たちの写真

  
(左)松陰、両親への永訣の一首「親思うこころにまさる親ごころ きょうの音ずれ何ときくらん」
(中)萩を見下ろす高台の吉田松陰の墓
(右)吉田家歴代墓所前の歌人吉井勇の歌碑「萩に来て ふとおもへらく いまの世を 救はむと起つ 松陰は誰」

 明治維新の原動力となった立役者たちを訪れ、整備が進む萩の街だが、一方で萩藩三代藩主毛利吉就が建立した毛利氏菩提寺の黄檗山東光寺は、人影少なく寺の傷みも目に付き、松陰神社とは大いに対照的であった。
    
1691年萩藩三代藩主毛利吉就建立の毛利氏廟所東光寺 解説書 NHK大河ドラマ「太閤記」タイトルの鬼瓦(右から2番目)

        
           東光寺 毛利氏正統廟所 甲子殉難烈士墓所(1864年禁門の変) 

 今宵の宿は、萩市街の北方、海に突き出た笠山の中腹にある萩観光ホテル。市内からここに至る191号線沿いに世界遺産「萩反射炉」「恵美須の鼻造船所跡」がある。

《萩温泉郷 萩観光ホテル》
 萩で掘削された8つの泉質がある萩温泉郷。萩観光ホテルは、そのうちの一つ「はぎ温泉(カルシウム・ナトリウム-塩化物冷鉱泉)」の宿。笠山からの眺めは最高で、露天風呂には運が良ければタヌキの親子が遊びにやってくると言う。
          
        笠山中腹の萩観光ホテル          部屋からの眺め(ミニ函館のような)

宿泊プランは、「お二人様限定3特典付き大切な人と特別な日を・萩恋紀行」。
個室での河豚と鮑を中心の会席に大満足。夜は会席、朝はバイキング形式が多い最近の旅館だが、朝食も個室で和朝食が提供されたのはうれしい。残念ながら4回露天風呂に入ったがタヌキ親子との遭遇はなかった。
        
   時々タヌキの親子がやってくると言う露天風呂    萩恋紀行のお品書き

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秋吉台・萩・津和野、60年ぶりの旅(その2)秋芳洞、秋吉台

2023年11月03日 11時36分09秒 | 異文化体験_日本
秋吉台・萩・津和野、60年ぶりの旅

(その2 秋芳洞、秋吉台)

2023.10.12-14

(写真はクリックで拡大します)

 萩・津和野を中心に一人旅をしたのはおよそ60年前のこと。当時、山陰の小京都と宣伝されていた津和野は印象深い街であった。60年ぶりの再訪、大いに楽しみだ!
初日 :大阪‐新山口‐角島大橋‐元乃隅神社‐長門湯本温泉
二日目:長門湯本温泉‐秋吉台‐萩
三日目:萩‐津和野‐瑠璃光寺‐新山口‐大阪

             今回の周遊場所

【2023年10月13日(二日目)】
《秋吉台・秋芳洞》
 宿を午前9時に出発。長門から国道316号線で南下、美祢線おふく駅の手前から31号に入り40分ほどのドライブで秋吉台に。秋吉台観光交流センターに寄って、効率的かつ高齢者にとって楽な観光方法を聴取。結果、3ケ所ある秋芳洞案内所(正面入口、黒谷入口、エレベータ入口)のうち、エレベータ入口から入って洞内見物し、その後この入口に近いカルスト展望台、ジオパークセンターに寄って、カルストロードを経て萩に向かうのがいいのではと言うことに。
        
      秋芳洞の案内図      エレベータ入口(自家用車、高齢者にはおすすめ、大人1300円)

 日本3大鍾乳洞は、龍泉洞、龍河洞、秋芳洞。学生時代に制覇したのだが、その頃は「あきよしどう」と言わず「しゅうほうどう」と言ってたように思うんだが。
 日本最大の鍾乳洞の洞内観光コースは約1km、高低差40m、洞内温度はおよそ17℃と一定。他の鍾乳洞に比べとにかく広い。圧巻は百枚皿、千町田、千畳敷、そして黄金柱。 エレベータで一気に地下80mの洞内に降りて、まず百枚皿まで下り、引き返して黒谷支洞の五月雨御殿まで登り、およそ45分ほどで再びエレベータで地上に。
           
           洞内富士                百枚皿
         
黒谷支洞入口の黄金柱(右:S42年3月18日の入場券)           巌窟王 
  
    クラゲの滝登り          マリア観音       前回は秋芳洞正面入口から

 60年前は正面入り口から出入りした。既に黒谷支洞も発見されていたが、観光ルートになっていたかどうか定かでない。この黒谷支洞にも見るべきものが多い。つくづく思うが足腰元気なうちに旅行・観光はしたいものだ。

 秋吉台は面積4502haの国定公園。3億5千年前南方の海で誕生したサンゴ礁が約8000万年の時を経て現在のカルスト地形を生んだと聞いてもピンとこない。
    
              ジオパークセンターで入手した資料より抜粋

 秋吉台には、3つの巨大洞窟がある。秋吉台の北部から順に、地下を流れる川の最上流に景清洞、上流に大正洞、そして南部の下流の秋芳洞。下流ほど多くの炭酸カルシウムを含むので秋芳洞には鍾乳石が豊富に見られるようだ。
秋吉台の地下資源として約2億年前に石炭(無煙炭)が、約1億年間には奈良の大仏にも使われた銅など、炭田や鉱山跡がこの地域に残っている。

           カルスト展望台からの眺望

 カルスト展望台から広大な秋吉台が一望できるが、60年前の写真と比較しても草原の中の石灰石の露出が少ない。おそらく、山焼きからの経過時間の差によるものと介錯する。展望台のすぐ隣には、Mine秋吉台ジオパークセンターKarstar(カルスター)があり、資料や軽飲食(ソフトクリームが美味しい)を入手できる。先日、ブラタモリが当地を訪れ、収録し、10月21日に放映されるとの情報も得られた。
           
カルストロードからの眺め  石灰石の露出は季節の差(左:今回10月 右:60年前の3月)

 ここから萩まで秋吉台カルストロードを車窓に楽しみながら快適ドライブ。数年前に行った四国カルストを思い出す。およそ45分ほどで萩に到着。

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