72歳の百姓です。

農業の経験のお話です.

美味しい米作り始まる

2006-04-19 21:21:50 | Weblog
今年も米作りの季節がきました。今日種籾の水科かしをしました。種籾にのぎや枝梗が付いているので脱ぼう器にかけた後塩水洗して、浮いた種籾はザルで掬い取り沈んでいる種籾だけを利用する。薬液テクリ-ドCとスミチオン乳剤で浸漬する。24時間後に薬剤を充分付着さすために陰干しをする。陰干しが済んだら2日間は水を換えない。その後は水が濁ったら水をこうかんする。浸漬から1週間ほどして鳩芽になってから播種する。播種に1日前に万田酵素を溶かし浸漬しておく。発芽やその後の根張りを良くするのに効果がある。

単肥利用で肥料代節約

2006-04-18 21:31:35 | Weblog
水稲施肥にJAよりの営農指導では、一発肥料の施用を推奨している。1袋20kg入りで予約価格2620円、10a3袋使って7860円かかる、N16%、R16%、K16%の成分で60kg使うとN9.6kg、P9.6kg、K9.6kg使用したことになる。単肥で使うと、硫安46kgで1500円、P加燐酸石灰55kgで2750円、K塩化カリで16kgで848円、合計5098円かかる、配合肥料との価格差は2762円配合肥料も、内容は単肥を配合してコ-トしてあるだけである。1発肥料には元肥として全量入れるので、その年の天候により出来、不出来の調整が上手く行かない欠点があり、単肥の場合は天候と出来ぐわいを見ながら、肥料の散布調整が出来るので失敗することがすくない。単肥使用の場合、肥料代の節約と効果が優れている。JAの売上は単価の高い肥料が利益も上がり、運搬効率も良い、軽自動車で運ぶ場合1発肥料なら、20袋で52400円、硫安の場合20袋で20000円しかない。JAの販売戦術に惑わされないように、米が安いのだから生産者も知恵を絞って、取り組みましょう。

自然を食べよう

2006-04-17 20:49:33 | Weblog
冬の寒さを耐えて今力強く芽をのばす植物、素晴らしい栄養素をそなえている。春は緑の季節、山野に自生する生命力の強い野の草、フキ、竹の子、ヨモギ、タンポポ、セリ、ニラ、つくし、等沢山ある。いろんな食べ方があり、それぞれの植物には食べ方によりいろんな効用がある。日本の漢方薬であるといえる。こんな素晴らしい野草を今が旬の時期にぜひ食卓に取り入れて、家族の健康にきくばりしましょう。

農家だから出来る家庭菜園

2006-04-16 21:58:44 | Weblog
家庭菜園の役割には食生活を豊かにし、栽培するには色々と工夫し収穫時の出き具合いで喜びが増す、又新種や珍品種を植えて楽しむことが出来る、だから菜園は農家のふれあいに家族揃って汗を流し、赤く実ったトマトを食べるときが、1番至福の時である。又子供や孫に、種蒔きから生育状況、病害虫の状況、開花受精等理科教室の場でもある。出来すぎた野菜は近所におすそ分けしておけば、家に作ってない野菜は先方より頂ける、

才能の開花は努力あるのみ

2006-04-15 20:31:41 | Weblog
勉強を怠っていながら、善い大学には行けない、働かずに金持ちにもなれない、苦労を避けて楽なことばかり考えるようでは、社会が認めないし、自分がだめになる。天才とはちょっとしたひらめきと、努力と勉強で、それに伴う、方法と計画性である。これらのことをいかに辛抱ずよく積み重ねた結果が、物事が開花し、成就しえる結果である。一にも努力し、勉強することが、自分の将来を左右する、大事な試練である。

農家の消費税

2006-04-14 21:12:27 | Weblog
2003年から消費税の課税売り上げ額が、3000万円から1000万円以上に改正された。農家にとっては過酷な課税と思う。米の売上が1000万円あっても、JA出荷して消費税が頂けない。消費税の課税は生産者負担になる。米をはじめとして農産物が外国より安い価格で輸入され、所得を拡大しようと規模を拡大すれば、利益があろうが、赤字になろうが、消費税の納税が課せられる。サラリ-マンは年収1000万以上所得があつても課税されない。農家には売上高1000万円以上所得200万円に消費税5%がかかる、また税制改革で消費税の税率が上がれば農家は地獄に突き落として、その上に重石をおかれたようなもので、決して這い上がれない。これが民主国家の現状である。

相手の目線で

2006-04-13 21:50:52 | Weblog
相手が子供であれば、子供と同じ目線で話しかければ、子供は自分の友達に話をするように気楽に話してくれる。大人には想像できない、考えや行動に出くわす、子供だと侮っていられないような素晴らしい発想が反面教師になり、勉強させられる、未知に可能性を秘めて成長する、子供の行く末が頼もしく思われる。社会が悪い、今ごろの子供は親の言うことを聞かない、など言われているが本当は大人が子供の目線で話し合っていなくて、一方的に押し付けているから子供に理解してもらえない、行き違えが大きく影響している。

相手の目線で

2006-04-13 21:46:43 | Weblog
相手が子供であれば、子供と同じ目線で話しかければ、子供は自分の友達に話をするように気楽に話してくれる。大人には想像できない、考えや行動に出くわす、子供だと侮っていられないような素晴らしい発想が反面教師になり、勉強させられる、未知に可能性を秘めて成長する、子供の行く末が頼もしく思われる。社会が悪い、今ごろの子供は親の言うことを聞かない、など言われているが本当は大人が子供の目線で話し合っていなくて、一方的に押し付けているから子供に理解してもらえない、行き違えが大きく影響している。

気象により栽培法を考える

2006-04-12 21:02:04 | Weblog
今年のように曇りや雨の日が多い遺年には、作物全体、軟弱生育、徒長生育、で窒素かたになり、花は咲いても結実しにくい、生育状態になります。積極的に生育促進が必要になります。窒素過多現象には栄養のバランスを早急に正常化に戻すためにはリン酸肥料中心に栽培管理が必要です。また野菜栽培には、地面をビニ-ルで覆うマルチ栽培も水分の過湿を防ぐのに有効です。春野菜の植えつけ時期、色んな要素を考えて。

異常気象に、こぶしの花さかず

2006-04-11 22:33:40 | Weblog
今年は桜の開花が例年より10日ぐらい遅れやっと満開になったが、例年なら桜と一緒に咲くこぶしの花が観られない。海抜130mのわが村には高さ667mの竜王山があり、山陽道久井―三原インタ―から上り方面に600mの山一面がこぶしの自生地で昨年は山一面まるで降雪で埋るぐらい咲き誇っていた。長老がこぶしの花で今年の気象予報に花が咲かない年は天候が不順で水稲の稔りが悪い、不作の年だ、と言っていたが、当たっているように思われる。2月より3月、4月と今年は降雨の日が2―3日おきぐらいにあり、春野菜の植えつけ時期になっても畑が乾かず困っている、昨日から今日にかけ、また大雨どうなっているのか、また予報では2日後に雨、桜もあと2―3日で見納めか。