挿した切り花

　2日の朝は氷点下だったようだが、今朝も相当に冷えていた。
　今日は初詣を予定しているが、日射しが戻ってそれなりに暖かくなってくれればいいなと思っている。
　久々に洗濯物が外に干してあって、何となくホットする。
　洗濯物ごしに見える庭に、白いタンポポの種のような綿毛が沢山見える。
　
　ツワブキの花が最後に丸い綿毛になっているのだ。
　葉っぱ違うが花は菊によく似ている。しかしタンポポに似た状態で終わるのは菊とも違う不思議な植物だ。
　菊と言えば、買ってきた花は幹が長すぎ花瓶に入れるには根元の方を切り落とす。
　その切った部分を捨てずに、あちこちの庭の隅にプスプス挿しておく。
　挿し木に適しない時期でも無視して挿すので、10本挿して1本根付けば良い方だ。
　
　時々間違って花を咲かせるものもある。
　開花時期も挿す時期も無視しているので、思いもよらない時期に忘れた場所で花を咲かせる。
　
　「蒔かぬ種は生えぬ」というが、「挿さぬ切り花は根付かぬ」ともいえる。
　「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」ってえこともあるし、妙な習癖は今年も続くことになるだろう。