カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

くまもと子供芸術文化祭

2016-10-23 20:26:57 | おでかけ
 熊本県芸術文化祭が各地で催されている。

 例年なら益城町も文化祭が行われているはずなのだが、今年は震災で中止が決定している。

 県では伝統芸能などの継承ということを目的に、子供達だけの芸術文化祭を単独で独立させ、各市町村持ち回りで実施することになり今年はその四回目が山鹿市で行われることになった。

 

 町の文化協会の一員として山鹿市の「八千代座」まで出かけることになった。

 
 (八千代座入口)
 
 (八千代座内部)

 古い芝居小屋も綺麗に復元されていて、桟敷席や二階席それに天井の絵も昔の面影を偲ばせる。

 特に人力の回り舞台や、スッポンという花道のせり出し等、舞台の仕掛けも昔のままなので面白い。

 
 (番組の案内をする子供達)
 
 (狂言)
 今日の演目は「伊呂波(いろは)」で狂言師野村万禄氏の指導を受け幼稚園児から75歳の高齢者までが、毎年3月の発表会を目標にして狂言や舞の稽古を続けているそうである。

 
 (バレエ)
 
 (山鹿灯籠おどり)
 よへほ節にのって踊る灯籠踊りは、灯りを点けた紙製の灯籠を頭に乗せて踊る優雅な踊りである。

 何度か見たことがあるが、いつ見てもいいなと思う踊りの一つである。

 この他、歌舞伎「白波五人男」、獅子舞ならぬ「寅舞」、子供神楽、下城楽(しもんじょがく)、吹奏楽、民謡、和太鼓と盛り沢山で途中休憩の10分間以外は次々と演目が進み飽きさせない。

 オマケに10分間の休憩中は、昔の場内のお弁当や食べ物売りを再現して、子供達が物売りに扮装して観客に飴を配って廻るという憎い演出。

 あっと言う間に3時間が経ってしまった。

 
 (フィナーレ)

 来年の開催地の八代市に引き継ぎをした後、フィナーレは太鼓、吹奏楽、コーラスが一緒になっての大盛り上がり。

 花びらを降らせたりして、昔の芝居小屋の機能を最大限に利用した演出は見事だった。

 子供の芸術文化祭・・・おそるべし。

 
にほんブログ村
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 相方とグランウンドゴルフ | トップ | 隣家の解体が山場を迎えた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

おでかけ」カテゴリの最新記事